公開日:2007年7月19日
最終更新日:2018年1月4日

ECCSの自己診断システム

Self-diagnosis System of the ECCS

カテゴリー : 基本資料

Y31シーマおよびY31セドリック・グロリアに適用

前期型のECCS自己診断システム | 後期型のECCS自己診断システム

概要

ECCSには整備性を向上させるための自己診断システム(ダイアグノーシス システム)が備わっています。
不具合の発生条件、環境、現象などの状況を把握した上でこの自己診断と点検によって不具合系統を絞り込んでいきます。
前期型と後期型でシステムが異なりますのでそれぞれ参照してください。

前期型と後期型の違い

自己診断システム

前期型のECCS自己診断システム

診断モード モードの切り換え 表示
モード1 バックアップ表示モード ECCSコントロールユニットの調整ボリュームで行う。 オイルプレッシャーランプおよびECCSコントロールユニットの赤ランプ、緑ランプで行う。
モード2 空燃比フィードバック表示モード
モード3 通常自己診断表示モード
モード4 スイッチON-OFF診断表示モード
モード5 リアルタイム診断表示モード

後期型のECCS自己診断システム

診断モード モードの切り換え 表示
モード1 故障警報モード 診断コネクタで行う。
または従来どおりECCSコントロールユニットの調整ボリュームで行う。
排気温度警告灯およびECCSコントロールユニットの赤ランプで行う。
モード2 自己診断モード
O2センサーモニターモード
電子システム診断テスターCONSULTによる診断 CONSULTにて行う。 CONSULTにて行う。