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公開日:2011年11月28日
最終更新日:2014年8月15日

スイッチとハーネスは分離できません

インヒビター スイッチ コネクタ
Inhibitor Switch Connector
(コネクタ表)

Y31シーマ、Y31セドリック・グロリアに適用


エンジンルームのコネクタブロック(ジャンクションブラケット)を横倒しにしたところ



コネクタブロックはエンジンルームのヒューズボックスとバッテリーの間にある
(コネクタブロックはジャンクションブラケットとも呼ぶ)


 

コネクタ表

コネクタはエンジンルームのヒューズボックス前方のコネクタブロック下方にあります。

コネクタはブロックの両側から差し込まれていて、エンジン側を「1次側」、フェンダー側を「2次側」と呼びます。

「1次側」のコードをたどっていくとインヒビタースイッチにたどり着きます(途中にコネクタはありません)。

1次側コネクタからインヒビタースイッチまでのコードの長さは1350mmです。
 


エンジンルームのコネクタブロックを横倒しにしたところ
(エンジン側が1次側)

2 1
    
6 5 4 3
× 9 8 7

↑コネクタの1次側をコード側から見たところ


インヒビタースイッチ コネクタ(1次側)







エンジンルームのコネクタブロックを横倒しにしたところ
(フェンダー側が2次側)
 

166 165
    
× 605 606 607
604 603 602 600

↑コネクタの2次側をコード側から見たところ
(コネクタ色:2P、8Pどちらも灰色)
(2Pコネクタのメーカー:YAZAKI 品番:X02FW 矢崎7223-6224-40)

※注意: 同じ端子でもコネクタの1次側と2次側でコードの色が異なります。
※「対応する接点」は表下の画像を参考にして下さい。

端子No. 名称 コード 電圧 内容 対応する接点
コネクタ1次側 コネクタ2次側 コネクタ
1次側
コネクタ
2次側
太さ 太さ
1 165 P、N -/- 12V/0V START電源。

キースイッチにつながっている。

キースイッチを「START」の位置に回したときに電圧が12Vになる。
P/Nポジションスイッチ

A/Tセレクトレバーを「P」か「N」の位置にしているときに端子No.1と2とつながる。

電流は端子No.1から2へ流れる(電流値は実測で2.4A(プッシュスタートスイッチの回路にて測定)。
後日、クランプメーターで測ると8〜9Aあった(インヒビタースイッチジャンパー線の回路にて測定)。
インヒビタースイッチを介さずにジャンパー線を使ってクランプメーターで測ったら9〜13Aあった。

このスイッチはエンジン始動時に使われる。

このスイッチの接触が悪くなるとエンジンがかからなくなる(スターターモーターがカチッと音がするだけで回らない症状が起こる)。このときの電流は22A(クランプメーターでインヒビタースイッチジャンパー線の回路にて測定)。

備考1:Y31セドリック/グロリアのM/T車はSTART電源とスターターモーターのS端子は直結されている。
備考2:A/TからM/T化する場合はコネクタ2次側で短絡する。
a、a'
2 166 -/- 12V/0V スターターモーター(S端子)。 b、b'
3 600 共通端子 -/- - 12V/0V
IG電源(キースイッチを「ON」の位置に回したときに電圧が12Vになる)。

端子No.4〜9の電源側の共通端子。

運転席のヒューズ#6を通ってくる。
d、d'
4 602
 
1 -/- 12V/0V 1ポジションスイッチ。

A/Tセレクトレバーを「1」の位置にしているときに端子No.3とつながる。
i
62K Y31セドリック/グロリアの5速A/T車の場合は、2ポジションスイッチ。

A/Tセレクトレバーを「2」の位置にしているときに端子No.3とつながる。
5 603 2 -/- - 12V/0V 2ポジションスイッチ。

A/Tセレクトレバーを「2」の位置にしているときに端子No.3とつながる。
h
Y31セドリック/グロリアの5速A/T車の場合は、3ポジションスイッチ。

A/Tセレクトレバーを「3」の位置にしているときに端子No.3とつながる。
6 604 D -/- - 12V/0V Dポジションスイッチ。

A/Tセレクトレバーを「D」の位置にしているときに端子No.3とつながる。
g、g'
7 607 P -/- 12V/0V Pポジションスイッチ。

A/Tセレクトレバーを「P」の位置にしているときに端子No.3とつながる。

端子No.1と2のP/Nポジションスイッチとは別系統のスイッチ。
c
8 606 R -/- 12V/0V Rポジションスイッチ。

A/Tセレクトレバーを「R」の位置にしているときに端子No.3とつながる。
e
9 605 N -/- 12V/0V Nポジションスイッチ。

A/Tセレクトレバーを「N」の位置にしているときに端子No.3とつながる。

端子No.1と2のP/Nポジションスイッチとは別系統のスイッチ。
f

 


インヒビタースイッチの接点の様子
(点線は裏側でつながっていることを示している)
(コネクタの端子No.との対応は上記のコネクタ表の「対応する接点」を参照のこと)
(g' は接点としては使われない)
(コードは裏側でハンダ付けされている)


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