端子 No. |
名称 |
コード |
電圧 |
内容 |
色 |
帯 |
太さ |
7 |
温度▲信号入力 |
赤 |
白2/青1 |
中 |
4.5V/アース |
設定温度を上げるための外部信号入力。
以下の端子につながっていて、オートアンプの外からコントロールする場合に用いる。
この端子をアースするたびに、設定温度が上がる。
・ステアリングホイールスイッチ受信ユニットの端子No.14につながっている(ステアリングにエアコンのスイッチがある車両のみ)
・インストエアコンスイッチの端子No.8につながっている(インストエアコンスイッチがある車両のみ。エアサス車にはない)
ステアリングホイールスイッチを押しっぱなしの状態では、オートアンプ(エアコン)の電源は入らない(確認済)。 |
エアコンカット信号入力 |
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Y31セドリック・グロリアのVG系またはRD28のみ。
Y31シーマのエアコンカット信号入力は端子No.20。 |
9 |
イルミネーション電源 |
茶 |
白2/- |
中 |
12V/0V |
ライトスイッチをONにしたときに12V。
バッテリー→車室内のヒューズ#21(テールランプ)→ライトスイッチ→車室内のヒューズ#1(照明)を通ってくる。
イルミネーション電源が12Vのときは、各スイッチの文字の照明(1ヶ約20Ω、約100mA)が点灯する。また、蛍光表示管の明るさが半減する。
このアースは端子No.32。
イルミ電球の消費電流(消費電力)の1個あたりの実測値
・12.0V時、95mA(1.14W)→4個の場合は、380mA(4.56W)
・13.5V時、103mA(1.39W)→4個の場合は、412mA(5.56W)
ただし個体差あり参考程度に。
愛車はLED化して4個で100mA以下となった。
※イルミ球のサイズはT4.2型。
※オートアンプ左端の「後席エアコン」のイルミネーションは端子No.F2。 |
16 |
センサー共通端子 |
灰 |
-/- |
中 |
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下記センサーの端子につながっている。
・エアミックスドアアクチュエーターの端子No.3
・水温センサーの端子No.1
・吸込温度センサーの端子No.1
・日射センサーの端子No.1
・内気センサーの端子No.1
・外気センサーの端子No.1 |
20 |
エアコンカット信号 |
赤 |
白2/- |
中 |
約5V/0V |
Y31シーマの前期型はECCSコントロールユニットの端子No.114につながっている。
Y31シーマの後期型はECCSコントロールユニットの端子No.6につながっている。
通常はエアコンの電源ON/OFFに関係なく約5V
エアコンカット時は0V
強制的に0V(アース)しても変化なし。
Y31シーマの後期型は未使用。コードは端子につながっている。ECCSコントロールユニットからの信号は受けるが、オートアンプは何もしていない(エアコンカット制御はECCSコントロールユニットが直接行っているため)。
このため、Y31シーマ後期型にてこのコードが断線しても異常は見られない。このときのコード側は0V。この状態で、テスターのプラス棒をコード側、マイナス棒をボディーアース側につないで抵抗を測ったら200Ω。その逆は∞Ωだった。
Y31セドリック・グロリアのは端子No.7または端子No.23。 |
21 |
温度▼信号入力 |
灰 |
青2/- |
中 |
4.5V/アース |
設定温度を下げるための外部信号入力。
以下の端子につながっていて、オートアンプの外からコントロールする場合に用いる。
この端子をアースするたびに、設定温度が下がる。
・ステアリングホイールスイッチ受信ユニットの端子No.15につながっている(ステアリングにエアコンのスイッチがある車両のみ)
・インストエアコンスイッチの端子No.9につながっている(インストエアコンスイッチがある車両のみ。エアサス車にはない)
ステアリングホイールスイッチを押しっぱなしの状態では、オートアンプ(エアコン)の電源は入らない(確認済)。 |
IT ON信号入力 |
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Y31セドリック・グロリアのみ。
リア用のエアコンITアンプの端子No.2につながっている。 |
24 |
インテークドアアクチュエーターの位置検出スイッチ2 |
赤 |
-/- |
中 |
|
インテークドアアクチュエーターの端子No.2(位置検出スイッチ)につながっている。 |
25 |
インテークドアアクチュエーターの位置検出スイッチ3 |
桃 |
黒2/- |
中 |
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インテークドアアクチュエーターの端子No.3(位置検出スイッチ)につながっている。 |
26 |
インテークドアアクチュエーターの位置検出スイッチ4 |
橙 |
黒2/- |
中 |
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インテークドアアクチュエーターの端子No.4(位置検出スイッチ)につながっている。 |
27 |
エアミックスドアアクチュエーター |
茶 |
白2/- |
中 |
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エアミックスドアアクチュエーターの端子No.2、およびエアコンITアンプの端子No.25につながっている。 |
28 |
エアミックスドアアクチュエーター |
紫 |
-/茶1 |
中 |
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エアミックスドアアクチュエーターの端子No.1につながっている。 |
30 |
外気センサー入力 |
紫 |
-/- |
中 |
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外気センサーの端子No.2につながっている。
外気センサーは、車外の気温を抵抗値に変換する装置で、オートアンプでは、その抵抗値を電圧値に変換して入力している。
外気温が高いと抵抗値が小さくなる。 |
31 |
水温センサー入力 |
赤 |
白2/- |
中 |
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水温センサーの端子No.2につながっている。
水温センサーは、エンジン冷却水温を抵抗値に変換する装置で、オートアンプでは、その抵抗値を電圧値に変換して入力している。
水温が高いと抵抗値が小さくなる。
このコードが断線すると、エアコンの自己診断機能のステップ2で"23"が表示される。 |
32 |
アース |
黒 |
-/- |
中 |
0V |
常に0V。
端子No.8もアースだが、オートアンプ内部では、端子No.8と端子No.32はつながっていない(ハーネス側でつながってる)。 |
33 |
吸込温度センサー入力 |
緑 |
白2/- |
中 |
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吸込温度センサーの端子No.2、および、エアコンITアンプの端子No.23につながっている。
吸込温度センサーは、エバポレータ通過後のヒーターユニットに流れ込む空気温度を抵抗値に変換する装置で、オートアンプでは、その抵抗値を電圧値に変換して入力している。
吸込温度が高いと抵抗値が小さくなる。
このコードが断線すると、設定温度を18℃にしても、あまり冷たい風が出てこなくなる(確認済み)。 |
35 |
日射センサー入力 |
橙 |
-/- |
中 |
約5V~2V |
日射センサーの端子No.2につながっている。
日射センサーは、日射を電流値に変換する装置で、オートアンプでは、その電流値を電圧値に変換して入力している。
日射量が多いと電圧値が低くなる。 |
36 |
内気センサー入力 |
橙 |
青2/- |
中 |
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内気センサーの端子No.2につながっている。
内気センサーは、車内の空気の温度を抵抗値に変換する装置で、オートアンプでは、その抵抗値を電圧値に変換して入力している。
内気温が高いと抵抗値が小さくなる。
このコードが断線すると、エアコンの自己診断機能のステップ2で"22"が表示される。また断線によって抵抗値が高くなるため、車室内温度が最も低い温度だと認識される。
このため、オートでは足元の吹き出し口から温風が吹き出す。設定温度を最低から最高まで変化させてもこの状態は変わらない(確認済み)。 |