公開日:2008年1月7日
最終更新日:2017年6月13日

ヒューズが切れるとどうなるか

車室内のヒューズ

Fuse in the Passenger Compartment

カテゴリー : ヒューズ表

Y31シーマおよびY31セドリック・グロリアに適用

HECのヒューズブロック(クラスターリッドD内)
ヒューズリッド裏側に貼ってある配置図
ヒューズブロックリッド裏に貼ってある配置図(Y31シーマ後期)
#1
照明
#2
シフト
ロック
#3
ストップ
ランプ
#4
デフォガ
#5
フューエル
ポンプ
#6
メータ
#7
ピュアトロン・
リアエアコン
#8
フロント
シガライタ
#9
エアコン
加湿器
5A 7.5A 10A 20A 10A 7.5A 15A 15A 7.5A
BAT電源 IG電源 ACC電源
#10
フォグ
ランプ
#11
ルーム
ランプ
#12
ホーン
#13
ST.信号
#14
電子部品
(IG)
#15
エンジン&
トランスミッション
#16
ワイパー
#17
オーディオ
#18・#19
ヒーター.エアコン
15A 7.5A 10A 5A 10A 7.5A 20A 7.5A 15A・15A
BAT電源 ST信号 IG電源 ACC電源
#20
ハザード
ランプ
#21
テールランプ
#22
電子部品
(B)
#23
エアコン
ヒーターシート
#24
エンジン
コントロール
#25
ターン
シグナル
#26
電子部品
(ACC)
#27
ミラー
#28
リア
シガライタ
15A 10A 7.5A 7.5A 15A 10A 5A 10A 20A
BAT電源 IG電源 ACC電源

概要

車室内のヒューズ(ヒューズボックス)は、コンビネーションメーター下のクラスターリッドDの中にあり、ヒューズリッド(ヒューズブロックのフタ)を取り外すと見えます。

ヒューズリッドの裏側には配置図が貼ってあります。

HECの一部分がヒューズボックス(ヒューズブロック)です。
HECとは、Hybrid Electric Control unitの略。
HECは、ヒューズ、リレー、SMJ(Super Multi Junction、スーパーマルチジャンクション)などのジャンクションブロック部と、TCU(Time Control Unit、タイムコントロールユニット)部で構成されています。
HECは、中間ジョイントの削減や、一部の電子ユニットの集合化による回路の信頼性向上を図るために採用されています。

ヒューズ表

ヒューズがどこにつながっているか、ヒューズが切れるとどうなるかなど、判明している範囲で載せています。
基本はY31シーマ後期です。

ヒューズ
No.
名称 アンペア 電源系統 説明
#1 照明 5A BAT電源 ライトスイッチを通った後の電源(ライトスイッチがOFFのときは通電していない)。

下記につながっているため、このヒューズが切れると、下記の照明、ランプ類が点灯しなくなる。
  • グローブボックスランプ
  • パワーウインドメインスイッチのワンタッチイルミネーションランプ
  • オーディオ類のイルミネーションランプ
  • エアコン類のイルミネーションランプ
  • 時計のイルミネーションランプ
  • 灰皿照明
  • シガレットライターソケットのイルミネーションランプ
  • パワーアンテナスイッチのイルミネーションランプ
  • 加湿器のイルミネーションランプ
  • リアデフォッガースイッチのイルミネーションランプ
  • コンビネーションメーターのイルミネーションランプ
  • デジタルメーターの端子No.3
  • ワーニングイルミネーションランプ
電装品のイルミネーション電源はここから取得するのが良い。

※ライトスイッチでテールランプリレーを作動させて電源を供給しているが、そのリレーの電源はヒューズ#21「テールランプ」を通ってくるため 、そのヒューズが切れた場合も上記の症状が現れる。

電流実測値は、ライトスイッチ=スモール位置で0.925A(ただし次の照明はなし→グローブボックス、灰皿、オーディオ類、シガライターソケット、加湿器、リアデフォッガースイッチ)(2012年5月)。
#2 シフトロック 7.5A BAT電源 Y31シーマ前期およびY31セドリック/グロリア前期

このヒューズは未使用。ただしシフトロック採用分は下記参照。
Y31シーマ後期およびY31セドリック/グロリア後期

下記の部位につながっている。
  • シフトロックコントロールユニットの端子No.4
  • キー差込スイッチの端子No.6(Y31シーマ後期型)
このヒューズが切れると、
  • シフトロック がかかったままとなり、A/Tセレクトレバーが「P」の位置から動かせなくなる(手動で解除レバーを操作すれば動かせる)。リバースブザーやキーロック機能は正常。
  • キー抜き忘れ警報が鳴らなくなる。ライト消し忘れ警報は正常。
  • 管理人の愛車は、オーディオの電源が入らなくなる(キー差込検出スイッチを利用しているため)
キー差込スイッチのコードをボディにショートすると、このヒューズが切れる(経験あり)。
#3 ストップランプ 10A BAT電源 下記の部位につながっている。 電源はストップランプスイッチ(ブレーキペダル付近)からストップ・テールランプセンサーを通ってストップランプに供給される。

ヒューズが切れると、
  • ブレーキランプ(ストップランプ)が点灯しなくなる。
  • シフトロックがかかったままとなり、A/Tセレクトレバーが「P」の位置から動かせなくなる(手動で解除レバーを操作すれば動かせる)。
ストップランプスイッチの2次側(端子No.1)は下記がつながっている。 電流実測値は、ブレーキペダルを踏んでいるときに7.05A(標準的なダブル球使用)(2012年5月)。
#4 デフォッガ 20A IG電源 下記の部位につながっている。
  • リアデフォッガーとコンデンサーのプラス側
  • リアデフォッガースイッチのインジケータランプのプラス側
このヒューズに供給される電源は、リアデフォッガーリレーの接点を通ってくる。
キースイッチが「ON」でデフォッガスイッチがONのときに限りヒューズの電源側、負荷側共に12Vとなる。
#5 フューエルポンプ 10A IG電源 Y31シーマ前期、後期およびY31セドリック/グロリア後期

このヒューズは未使用。
フューエルポンプについてはエンジンルームのヒューズ#39を参照。

ヒューズリッド裏側に貼ってある配置図には何も書いていないが、ここからIG電源を取り出せる。
Y31セドリック/グロリア前期

VG20E、VG30E、VG20DETおよび営業車(E-MJY31型、E-NJY31型、Q-UJY31型)はフューエルポンプリレーにつながっている。
#6 メーター 7.5A IG電源 下記の部位につながっている。
  • 排気温度警告灯
  • タコメーター
  • スピードメーターのIGN端子
  • 燃料計(フューエルメーター)
  • 水温計(テンプメーター)
  • ブレーキ警告灯のプラス側
  • 充電警告灯(チャージランプ)のプラス側
  • OD OFF表示灯のプラス側
  • 燃料残量警告灯のプラス側
  • 半ドア警告灯のプラス側
  • 車高インジケーター(車高切換表示等)のプラス側(エアサス車)
  • アンチロックブレーキシステム警告灯のプラス側(4WAS装着車)
  • ヘッドランプ警告灯/ストップテールランプ警告灯(球切れ警告灯)のプラス側
  • バルブチェックリレーのコイルのプラス側
  • インヒビタースイッチ(このスイッチ経由でさらに各部につながっている)
  • シフトロックコントロールユニットの端子No.6
  • A/Tモードスイッチの端子No.2(Y31シーマ前期、Y31セドグロ前期)
  • A/Tモードスイッチの端子No.6(Y31シーマ後期、Y31セドグロ後期)
  • デジタルメーターの端子No.d1-9(デジパネ装着車)
  • M/T車用リバースランプ スイッチ(Y31セドグロ)
このヒューズが切れると、
  • ブレーキを踏んでもシフトロックが解除しなくなる。
  • アイドリングはやや正常だがアクセルを踏んでも回転数が上がらず走行できなくなる。
  • メーターや警告灯が作動・点灯しなくなる。
  • OD-OFFインジケータランプが点かなくなる。
  • A/TモードスイッチをPOWERやSNOWに切り替えてもA/Tコントロールユニットには入力されなくなる("P"や"S"は点灯しない) (Y31シーマ前期、Y31セドグロ前期)。
  • A/Tモードスイッチを"POWER"にしても"P"は点灯しない(A/Tコントロールユニットには入力される) (Y31シーマ後期、Y31セドグロ後期)。
  • 車速約100km/h以上でヒューズが切れると指針が180km/h側に引っ張られることがある。
  • バックランプが点灯しなくなる。バックランプ(後退灯)のワット数を増やすとヒューズが切れる ことがある。
このように予想外の影響が出るので原因を見つけづらい。
愛車は2回切れたことがあるので10Aにアップしていたことがある。

ヒューズが切れたときの症状を利用すると、リモートエンジンスタートでのアイドリング中(暖機中)の簡易車両盗難防止に使える(そんなことしなくてもキーがなければハンドルロックするか)。
#7 ピュアトロン・ リアエアコン 15A ACC電源 空気清浄機。下記につながっている 電流実測値は、ピュアトロンOFF:0.00A、「弱」:0.75A、「強」:1.4A(2012年5月)。
#8 フロントシガライタ 15A ACC電源 フロントシガライタソケットのプラス側につながっている。

愛車補助バッテリーからこのヒューズの負荷側に電源を供給し、フロントシガライタソケットから補助バッテリーを使えるようにしている。メインバッテリーとは分離している。
#9 エアコン加湿器 7.5A ACC電源 Y31シーマ前期

このヒューズは未使用。

加湿器エアコンリレー、エアコンコンプレッサーのマグネットクラッチについてはヒューズ#23を参照。
Y31セドリック/グロリア前期

下記の部位につながっている。 エアコンリレー作動中はコンプレッサーのマグネットクラッチとつながる。

このヒューズが切れると、
  • エアコンスイッチをONにしてもエアコンリレーが作動しない。
  • エアコンコンプレッサーのマグネットクラッチが作動しなくなるため、冷風が出なくなる(送風のみとなる)。
エアコンの表示は正常で操作もできる。
Y31シーマ後期およびY31セドリック/グロリア後期

加湿器用のACC電源。
加湿器メインハーネスコネクタと加湿器サブハーネスを通って加湿器へ供給される。
このヒューズが切れると加湿器が動かなくなる。

加湿器メインハーネスコネクタはオーディオを取り外した奥にある。

このヒューズは加湿器にしかつながっていない。
加湿器を搭載していない場合は、ACC電源として他の用途に使える。
#10 フォグランプ 15A
(20A)
BAT電源 ヒューズが切れるとフォグランプが点灯しなくなる。スモールランプやテールランプには影響なし。

フォグランプをHID化(リレーハーネスを使わずにフォグランプのコネクタから電源を取得するタイ プ)したら20A以上のヒューズに交換しないと、15Aでは切れる。

電流実測値は、7.1A(ベロフHID使用。点灯直後は瞬間的に20Aくらいになり、徐々に電流が減った後、安定する。2012年5月)
#11 ルームランプ 7.5A BAT電源 このヒューズが切れると、下記の照明、ランプ類が点灯しなくなる。
  • キースイッチ照明
  • エントリーキー照明
  • スポットランプ(マップランプ)(左右)
  • リアパーソナルランプ(左右)
  • ルームランプ
  • トランクルームランプ
  • ステップランプ(前後左右)
  • カードコントロールユニットのブザー(カードエントリーシステム付車のみ)
その他、ヒューズが切れると、
  • エンジンをかけたときにルームランプなどを点けようとすると「半ドア警告灯」が点灯する。 このときルームランプをLEDに交換してある場合はルームランプ は点灯する可能性がある(ただしステップランプと半ドア警告灯が共にノーマル電球であること)。
  • マルチAVシステムの電源がONにならなくなる。すでに電源がONになっているときはONのままとなる。
  • マルチAVシステムのCDオートチェンジャーにもつながっているため、CDが使えなくなる。
愛車補助バッテリーからこのヒューズの負荷側に電源を供給してルームランプを点灯させている。メインバッテリーとは分離している。
長時間ドアを開けてピット作業する時は、このヒューズを抜いておくと、無駄な消費を抑えられる。
#12 ホーン 10A BAT電源 下記の部位につながっている。
  • ホーンリレーの接点とコイルのプラス側
ホーンリレーの接点の出力側はホーン(Lo、Hi)がつながっている。
ホーンリレーのコイルのマイナス側はステアリングホイールスイッチの端子No.8(非回転式)、端子No.70(回転式)につながっている。

このヒューズが切れると、
  • ホーンが鳴らなくなる。
  • ステアリングホイールスイッチが利かなくなる。
#13 ST.信号 5A ST電源 キースイッチが「START」のときに12V。

ヒューズが切れてもエンジンは一応始動できるが、エンジン停止から時間がたっていると始動しにくくなるようだ(アクセルを踏みながらだと始動できることもある)。
ECCSの自己診断結果の記憶消去用に使われる信号。ECCSはキースイッチが「START」になった回数をカウントして50回未満を記憶、それ以上を順次消去している。

下記の部位につながっている。
  • ECCSコントロールユニットの端子No.9(Y31シーマ前期型、Y31セドリック・グロリア前期型)
  • ECCSコントロールユニットの端子No.43(Y31シーマ後期型 、Y31セドリック・グロリア後期型)
  • 排気温度センサーのスイッチングモジュールの端子No.193(Y31シーマ前期型、Y31セドリック・グロリア前期型(RD28を除く))
#14 電子部品(IG) 10A IG電源 このヒューズが切れると、
  • 「ANTI-LOCK(アンチロックブレーキシステム)警告灯」が点灯する。
  • パワーシートが動かなくなる。
  • キー抜き忘れ警告チャイム兼100km/hスピード超過警告チャイム(ポーンポーン音)が鳴る。
  • EPSコントロールユニットに電源が供給されなくなるので、適切な操舵力が確保できなくなる。
  • エアコンが作動しなくなる(オートアンプが停電する)。
  • オートライトコントロールユニットにもつながっているので、おそらくオートライト システムが作動しなくなる。
  • 電動ガラスサンルーフが動かなくなる。
#15 エンジン&トランスミッション 7.5A IG電源 下記の部位につながっている。 一例として、マフラーコントロールユニットコネクタ(愛車では車速感知式マフラーコントロールユニットコネクタ)の端子No.2(IG電源)がボディと短絡するとこのヒューズが切れる。

ヒューズが切れていてもエンジンは始動できる。
A/Tモードスイッチを"POWER"にしても"P"は点灯しない(A/Tコントロールユニットには入力される) (前期型)。
A/TモードスイッチをPOWERやSNOWに切り替えてもA/Tコントロールユニットには入力されなくなる("P"や"S"は点灯しない) (後期型)。

ヒューズが切れるとアクセルを踏んでもノロノロとしか走れなくなる。この症状を利用すると、リモートエンジンスタートでのアイドリング中(暖機中)の車両盗難防止などに使える。
#16 ワイパー 20A ACC電源 下記の部位につながっている。
  • ワイパーアンプの端子No.5
  • ワイパーモーター
  • ウオッシャーモーターのプラス側
  • ウオッシャーモーター(ユマクレス)のプラス側
  • 雨滴センサー(雨滴感知付のみ)
#17 オーディオ 7.5A ACC電源 下記の部位につながっている。 ヒューズを抜いて負荷側に補助バッテリーを接続すると、キーがなくてもマルチAVシステムが使えるようになる。ただし、ステアリングに付いているホイールスイッチは利かない。また時計は点いたままとなる。ECON-ACCかどうかは未確認。
#18・#19 ヒーター・エアコン 15A・15A ACC電源 ヒューズは2本あり、並列に接続されている。
ACCリレー2を通ってくる。
ヒューズが切れてもエアコンの表示は正常。

下記の部位につながっている。 電流実測値は、下表の通り(2012年5月)。
ヒューズ#18 ヒューズ#19 合計
風量1 1.4A 2.0A 3.4A
風量2 3.3A 4.7A 8.0A
風量3 6.0A 8.6A 14.6A
#20 ハザードランプ 15A BAT電源 ハザードスイッチ(4ウェイスイッチ)につながっている。
ハザードスイッチ経由でフラッシャーユニットにつながっているため、このヒューズが切れるとハザードが点灯しなくなる (ウインカーは正常に作動する)。

ヒューズを抜いて負荷側に補助バッテリーの電源を供給すると、メインバッテリーのあがりを気にすることなく 長時間ハザードランプを点けておける。

電流実測値は、最大約11A、平均?約8.3A(標準的な電球使用。2012年5月)
#21 テールランプ 10A(15A) BAT電源 下記の部位につながっている。 テールランプリレーの接点から先は下記の部位につながっている。 ヒューズが切れると 、テールランプリレーが作動しなくなるため、リレーにつながっている負荷に影響が出る。
ヒューズ#1「照明」もリレーにつながっているため、そのヒューズにつながっている負荷にも影響が出る。
このようにヒューズ#21「テールランプ」が切れるだけで様々なところに影響が出る。
例えば、メーターの照明が点灯しなくなったり、オートライトの誤作動 (ハイ側が点灯するなど)、スモールランプの不点灯などで、テールランプ以外にも影響が出るので誤動作や非点灯の原因を見つけにくい。
フォグランプスイッチのイルミネーション用電源がボディとショートするとこのヒューズが切れる。

※管理人の愛車は15Aにアップしている。

電流実測値は、ライトスイッチ=スモール位置で3.5A(標準的な電球使用。2012年5月)
#22 電子部品(B) 7.5A BAT電源 下記の部位につながっている。 このヒューズが切れると、
  • 時計が表示しなくなる(キースイッチを「Acc」にすると暗く表示される)。
  • 時計が1:00にリセットされる(時刻を設定してもキースイッチを「OFF」にすると1:00に戻る。ヒューズを正常なものに交換した場合は、そのときから時計のカウントを始める)。
  • コンビネーションメーターのイルミネーションの明るさ設定が最大光量にリセットされる(イルミネーションコントロールスイッチで明るさを設定してもキースイッチを「OFF」にするとリセットされる)。
  • エアコンの操作モジュール(オートアンプ)が表示しなくなる(表示しないだけでエアコンは作動する。表示するオートアンプもある?ガラスエポキシ基板が使われている改良版と思われるオートアンプは表示する)。
  • 主にメモリーバックアップ用電源のヒューズなので切れても走行に支障はない。走行中に切れても気付かないかもしれない。キースイッチを一旦OFFにしてから再始動したときに症状が現れる。
#23 エアコン
ヒーターシート
7.5A IG電源 Y31セドリック/グロリア前期

ヒーターシートのみ。

エアコンリレーやマグネットクラッチについてはヒューズ#9を参照。
Y31シーマ前期

下記の部位につながっている。 このヒューズが切れると、
  • エアコンスイッチをONにしてもエアコンリレーが作動しない。エアコンの表示は正常で操作もできる。
  • エアコンコンプレッサーのマグネットクラッチが作動しなくなるため、冷風が出なくなる(送風のみとなる)。
  • シートヒーターのスイッチを入れてもLEDが点灯せず、シートも暖まらなくなる (シートヒーター装着車)。
  • 加湿器が動かなくなる。
Y31シーマ後期およびY31セドリック/グロリア後期

下記の部位につながっている。 このヒューズが切れると、
  • エアコンスイッチをONにしてもエアコンリレーが作動しない。エアコンの表示は正常で操作もできる。
  • エアコンコンプレッサーのマグネットクラッチが作動しなくなるため、冷風が出なくなる(送風のみとなる)。
  • シートヒーターのスイッチを入れてもLEDが点灯せず、シートも暖まらなくなる (シートヒーター装着車)。
#24 エンジンコントロール 15A IG電源 ヒューズが切れると1~2秒後にエンストする。

下記の部位につながっている。
  • フューエルポンプリレーのコイルのプラス側
  • O2センサー
  • ラジエータファンモーターリレーのコイルのプラス側(VG30DETのみ)
#25 ターンシグナル 10A IG電源 下記の部位につながっている。 電流実測値は、ウインカー片側点滅時、約4.7A(管理人の愛車の場合、コーナリングランプ残照装置でコーナリングランプのみ点灯中は最大0.33A。コーナリングランプはLED使用。2012年5月)。
#26 電子部品(ACC) 5A ACC電源 下記の部位につながっている。
#27 ミラー 10A ACC電源 下記の部位につながっている。
#28 リアシガライタ 20A ACC電源 リアシガライタソケット(左右)のプラス側につながっている。

リアシガライタソケットで補助バッテリーを使えるようにするには、負荷側に補助バッテリーを接続する。元々のヒューズは抜くことでメインバッテリーとは分離できる。

※電流実測値は、クランプメーターSK-7831で計測しました。