公開日:2014年10月20日
最終更新日:2015年11月10日

これでタイヤの外減りが治った!

フロント ロア アームの交換

カテゴリー : メンテナンス

Y31シーマ、Y31セドリック・グロリアに適用

車検・点検時に交換されたフロントロアアーム(トランスバースリンク)

概要

2014年3月、走行距離34.1万kmの頃、日産ディーラーでの車検・点検時にフロントロアアーム(トランスバースリンク)を交換してもらいました。

交換する予定はなかったのですが、このままでは車検が通らないそうなので、左右交換してもらいました。

ボールジョイントブーツが劣化し、油が漏れていたそうです。

交換前のフロントロアアーム

症状

交換後はフロントタイヤの外側だけ片減りする症状が改善したので、おそらくフロントロアアームが原因だったのではないかと思います。左右のタイロッドエンドも同時交換してもらったので、その影響も多少あるかもしれません。

新品タイヤ交換後から4ヶ月(約0.7万km走行)で斜めの溝が消えてしまい、10ヶ月(約1.6万km走行)で横の溝が消えるほどすり減ってしまう
新品タイヤ交換後からわずか10ヶ月で外側だけツルツルになった

2011年頃から偏摩耗がひどくて頻繁にフロントタイヤを交換していましたが、早めにフロントロアアームを交換していれば無駄な出費を防げたかもしれません。

費用

フロントロアアームの交換費用です。
部品代が高いです(汗)。
技術料には同時交換した左右タイロッドエンド交換工賃も含まれています。

請求金額:42,000円(消費税5%込み) レッドステージ 日産サティオK店
作業内容および部品名称 作業区分 技術料 部品代
数量 金額
★左右ロアーアーム ブーツ切れ 交換 7,770円(※1)
ロア アーム ASSY LH, 54501-45V00 部品 1 17,115円
ロア アーム ASSY RH, 54500-45V00 部品 1 17,115円
※:車検・点検時に整備。
※1:技術料には左右タイロットエンド交換工賃を含む。
※表中の部品番号はY31シーマの電子制御エアサスペンション用で、フロント車高センサー に絡む車高検出用のピンが付いている。
※タイプI系とタイプII-S仕様は、54501-45V01(LH)、54500-45V01(RH)と思われるが要確認。
※タイプI系とタイプII-S仕様(バネサス車)に、電子制御エアサスペンション用の54501-45V00(LH)、54500-45V00(RH)を使っても問題ないと思われるが要確認。
車検・点検時に交換されたフロントロアアーム(トランスバースリンク)

補足

電子制御エアサスペンションはフロントロアアームに車高検出用のピンが付いている都合上、フロントロアアームを交換したら車高の調整が必要な場合があります。

案の定、車検・点検が終わって納車されたら車高が右上がりになっていました。何日か様子見ても同じように傾いたままなので、自分で車高センサーをいじって車高の点検・調整をしました。

フロントロアアームの先端には車高検出用のピンが付いている(画像はフロント右車高センサーを取り外したところ)

交換から1年後

下の画像はフロントロアアームを交換してから1年経過した後のフロントタイヤです。外側も内側も均等に減っていることがわかります。
これで偏摩耗の原因がフロントロアアームだったことがハッキリしました。

【データ】

  • フロントタイヤ交換時期: 2014年2月
  • フロントロアアーム交換時期: 2014年3月
  • 写真撮影時期: 2015年3月
フロントロアアームを交換してからは均等に減るようになった