概要
スタートスイッチ(スタータースイッチ)、スロットルバルブスイッチ、車速センサーの作動を運転しながらその場で確認できます。
各スイッチおよびセンサーの信号がECCSコントロールユニットに正しく入力されているか診断するモードです。
エンジン運転中、実走行中またはキースイッチ「ON」のときに、スイッチ作動操作(キースイッチ「START」、アクセルON-OFF、車速の上下)を行いながら、その時の信号変化をランプで確認します。
オイルプレッシャーランプも赤ランプに同期して点灯します。
診断項目 | 表示内容 | 表示ランプ |
---|---|---|
キースイッチ「START」信号系統 |
スイッチの状態変化(ON→OFFまたはOFF→ON)を検出し、これをランプの点灯、消灯で状態を表示する。
|
赤ランプ |
スロットルバルブスイッチ信号系統 | ||
車速センサー信号系統 |
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緑ランプ |
診断方法
手順 | 操作 | ランプ表示 | 内容の解説 |
---|---|---|---|
1 | 〔ランプのチェック〕ECCSコントロールユニットの調整ボリュームが左回し状態(ラベルの自己診断以外の位置)にあることを確認し、 キースイッチを「ON」にする(エンジンは停止状態または始動のどちらでもよい)。 |
赤ランプ・緑ランプ点灯 | 球切れおよびECCSコントロールユニットの電源をチェックする。 バックアップシステムが作動中は赤ランプが点滅して警報を行う。 |
2 | 〔モードの切り換え〕調整ボリュームでモード4 - スイッチON/OFF診断表示モードにする。 |
赤ランプ消灯 | モード切換操作を行った時点でのスタータースイッチおよびスロットルバルブスイッチの状態が記憶され、赤ランプが消灯する。 |
3 | 〔スタータースイッチ、スロットルバルブスイッチの診断〕スタータースイッチを「ON」、「OFF」する。アクセルペダルを踏んで離す操作をして2つのスイッチのON→OFFまたはOFF→ON信号を発生させる。 |
信号が切り換わるごとに、赤ランプが消灯→点灯→消灯…と表示が変わる | 2つのスイッチのうちいずれかがON→OFFまたはOFF→ONと切り換わると赤ランプが点灯する。以降スイッチの切り換わりを検出するごとに赤ランプが消灯→点灯…を繰り返す。 |
4 | 〔車速センサーの診断〕クルマを20km/h前後で走行させる。 |
20km/h以上のとき緑ランプ点灯、20km/h以下のとき緑ランプ消灯 |
バックアップ表示モード |
空燃比フィードバック表示モード
通常自己診断表示モード |
スイッチON-OFF診断表示モード
リアルタイム診断表示モード
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