初代シーマに乗ろう サイトマップ

ホーム > オーディオ > アンテナ > パワーアンテナ > 故障

公開日:2007年5月13日
最終更新日:2010年2月26日

動かなくなりました

パワーアンテナの故障
(メンテナンス)

Y31シーマおよびY31セドリック・グロリアに適用


新品のパワーアンテナ 部品番号:28207-71V01
(日産純正部品  部品コード:27960-G2715 2.4kg 23,000円)
 

概要

2002年12月、走行距離13.2万キロの頃、パワーアンテナが動かなくなったので取り外しました。

2005年5月、走行距離17.9万キロの頃、新品のパワーアンテナを取り付けました。


症状

1. エンジンを切っても下がらない。
2. 上がらない。
3. カチャカチャ変な音がしたり、動作がおかしい。


原因

ロッドを上げ下げする樹脂製ベルトが切れていました。


ベルトが切れていた


費用

24,620円(パワーアンテナ一式。交換は自分で)


取り外し

外側のアンテナナットを回す専用の工具がないので、スナップリングプライヤで代用しました。
代用工具がない場合は、アンテナ本体を固定しているナットとコードを外してから、本体を回せばナットがゆるみます。
 


スナップリングプライヤーを使用



一時穴埋め

パワーアンテナはメインのアンテナですが、マルチAVシステム車はこの他に3系統のアンテナが搭載されていることや、愛車にはカーナビ用のフィルムアンテナも設置していることから、パワーアンテナの必要性はそれほどありませんでした。

すぐに新品に交換しようとも思わなかったので、取り外して残された穴を埋めることにしました。

穴埋めに使ったのはグラスファイバーパテです。パテ自体がライトグレー、硬化剤がブルーなので、練るとボディーカラーに近いライトブルーになりました。

練ると柔らかくなり垂れやすいので、穴の裏側からあて物をして押さえました。硬化後にカッターやヤスリなどで平らにして、自家製ボディー同色塗料をハケで塗りました。
 

穴埋めに使ったパテ

ボディのヒビ割れ・穴用グラスファイバーパテ MH125 Holts
品名:ホルツ・コントロールファイバー

FRP素材にも最適な高品質パテ
色調:パテ:ライトグレー、硬化剤:ブルー
硬化時間:約15分(20℃) 作業温度:0〜30℃ 耐熱温度:170℃
適応材:鉄、ステンレス、アルミ等金属、木、陶器、コンクリート、FRP
コントロールファイバー(パテ)主剤:90g ハードナー(硬化剤):5g
耐水サンドペーパー#100*1枚、#1000*1枚入り
製造元:武蔵ホルト株式会社
税抜き価格:1040円

 


パワーアンテナを取り外してスッキリしている頃の写真(2004年8月)



部品購入

請求金額:24,620円(税別) ブルーステージ 地元日産CN店
費目 コード 作業内容および部品名称 記号 数量 技術料 部品代
28207-71V01 パワーアンテナ   1   23,000円
28219-45V00 アンテナナット   1   580円
28216-45V02 アンテナモール   1   1,040円

※パワーアンテナにはドレンホース、ゴムキャップも付属。本体固定用のM6ナットはなし。
※パワーアンテナはメーカーのバックオーダーになった。
※すべての部品が揃うまで1ヶ月間かかった。
※パワーアンテナの構成部品はバラで購入可能。




アンテナナット 部品番号:28219-45V00
(日産純正部品 部品コード:27900E-G2715 580円)



アンテナモール 部品番号:28216-45V02
(日産純正部品 部品コード:27961F-G2715 1,040円)






アンテナ部品は個別に購入可能。
セドリック・グロリアにはアンテナモールの設定がない
 


部品の精度が悪い!

新品のアンテナモールは内径の精度が悪く、アンテナナットが入りませんでした。

日産で取り替えてもらうことも出来ますが、また精度の悪いのに当たったら同じことの繰り返しになるし、そんなに待っていられない自分で加工しました。

このように精度の問題があるため、アンテナモールとアンテナナットは再利用した方が良いかもしれません。しかし、アンテナモール裏に貼り付けられているゴムパッキンだけは新品にしたそうが良さそうです。
 


モールの内側とナットの外側を激しく削った


取り付け

一時的に埋めていた穴を復活させ、元通りに取り付けました。


本体は下の2本のボルト(M6サイズ)で固定
(ナットは新しい物に交換)


配線

通常はいままで使っていたパワーアンテナコネクタを差し替えるだけでOKです。

配線をいじって後付のカーナビオーディオに連動させることもできます。

カーナビのオートアンテナリモートコントロールに連動させると、キー差込電源も利用している関係で、キーを差し込んでから約15秒後にアンテナが上がります。カーナビのモニターの電源を切っていても、テレビを受信していなくても同じです。これはFM-VICS受信用にアンテナが必要になるからです(自動でアップ/ダウンするかどうかは設定できます)。

オーディオのオートアンテナリモートコントロールに連動させると、ラジオ受信時にアンテナが上がります。

しかし、アンテナが上がって欲しくないときもあるので、リモコンで昇降できるようにしました。
 



関連ページ

基本資料 〜 アンテナ
基本資料 〜 マルチAVシステム
基本資料 〜 マルチAVシステムのアンテナ
コネクタ表 〜 パワーアンテナ
追加装備 〜 ツインパワーアンテナ
追加装備 〜 カーナビ
追加装備 〜 オーディオ
追加装備 〜 マルチAVシステムのアンテナの混合

 

ホーム | サイトマップ | このサイトについて | ご利用条件 | プライバシーポリシー
© 2004-2019 初代シーマに乗ろう実行委員会