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公開日:2005年6月15日

社外品に交換しました

マルチAVシステム→社外オーディオ

オーディオ
Audio
(追加装備)

(Y31シーマおよびY31セドリック・グロリアに適用)
(ただし、自分流に手を加えております)


夜見るとこんな感じ

概要

2003年8月、走行距離14万5千キロの頃、マルチAVシステムの相次ぐ故障の末、carrozzeriaのメインユニットFH-P009MDに交換しました。すでに設置してある同ブランドのカーナビとIPバスケーブルで接続し、カーナビのミュージックサーバー機能を活用しています。

carrozzeriaメインユニットFH-P009MDの仕様


カロッツェリア メインユニット FH-P009MD

パイオニア MD/CD/チューナー・WMA/MP3対応・DSPメインユニット
最大出力:50W*4、定格出力:22W*4
負荷インピーダンス:4Ω(4〜8Ω使用可能)、最大消費電流:10.0A
質量:2.5kg、製造番号:CHMH008879JP
定価:110,000円、購入価格:73,800円(税別) 33%引き


ファンの音がうるさかったので低騒音タイプに交換し、さらに回転数を落とした


構成図

カーナビのリモコンが利用できます

配線


これだけのコードを配線しなければならない(全部ではないが・・)


配線作業中の様子

スピーカー:

マルチAVシステム装着車はアンプ(AVコントロールユニット)がトランクにあるため、スピーカーの配線はすべてそこにつながっています。メインユニットを取り付けようとしているコンソール部にスピーカーの配線は来ていません。これはオーディオを交換する上で非常にやっかいなことです。自分としては、早くオーディオを使いたかったので、使わなくなったマルチAVシステムの既存のケーブルを利用してトランクのスピーカーの配線までつなげました。この方法は、配線を引き回す手間が省けて簡単なのですが、既存のケーブルはマルチAVシステムの制御信号用なのでかなり細く、またフロントスピーカーに至っては配線がトランクまで遠回りするため、音質は期待できません。あくまでも一時的なものです。→後日、スピーカー交換&デッドニング時に、きちんと配線をやり直しました。


電源:

電源ケーブルはバッテリー電源とアクセサリー電源、イルミネーション電源の3つあります。
バッテリー電源は、補助バッテリーにつなぎました。すでにシガーライターソケットを補助バッテリー電源化してありますので、そこにつなぎました。こうすることで、エンジンをかけないで使用しているときでもメインバッテリーの上がりを気にすることなく使うことができます。
アクセサリー電源は、キー差込スイッチにつなぎました。キーを差し込んでいるときに12Vになります。こうすることで、キースイッチを「Acc」の位置にしなくても使うことができます。普通ならキースイッチを「Acc」にしたときに12Vになるところにつなげますが、これでは他の機器にも電気が流れてしまい、無駄が多すぎるのです。
イルミネーション電源は、シガーライターソケットのリング照明電源(ライトスイッチ連動)につなぎました。

IPバス:

IPバスケーブル(別売り:CD-IP600)を使って同社製カーナビとつなぎました。こうすることで、カーナビの増設ハードディスクに蓄えてある曲をオーディオメインユニットで鳴らすことができます。また、カーナビのリモコンでオーディオメインユニットが操作できるようになります。


メインユニット側のIP-BUS入力端子


IPバス延長ケーブル CD-IP600(6m) 6,000円

ミュート:

同社製カーナビにつなぎました。こうすることで、カーナビが音声ガイドするときに、オーディオの音量が自動的に下がります。

アンテナ:

パワーアンテナからコードを延長して、アンテナジャックにつなげました。また、オートアンテナリモートコントロールコードを純正のパワーアンテナコネクタの端子No.6(黄色コード、コントロール入力)につなげます。こうすることで自動的にパワーアンテナがアップ/ダウンします。現在はリモコンでアップ/ダウンできるようにしているのでコントロールコードは未接続です。

システムリモートコントロール:

メインユニットの電源がONのときにコントロール信号(12V、300mA以内)が出力されます。メインユニットと連動して外部機器の電源をON/OFFさせたいときに使います。現在は未使用です。

サブウーファー出力:

サブウーファー用のプリ出力です。サブウーファー用外部アンプやアンプ内蔵型サブウーファーにつなげます。現在は未使用です。


取付

まずは・・取付化粧パネルを買いました。Y31型系車に限らず日産車に2DINサイズの機器を取り付けると周囲に隙間ができてしまうためです。


隙間ができてしまうため、日産車用取付化粧パネル(別売り)が必要
写真はcarrozzeria ADT-N979U 1,200円 色は黒


取付化粧パネル(黒色)にアルミヘアーライン調カッティングシートを貼って雰囲気を一新!

メインユニットを車両に固定するにはブラケットが必要になりますが、これはマルチAVシステムCRTディスプレイに取り付けてあったものを利用しました。


CRTディスプレイの脇に溶接でくっついていたブラケットをはがして利用。
分離するには溶接部分にドリルで穴を開けると簡単


ブラケットは後の方に、10°斜めに取り付け



CRT専用クラスターリッドCの傾斜に合わせてメインユニットも傾ける





CRT専用クラスターリッドCのフェイス面に合わせるにはこのように前に出っ張らす


CRT専用クラスターリッドCを装着するとこのように収まる



スピーカー交換

音量を上げていくと低音が出ているときに純正スピーカーからイヤな音が出るようになりました。ドアの内張りをはがして確認したらスピーカーが破れていました。


純正スピーカーのエッジ部分がボロボロだったので全部取ってしまったところ
(写真は右フロントドア)

このためすべてのスピーカーを交換することにしました。詳しくはスピーカー交換&デッドニングのページをご覧ください。


電源強化

音量を上げていくと低音を発しているときにルームランプが暗くなっていることに気づき、電源を強化することにしました(ルームランプなどもメインユニットと同様に補助バッテリーにつなげています)。
電源ケーブルを太いものに交換してもあまり期待できそうにないので、キャパシター(大容量電解コンデンサー)を装着して強化することにしました。

この電解コンデンサーは以前メインバッテリー直付け用に997円で買ったものですが、使っていなかったので今回利用することにしました。
普通ならメインユニットに近いところで電源ラインと並列に電解コンデンサーをつなげるだけなのですが、自分の場合はちょこっと手を加えることにしました。それは整流器を使って逆流電流を抑えることです。せっかく電解コンデンサーに電気を蓄えても他の機器に奪われてしまっては効果が薄まるので、整流器で逆流しないようにしました。これで電解コンデンサーに蓄えた電気はメインユニットが独り占めできるのです。

●通常のつなぎ方


赤い矢印は、通常の電流の流れる方向。
電解コンデンサーは必要に応じて充電と放電を繰り返す。
青い矢印は、他の機器が電力不足を訴えたときの電流が流れる方向。

●管理人のつなぎ方


他の機器が電力不足を訴えても動じない。
電解コンデンサーに蓄えられた電気はメインユニットの方向にしか流れない(独り占め)。




電解コンデンサー16V47000μFと整流器のセット
(電解コンデンサーは日本ケミコン製)
(整流器はテーピングしているため見えない)


電解コンデンサーセットを取り付けているところ。
なるべくメインユニットに近いところにつなげる

この電源強化の結果、ルームランプが暗くなることはなくなったほか、低音の再生能力が格段に向上したように感じられました。


取付完了

+60GB増設したHDDカーナビと接続してマルチAVシステムよりもマルチ(多彩)なオーディオシステムになりました。残念ながらDVDビデオは非対応です。


カーナビと合わせるとマルチな環境に!

これでTV、FM、AM、ナビ、音楽CD、CR-R、CR-RW、MD、MDLP、
ハードディスク、PCカード、(WMA)、(MP3)が利用できるようになった。


純正ステアリングからの操作


純正オーディオを取り外すとこれらのスイッチは使えなくなるが・・・

純正オーディオ(マルチAVシステム)を取り外すと、ステアリングホイールスイッチやCD操作スイッチ、カセットデッキスイッチが使えずに余ってしまいます。管理人は、ステアリングホイールスイッチについてはキットを自作して、メインユニットやカーナビの操作ができるようにしております。

純正ステアリングからの操作についてはこちら
(ステアリングホイールスイッチキット)



関連ページ

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