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公開日:2012年9月26日
最終更新日:2012年10月28日


良くなったのは一時的でした

インヒビター スイッチの接点入れ替え
(メンテナンス)

Y31シーマ、Y31セドリック・グロリアに適用


可動接点は下からバネで押し上げられる



インヒビタースイッチの脱着方法はこちら


概要


2011年8月、走行距離29.5万kmの頃、インヒビタースイッチの接点を入れ替えました。

これでスターターモーターの反応が良くなりました。

しかし一時的に良くなっただけでした。



接点入れ替え

以前からスターターモーターが回らないことがあったので、一度インヒビタースイッチの接点を点検してみようと思ったのがきっかけです。

接点を見ると一部がすり減っていたので、重要な接点とそうでないところを考えて入れ替えました。

●重要な接点とは … 第1接点。これはエンジン始動に使う
●さほど重要ではない接点とは … 第2・3接点。これは表示や走行制御に使う

どれも重要な接点ですが、エンジン始動が最重要と考えているので、ここでは第1接点を最も重要な接点とし、今回はすり減っていた第1接点とすり減っていない第2接点を入れ替えました。

これにより、キースイッチを「START」にしてからスターターモーターが回り出すまでのタイムラグが無くなりました。

しかし、これは一時的なものでした。

 


インヒビタースイッチ本体のフタを開けてみたところ。
これは可動接点側。グリスでベタベタだった



これは反対側の接点の様子。こちらもグリスでベタベタだ



ここはエンジン始動で重要なPポジションの接点。いつも触るところは色が変わっていた



Pポジションの接点。すり減ってはいないようだった



可動接点にすり減っているところがあった
(この3つ同士はつながっていない)



可動接点の様子(第1接点の片側がすり減っていた)



真ん中のすり減っていない第2接点と外側の第1接点を入れ替えた



組み付け時に接点が落ちないようにグリスで接点を包んだ



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作業風景


今回は接点磨き、バネの伸ばし、洗浄、グリス入れ替えは行っていません。



関連ページ

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基本資料 〜 インヒビタースイッチの接点
コネクタ表 〜 インヒビタースイッチ
メンテナンス 〜 インヒビタースイッチのオーバーホール
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