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公開日:2004年7月14日
最終更新日:2013年10月1日

アンサーバックの配線に

ハザード スイッチ
Hazard Switch
(コネクタ表)

Y31シーマおよび
Y31セドリック・グロリア(タクシー仕様車を除く)に適用

前期と後期で仕様が異なります


ハザードスイッチ(Y31シーマ後期) NILES JAPAN 06008


ハザードスイッチ(Y31シーマ前期)
 

 

ハザードスイッチ(Hazard Switch)は、ハザードランプスイッチ(Hazard Lamp Switch)、4ウェイスイッチ(4Way Switch)、4ウェイフラッシャースイッチ(4Way Flashers Switch)とも呼びます。

スイッチを1回押すとハザードが作動し、もう1回押すと元に戻ります。

このスイッチはコンビネーションメーター左にあります。コネクタはスイッチの真裏にあります。

このコネクタを抜くと方向指示器が作動しなくなります。
また、スイッチが完全に戻らず半押し状態(ハザードは作動していない状態)では、方向指示器が作動しなくなります。


周辺回路図

●Y31シーマ(後期)
Y31セドリック・グロリア(後期)


Y31シーマ(後期)の配線図を参考にしたため、Y31セドリック・グロリア(後期)ではコードの色等が異なる可能性があります

●Y31シーマ(前期)
Y31セドリック・グロリア(前期)


Y31セドリック・グロリア(前期)の配線図を参考にしたため、Y31シーマ(前期)ではコードの色等が異なる可能性があります

 

コネクタ表


ハザードスイッチコネクタ(写真はY31シーマ後期)

 

●Y31シーマ(後期)
Y31セドリック・グロリア(後期)

9 8
1 6 5
3 2 4

コネクタ色:白、スイッチ側:黒

●Y31シーマ(前期)
Y31セドリック・グロリア(前期)

9 8
1   5
3 2 4

コネクタ色:白、スイッチ側:黒




●Y31シーマ(後期)
Y31セドリック・グロリア(後期)

端子
No.
名称 コード 電圧 内容
太さ
1 フラッシャーユニットへの電源出力 - 12V/0V スイッチがOFFのとき端子No.2とつながる。

スイッチがONのとき端子No.3とつながる。

通常は0V。

キースイッチが「Acc」以下でもスイッチONで12V。
キースイッチが「ON」のとき12V。

スイッチON、キーONのとき12V。

フラッシャーユニットの端子No.1につながっている。
2 IG電源 紫2 12V/0V

スイッチがOFFのとき端子No.1とつながる。

通常は0V。キースイッチが「Acc」以下のときは0V。
スイッチに関係なくキースイッチがONのとき12V。

車室内のヒューズ#25(ターンシグナル)につながっている。

これはターンシグナル用の電源。

3 BAT電源 青2 12V スイッチがONのとき端子No.1とつながる。

常に12V。

車室内のヒューズ#20(ハザードランプ)につながっている。

これはハザードランプ用の電源。
4 フラッシャーユニットからの電源入力 灰1 5.5V/12V/0V

スイッチがONのとき端子No.5、No.6とつながる。

通常は0V。

キースイッチが「ON」のとき5.5V(エンジン停止時の電圧)。

キーに関係なくスイッチONで12V-OFFの繰り返し。

フラッシャーユニットとターンシグナルスイッチ(共通端子)につながっている。

5 左ウインカーランプ 白/灰2 12V/0V

スイッチがONのとき端子No.4、No.6とつながる。

通常は0V。キースイッチが「ON」でもOFF。
キーに関係なくスイッチONで12V-OFFの繰り返し。

ターンシグナルスイッチ(L)とターンシグナルランプ(左)、ターンシグナルインジケータ(左)につながっている。

ここに12Vをつなぐと、フロント左・リア左・左サイドのウインカーランプとメーター内の左ターンシグナル表示灯が同時に点灯する(点滅させるにはフラッシャーが必要)。

キースイッチが「ON」のときに端子No.4とつなげると、フラッシャーユニットが作動し、左ウインカーランプが点滅する。さらに端子No.6もつなげると、ハザード点滅する。

社外リモコンドアロックのアンサーバック機能でハザードを点灯させる場合は、アンサーバック出力コードをここに接続する(左右独立しているのでそれぞれに接続する)。車両のウインカー回路からリモコンドアロック装置への逆流を防ぐために、ダイオードが必要(リモコンドアロックに内蔵されている場合がある。ドアロッくんVR-1ではコードに付属されている)。

6 右ウインカーランプ 灰2 12V/0V

スイッチがONのとき端子No.4、No.5とつながる。
通常は0V。キースイッチが「ON」でもOFF。
キーに関係なくスイッチONで12V-OFFの繰り返し。

ターンシグナルスイッチ(R)とターンシグナルランプ(右)、ターンシグナルインジケータ(右)につながっている。

ここに12Vをつなぐと、フロント右・リア右・右サイドのウインカーランプとメーター内の右ターンシグナル表示灯が同時に点灯する(点滅させるにはフラッシャーが必要)。

キースイッチが「ON」のときに端子No.4とつなげると、フラッシャーユニットが作動し、右ウインカーランプが点滅する。さらに端子No.5もつなげると、ハザード点滅する。
社外リモコンドアロックのアンサーバック機能でハザードを点灯させる場合は、アンサーバック出力コードをここに接続する (左右独立しているのでそれぞれに接続する)。車両のウインカー回路からリモコンドアロック装置への逆流を防ぐために、ダイオードが必要(リモコンドアロックに内蔵されている場合がある。ドアロッくんVR-1ではコードに付属されている)。

8 イルミネーション(+) 橙/灰1 12V/0V スイッチの照明用電源。

スモールランプやフォグランプをつけたときに12V。
通常は0V。
ハザードスイッチ イルミLED化はこちら
9 イルミネーション(-) - 0V 常に0V。

 

●Y31シーマ(前期)
Y31セドリック・グロリア(前期)

端子
No.
名称 コード 電圧 内容
太さ
1 フラッシャーユニットへの電源出力 - 12V/0V

スイッチがOFFのとき端子No.2とつながる。
スイッチがONのとき端子No.3とつながる。

通常は0V。

キースイッチが「Acc」以下でもスイッチONで12V。

キースイッチが「ON」のとき12V。

スイッチON、キー「ON」のとき12V。

フラッシャーユニットにつながっている。

2 IG電源 12V/0V

スイッチがOFFのとき端子No.1とつながる。

通常は0V。
キースイッチが「Acc」以下のときは0V。
スイッチに関係なく
キースイッチが「ON」のとき12V。

車室内のヒューズ#25(ターンシグナル)につながっている。

これはターンシグナル用の電源。

3 BAT電源 12V

スイッチがONのとき端子No.1とつながる。

常に12V。

車室内のヒューズ#20(ハザードランプ)につながっている。

これはハザードランプ用の電源。

4 フラッシャーユニットのマイナスコントロール出力 - OPEN/0V

スイッチがONのとき端子No.5(アース)とつながる。

通常はOPEN。

フラッシャーユニットの端子No.5につながっている。

5 アース - 0V

常に0V。

スイッチがONのとき端子No.4とつながる。

常に端子No.9とつながっている。

8 イルミネーション(+) 12V/0V

スイッチの照明用電源。
スモールランプやフォグランプをつけたときに12V。
通常は0V。

ハザードスイッチ イルミLED化はこちら

9 イルミネーション(-) - 0V 常に0V。

常に端子No.5とつながっている。


 

アンサーバックの配線

社外リモコンドアロックなどのアンサーバック機能でハザードランプを点滅させるための配線です。

●Y31シーマ(後期)
Y31セドリック・グロリア(後期)

端子No.5と6にアンサーバック出力線を接続します。


アンサーバック出力線(ピンク色)を接続したところ


●Y31シーマ(前期)
Y31セドリック・グロリア(前期)


ハザードランプおよびインジケータの配線がハザードスイッチにつながっていませんので、フラッシャーユニットの端子No.2とNo.3から出ているコードにつなぎます。

フラッシャーユニットは、運転席足元右側(ダッシュサイド右)にあります。



関連ページ

メンテナンス 〜 コンビネーションメーターの外し方
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