初代シーマに乗ろう サイトマップ

ホーム > ヒューズ表 > 機器に組み込まれているヒューズ

公開日:2011年1月14日
最終更新日:2014年7月19日

ヒューズが切れるとどうなるか

機器に組み込まれているヒューズ
Equipment Built-in Fuse
ヒューズ表

Y31シーマおよびY31セドリック・グロリアに適用


「機器に組み込まれているヒューズ」は、各ユニットに取り付けられているヒューズのことです(切れても走行に支障のないユニットにしか組み込まれていないようです)。
こんなところにもヒューズがあるということだけでも覚えておくと良いでしょう。


ヒューズ表

各ユニットのヒューズが切れるとどうなるかなど、判明している範囲で載せています。
基本はY31シーマ(後期型)です。

ユニット名 アンペア 説明

CRTディスプレイ
マルチAVシステム

5A CRTディスプレイの後ろ側にあるヒューズ。

このヒューズが切れると、マルチAVシステムの画面が何も表示されなくなる。
画面が表示されない以外は正常で、音声は出てボタン操作もできる。

普通、ブラウン管は電源ON/OFF時にパチパチと多くの静電気が発生するが、それがない時はこのヒューズが切れている可能性がある(静電気の有無は画面に紙片やビニールを近づけてみるとわかりやすい)。

ヒューズが切れる原因として考えられるのは、電源投入時の過電流、ブラウン管後ろや基板へのホコリやススの付着による異常な電流(ブラウン管の静電気で付着しやすい)、基板の電解コンデンサーの寿命など。

ヒューズを新しいものに交換してもすぐに切れる場合は、一度ブラウン管の後ろや基板を掃除してみて、可能なら電解コンデンサーなどの電子部品を新しいものに交換してみると良い。


マルチAVシステムのCRTディスプレイ


CRTディスプレイの後ろ側


ヒューズは5A
 

AVコントロールユニットマルチAVシステム

10A

AVコントロールユニットの外側にあるヒューズ。

このヒューズが切れるとどうなるかは記録に残っていないが、おそらく
マルチAVシステムのすべてが使えなくなると思われる。


AVコントロールユニット(トランクルーム中)


ヒューズは10A
 

AVコントロールユニット
マルチAVシステム

3A

AVコントロールユニットの中にあるヒューズ。

このヒューズが切れるとどうなるかは調べていないが、おそらく
マルチAVシステムのすべてが使えなくなると思われる。


AVコントロールユニット内部


ヒューズは3A
 

カセットデッキ
マルチAVシステム

3A カセットデッキの中にあるヒューズ。

このヒューズが切れるとどうなるかは調べていないが、おそらくカセットデッキのすべてが使えなくなると思われる。


カセットデッキ


ヒューズは3A
 

A/Pファンリレー

5A A/P(ピュアトロン=空気清浄器)のA/Pファンリレーにつながっているヒューズ。

A/Pファンリレーと、このヒューズはトランク内にある。


A/Pファンリレーはトランクルームのこの位置にある


A/Pファンリレーのヒューズは5A


このヒューズが切れると、A/P風量スイッチを「弱」か「強」にしたときに「弱インジケーターランプ」と「強インジケーターランプ」が同時に点き、ファンは回らない。


ヒューズが切れるとA/P風量インジケーターが同時に点く。OFF時は両方消える


※このヒューズは配線の途中にあるヒューズだが日産発行の配線図集には載っていない。
※配線図集にはA/PファンリレーをスラッシュなしのAPファンリレーと書いてあるものもあるが、ここではA/Pファンリレーに統一した。

リア アンプ

7.5A リア パーセルシェルフ右側のスピーカーに備え付けのアンプのヒューズ。
ヒューズの位置はリア アンプのコネクタ横。
Y31シーマの場合、マルチAVシステムとJBLオプションを除くスピーカーが6個付いているタイプII系に存在する。
Y31セドリック/グロリアの場合は、JBLオプションを除くスピーカーが6個付いているブロアムVIPに存在する。

 

関連ページ

ヒューズ表エンジンルーム内のヒューズ
ヒューズ表サーキットブレーカー
ヒューズ表 ヒュージブルリンク(75A)
ヒューズ表車室内のヒューズ


ホーム | サイトマップ | このサイトについて | ご利用条件 | プライバシーポリシー
© 2004-2019 初代シーマに乗ろう実行委員会