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公開日:2007年5月28日
最終更新日:2013年5月5日

アンテナ2本出しです

ツインパワーアンテナ
Twin Power Antenna
(追加整備)

Y31シーマおよびY31セドリック・グロリアに適用可能


純正アンテナが2本 !!
 

概要

2005年5月、走行距離17.9万キロの頃、右側に純正パワーアンテナを追加しました。


仕様

1. 右側にも純正のパワーアンテナを取り付ける。
2. アンテナの昇降は左右同時とする。
3. アンテナの昇降はリモコンで行う。


経緯

左側の純正パワーアンテナが壊れ、新品に交換することにしました。
日産で2本注文し、もう一本は右側に取り付けることにしました。


費用

24,620円(パワーアンテナ一式。加工、取り付けは自分で)


部品購入

いままで行ったことのなかった日産で注文してみました。親しくなりたかったのですが、対応は冷たくあしらわれました。

左側のパワーアンテナの故障で新品を買うついでに、右側用にもう一つパワーアンテナを買うことにしました。
2セット同時注文のときに、担当が「返品は出来ませんよ」と何度も言い、それに「先払いでお願いします」も。そんなに信用ないのかな?とも思いましたが、初めてのところだったので仕方がないです。
 

請求金額:24,620円(税別) ブルーステージ 地元日産CN店
費目 コード 作業内容および部品名称 記号 数量 技術料 部品代
28207-71V01 パワーアンテナ   1   23,000円
28219-45V00 アンテナナット   1   580円
28216-45V02 アンテナモール   1   1,040円
パワーアンテナの故障で新品購入時に2セット同時購入。そのうちの1セットがこれである。
※パワーアンテナにはドレンホース、ゴムキャップも付属。本体固定用のM6ナットはなし。
※アンテナナット1個とアンテナモール1個はメーカーのバックオーダーになった。
※すべての部品が揃うまで1ヶ月間かかった。
※パワーアンテナの構成部品はバラで購入可能。



穴あけ加工

この装備を自分のものにできるかどうかは、ボディーに穴をあける勇気があるかどうかにかかっています。無論、自分は迷いました。いま思えば、純正のパワーアンテナだからこそ穴あけに踏み切れたのだと思います。

穴の位置は左側の穴を参考にし、左右対称になるようにします。

穴の直径は25mmです。ホールソーなら簡単にあけられますが、細いキリで円を描くように原始的な方法で穴をあけました。ニッパで穴をつないで切り落とし、ヤスリで丸く整えました。
切り口がサビないように油を塗りました。



これは左側の既存の穴。この位置を参考にした。直径25mm。



これは右側。位置決め



細いキリであけていったが、ホールソーなら早い
(切れないキリだと横に滑るので注意)



ニッパで穴をつなげていった



ヤスリで整えて完了
(切り口がサビないように油等を塗っておく)
 


本体の加工

本体は左側と比べて前後逆向きに取り付けます。先端のゴムのようなものも180°回して取り付けるため、回せるように突起物をニッパなどで切り落とします。


突起をニッパなどで切り落とす



左右対称になるように先端を回す
(画像左側は左用、右側は右用にするべく回転させたもの)



左右対称になるように先端を回す
(画像右側は左用、左側は右用にするべく回転させたもの)

 


本体の取り付け

本体取り付けの際に特に注意しなければならないのは左右のバランスです。後ろから見たときも横から見たときも左側と平行(同じ傾き)でなければかっこ悪く見えます。内側に倒れているとトランクを開けたときに干渉する恐れがあります。

デュアルモードマフラー搭載車の場合、マフラーコントロールユニットが邪魔になるので、どこかに移動します。
 


この辺りにマフラーコントロールユニットが装着されているので移動する
 

本体を柱に固定するにはM6ビスを使いますが、ロッドアンテナを伸ばした時の角度の都合で、既存の穴を1つを利用してビス1本で固定しました。



固定には2つのM6ビスを使うが・・・



固定用にと思って穴を2つあけたが位置が合わなかった(あける必要なし)
(柱が外側に膨らんでいるので固定しにくい)



あけてしまった穴を利用して、取付部の出っ張りをこうして平らにした
 


画像のように右と左では前後逆向きに取り付ける
(右側はモーターが後ろ側になる)
右側はキタナイ取り付け方になってしまった(汗)


柱の固定しようとしている面が外側に膨らんでいるため、ロッドアンテナを伸ばしたときに内側(トランク側)に傾いてしまいました。このままではトランクを開けたときに当たってしまうので、タイラップで本体を強引に柱に引き寄せ、ロッドアンテナを外側に倒れるようにしました。



ドレンホースの配管

水抜き用のホースはトランク右下まで導きます。車載工具の邪魔にならない位置に穴をあけます。穴の直径は30mmです。
 


ドレンホース



ドレンの水抜き用の穴は矢印の位置にあけた(直径30mm)



この位置なら車載工具の邪魔にならない



穴あけに使った充電式ドライバードリル
(ホールソーなら1分もかからないうちに穴があけられる)


配線

すべての配線を左側のパワーアンテナの配線につなげました。
ACC入力にキー差込電源をつなげました。
リモートコントロール入力にリモコンをつなげました。

これで左右のパワーアンテナが同時にアップダウンします。
キーを差し込んで、リモコンのONボタンでパワーアンテナがアップします。
リモコンのOFFボタンでパワーアンテナがダウンします。アンテナの長さは純正のスイッチで切り替わります。
キーを抜くと、自動的にダウンするので、出しっぱなしにはなりません。
 


パワーアンテナのコネクタはカットし、配線しやすいようにすべてキボシ端子にした

 

最後に

これをご覧のみなさんもやってみてはどうでしょうか?
やり出したら無我夢中でやってしまうと思うので難しいことはないと思いますが、重要なことは、ボディーに穴を空ける勇気があるかどうかということだけです。
 


ロングテールキットとツインパワーアンテナの組み合わせで少々悪っぽさが出た(?)



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