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公開日:2004年6月12日
最終更新日:2011年1月22日

アクセル操作でON/OFFするスイッチ

スロットル バルブ スイッチ
Throttle Bulb Switch
(コネクタ表)

Y31シーマおよびY31セドリック・グロリアに適用


矢印のところにあります

スロットルバルブスイッチとは、アクセルペダルを踏むとスイッチがON/OFFする部品で、アイドルスイッチとフルスロットルスイッチの2つのスイッチが内蔵されています。アクセルペダルの踏み込み量とスロットル開度は連動しますので、スロットル開度に応じて開閉するスイッチであるとも言えます。

このスイッチはアイドル制御やデュアルモードマフラーの制御などに使われます。
 


カットモデル


アイドルスイッチとはアイドル接点とも呼ばれ、アクセルペダルを踏んでいるかどうかを検出するためのスイッチです。検出した結果はエンジンのアイドル制御などに使われます。

アクセルペダル アイドルスイッチ
踏んでいない ON
少しでも踏んでいる OFF

このスイッチは、通常はONになっていて、アクセルペダルをほんの少しでも踏むとOFFになります。これが非常に敏感で、軽く足を乗せているだけで「踏んでいる」と判断されてしまいます

減速時のフューエルカットは、アイドルスイッチがONであること(つまりアクセルペダルを踏んでいないこと)が原則ですから、軽く足を乗せている状態ではフューエルカットは望めません。たかがスイッチですが、燃費には大いに関係ある代物です。


フルスロットルスイッチとは
フル接点とも呼ばれ、アクセルペダルを半分以上踏んでいるかどうかを検出するためのスイッチです。検出した結果はマフラー制御などに使われます。

アクセルペダル フルスロットルスイッチ
1/2以上踏んでいない OFF
1/2以上踏んでいる ON

このスイッチは、通常はOFFになっていて、アクセルペダルを半分以上踏むとONになります。

このほかにアクセルペダルをいっぱいに踏み込むとONになるキックダウンスイッチというものがありますが、スロットルバルブスイッチとは無関係です。

スロットルバルブスイッチはエンジンルームのスロットルチャンバーに取り付けられています(スロットルセンサーと一体型です)。
スロットルバルブスイッチコネクタは、スロットルバルブスイッチに付いています。







カットモデル
 

コネクタ表


スロットルバルブスイッチコネクタ

3
2
1

コネクタ色:

取り付け状態では端子No.3(アイドル接点)が一番上です。

各スイッチの作動はテスターで確認しましたが、
電圧は未確認のため臆測で書いています。

  
端子
No.
名称 コード 電圧 内容
太さ

1

フル接点

12V/0V エンジンがかかっている状態では通常0V。
アクセルペダルを半分以上踏むと端子No.2とつながり、12Vとなる。

2

電源

12V/0V スロットルバルブスイッチ用電源。
キースイッチが「ON」のとき12V。

3

アイドル接点

黄緑

12V/0V 通常は端子No.2とつながっていて12V。
アクセルペダルをほんの少しでも踏むと0V。

 

タッチ回転数

スロットルバルブスイッチは2本の締付ボルトで固定されていますが、安易に緩めないでください。スロットルバルブスイッチの位置がずれると、アイドル接点のタッチ回転数が狂ってしまいます。

タッチ回転数とは、エンジンを十分に暖機した後で、アクセルペダルを踏んだ状態から足を戻していき、アイドルスイッチがONになるときの回転数をいいます。

エンジン仕様 アイドル接点のタッチ回転数
Y31シーマ VG30DET
VG30DE
900±50rpm
Y31セドリック・グロリア VG20DET 880±150rpm
VG30ET
VG30E
VG20E
850±150rpm

  

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