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公開日:2004年12月28日
最終更新日:2015年1月27日

潤いを与えてくれます

加湿器
Warm Mist Humidifier
(基本資料)

Y31シーマのタイプII-Sを除く全車にオプション
Y31セドリック・グロリアのSV系、ブロアム系、VIP系にオプション

(Y31シーマの取説、Y31セドリック・グロリアの資料から引用しました)
(一部、黒いジーマさんから情報提供)
 

暖房、冷房による車内の空気の乾燥を加湿することにより、潤いのある空間をつくります。

モイスチャーコントロール(Moisture Control)とも呼びます。
 



外観


仕様

メーカー 日立
霧化能力 5〜150cc/h
消費電力(消費電流) 22W(約2A)
タンク容量 約400cc
材質 本体 抗菌剤入りPP、PE
タンク 抗菌剤入りABS
付属品 ブラシ、スポイト




内外配線図



※Y31シーマ前期の電源はヒューズ#23

サブハーネスは27580-15V00 1070円





白いコネクタはメインハーネスとサブハーネスの中間コネクタ
(左側はメインハーネスコネクタ、右側はサブハーネスコネクタ)
(なべやさんの加湿器より)



構造

 

作動説明

1.電源スイッチを「ON」にすると、発振器が交流を発生し、発振子部に超音波振動を起こさせます。

2.この超音波振動によって水を振動させ、細かい水粒子の水柱を形成させます。

3.水粒子は、ファンの起こす風により運ばれ、吹出グリルから霧状になって吹き出します。


保護装置

●水位センサー

水位が発振子部の上10mmのところまで減ると、発振器およびファンが自動停止し、給水ランプが点灯します。

●凍結センサー

水位センサーが凍結センサーを兼ねています。水が凍結すると、電気抵抗値が∞(無限大)になることを利用していて、凍結を検知すると、発振器およびファンが自動停止し、給水ランプが点灯します。

注:給水ランプが点灯した場合は、その原因を取り除いた後、一度電源スイッチを「OFF」にしないと再作動しません。



使用説明

使い方

1.タンクを外し、水道水を入れます。
2.キャップを閉め、本体にセットします。
3.水が発振子部に行きわたるまで、約20秒間待ちます(2回目以降は必要ありません)。
4.吹出グリルを調整し、霧が希望する方向へ出るようにします。
5.電源スイッチを「ON」にします。
6.加湿量調整ノブを操作し、希望する霧化量になるようにセットします。
7.水がなくなったら、水道水を補給します。

注意しておくこと

1.加湿量調整ノブが「弱」付近の場合、加湿していても霧が見えないことがあります。
2.霧を直接シートに当てると、シートが濡れることがあります。
3.タンクを取り外す時、タンク底のキャップ部から水滴が落ちることがあります。
4.水道水以外は補給しないでください。性能低下や臭いの原因になります。
5.40℃以上の水は補給しないでください。性能低下の原因になります。
6.カビや細菌の発生を防止するため、抗菌剤入りの樹脂を使用していますが、長期間の放置はなるべく避けてください。
7.万一、異臭などが発生したり、油分が入って霧化性能が低下した場合には、タンクおよび本体を分解してよく洗浄してください。
8.フィルターは適宜掃除してください。
9.車両傾斜時、急制動時、急旋回時など、発振子部の水位が変化して、霧化量が変化することがありますが、故障ではありません。
10.作動直後や、温度が低い場合、霧化量が少ないことがありますが、故障ではありません。
11.冷水を補給した場合、使用開始直後は霧化量が少ないことがあります。
12.タンク内の水が凍結すると、発振器およびファンが自動停止し、給水ランプが点灯します。
13.使用中は窓ガラスがくもる場合があります。エアコンを外気導入にして使用してください。
14.本器には凍結センサーが付いていますが、厳しい冷え込みの予想される夜など凍結の恐れがある場合は、タンクおよび本体内の水を抜き取っておいてください。
15.万一、凍結したときに解氷する場合、熱湯は使わないでください。熱湯、薬品、洗剤などが混入すると故障の原因となります。
16.吹出口から給水したり、異物を入れたりしないでください。



分解図






 

サブハーネスがない場合の接続例

オーディオの後ろにある加湿器メインハーネスコネクタまで配線します。

または下記の車室内のヒューズから電源を取り出します。


※これはY31シーマ後期の車室内ヒューズ配置図。
※Y31シーマ前期の場合はヒューズ#23から取得することになっています。



関連ページ

コネクタ表 〜 加湿器メインハーネスコネクタ

ヒューズ表車室内のヒューズ

 

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