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公開日:2004年8月9日
最終更新日:2011年8月1日

明るさの変化も見ています

オートライトシステム
Autolight System
(基本資料)

Y31シーマおよび
Y31セドリック・グロリアのオートライトシステム装備車に適用



愛車HID導入にともないオートライトを撤去しました。


仕様


1.車外の明るさに応じて自動的にスモールランプ類やヘッドランプを点灯・消灯する。
2.車外の明るさがゆっくり変化したときと、急に変化したときで、ディレー機能を働かせたり、その機能をキャンセルさせたりする。
3.ライトスイッチが「AUTO」のとき、エンジンを止めても点灯している場合は、キースイッチを「OFF」にして運転席ドアを開けると消灯する(ランプ消灯装置)
4.エンジンを止めたら強制的に消灯させ、点いたままになるのを防ぐ(オートライトコントローラ(追加装備))。



適用車種

■Y31シーマに標準装備
■Y31セドリック/グロリアのVIP、ブロアム、SV系に標準装備



構成図


システム図
 



点灯・消灯条件

スモールランプ類 ヘッドランプ
点灯条件

キースイッチが「ON」、ライトスイッチが「AUTO」で、車外の照度が300ルクス以下のとき。
●フェイルセーフ機能が働いたとき。

 ●キースイッチが「ON」、ライトスイッチが「AUTO」で、車外の照度が70ルクス以下になってから3秒後(ヘッドランプ点灯ディレー機能)。ただし、トンネル進入時などのように車外が急に暗くなった場合は、すぐに点灯(ヘッドランプ点灯ディレーキャンセル機能)。
●フェイルセーフ機能が働いたとき。

消灯条件

キースイッチが「OFF」で、運転席ドアを開けたとき。
●ライトスイッチを「OFF」にしたとき。
●車外の照度が1,000ルクス以上になってから2秒後(スモールランプ消灯ディレー機能)。

キースイッチが「OFF」で、運転席ドアを開けたとき。
●ライトスイッチを「OFF」または「1段」(スモール)にしたとき。
●車外の照度が300ルクス以上になってから3秒後(ヘッドランプ消灯ディレー機能)。ただし、トンネル退出時などのように車外が急に明るくなった場合は、すぐに消灯(ヘッドランプ消灯ディレーキャンセル機能)


※照度の値は参考値です。ここで用いられている照度、ルクス(lx)の大きさは、日中の照度と比べると非常に小さいもので、日中の照度は雲天でも40,000ルクスくらいあります。したがって、ここで述べている照度の差を目視で判別することは不可能です。



ディレー機能

1.スモールランプ消灯ディレー機能

車外の照度が1,000ルクス以上になってから2秒後に、スモールランプが消灯します。ただし、この2秒の間に、照度が300ルクス以下になると、ディレー機能は停止して点灯状態が保持されます。

2.ヘッドランプ点灯ディレー機能

車外の照度が70ルクス以下になってから3秒後に、ヘッドランプが点灯します。ただし、この3秒の間に、照度が300ルクス以上になると、ディレー機能は停止して消灯状態が保持されます。

3.ヘッドランプ点灯ディレーキャンセル機能

車外の照度が70ルクス以下になってから3秒の間に、照度がさらに少なくなって30ルクス以下になると、その時点でヘッドランプ点灯ディレー機能は停止してヘッドランプが点灯します。

4.ヘッドランプ消灯ディレー機能

車外の照度が300ルクス以上になってから3秒の間に、ヘッドランプが消灯します。ただし、この3秒の間に、照度が70ルクス以下になると、ディレー機能は停止して点灯状態が保持されます。

5.ヘッドランプ消灯ディレーキャンセル機能

車外の照度が300ルクス以上になってから3秒の間に、照度がさらに大きくなって1,000ルクス以上になると、その時点でヘッドランプ消灯ディレー機能は停止してヘッドランプが消灯されます。



フェイルセーフ機能

光センサーに供給する電源が異常な値となった場合や、光センサーからの出力電圧が異常な値となった場合に、ヘッドランプおよびスモールランプ類を点灯させます。

なお、車外の明るさの変化状況によっては、フェイルセーフ機能が働いてしまうことがあります。フェイルセーフ機能が働いて点灯したままになったときは、ライトスイッチを「AUTO」以外にしてすべての機能を解除した後に、再度「AUTO」にして使用します。



作動表

●照度の変化による作動(キースイッチ=「ON」、ライトスイッチ=「AUTO」)
 



●スイッチの切り換えによる作動(車外の照度が点灯条件を満たしている場合)
 





感度調整

点灯・消灯のタイミングが、好みに合わない場合は、オートライトコントロールユニットの感度調整用ボリュームで調整できます。



追加装備

オートライトは便利な装備なのですが、ターボタイマーを装着しているとエンジンが停止する前に運転席ドアを開けることもあるので、純正ランプ消灯装置の消灯のタイミングを逃すことになり、ライトが点きっぱなしになってしまいます。

愛車では、エンジンが切れたときに強制的に消灯することにして、消し忘れを防止していました。

詳しくはオートライトコントローラ(追加装備)をご覧ください。




おまけ:純正装着バルブ?

走行距離0.8万キロの中古車を買ったので、装着されていたバルブは新車時の標準装着品だと思われます。





 

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