デジパネ移植に
デジタル メーターの仕様
(基本資料)
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Y31シーマおよびY31セドリック・グロリアの後期型のみ適用
デジタルメーターのコネクタ表
いわゆるデジパネ(デジメタとも呼びます)は後期仕様のみのメーカーオプションです。 Y31シーマは後期型のみ全車にメーカーオプションです。
Y31セドリック・グロリアは後期型でかつブロアム(RD28を除く)、ブロアムVIP、グランツーリスモSV仕様にメーカーオプションです。
Y31セドリック/グロリアの5速A/T車はトルコンの表示がP、R、N、D、3、2、1です。それ以外はP、R、N、D、2、1です。
名称 |
適用車種/仕様 |
Y31シーマ(後期) |
Y31セドリック・グロリア(後期) |
VG30DE/VG30DET |
VG20E |
VG30E・VG30ET |
VG20DET |
スピードメーター |
型式 |
蛍光表示管式 |
表示単位 |
1km/h |
表示範囲 |
0km/hおよび2〜180km/h |
表示保持時間 |
約0.4秒 |
最高目盛 |
180km/h |
速度警報チャイム |
107km/h以上 |
入力信号 |
16パルス/回 (車速センサー) |
タコメーター |
型式 |
蛍光表示管式 |
最高目盛 |
9000rpm |
8000rpm |
9000rpm |
ゼブラゾーン |
6700〜7100rpm |
6000〜6500rpm |
5600〜6000rpm |
7200〜7600rpm |
レッドゾーン |
7100〜8900rpm |
6600〜8000rpm |
6100〜8000rpm |
7700〜9000rpm |
オドメーター |
型式 |
蛍光表示管式 (不揮発性メモリーに記憶されるため、バッテリーの脱着に関係なく距離データは保持される) |
最大積算距離 |
199999km(これを超えると0に戻る) |
トリップメーター |
型式 |
蛍光表示管式(バッテリーの脱着により0.0kmにリセットされる) |
最大積算距離 |
999.9km(これを超えると0.0kmに戻る) |
燃料計 |
型式 |
蛍光表示管式(14セグメント) |
表示保持時間 |
約2分47秒 |
水温計 |
型式 |
蛍光表示管式(7セグメント) |
重さ |
約1.8kg |
イルミネーションコントロール
キースイッチが「ON」でライトスイッチが「ON」の時、蛍光表示の明るさをイルミネーションコントロールスイッチで調整できます。
明るさは100%〜4%まで16ステップで変化します。
なお、ライトスイッチが「OFF」の時の明るさは100%固定です。

燃料計のゲージ抵抗値
アナログ式とデジタル式とでは燃料タンク内の燃料ゲージユニット(残量センサー)が異なります。
デジタルに交換する場合は、燃料ゲージユニットも交換しなければなりません。
アナログ式用:25060-45V10 → デジタル式用:25060-45V20
燃料が減ってくると、抵抗値は大きくなります。
表はY31セドリック・グロリアの資料から引用したものです。br>
セグメント番号(下から1として) |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
11 |
12 |
13 |
14 |
実残量(リットル以上) |
6 |
10 |
14 |
18 |
22 |
27 |
32 |
37 |
41 |
45 |
49 |
54 |
58 |
63 |
センサー抵抗値(Ω以下) |
848 |
631 |
481 |
365 |
282 |
216 |
166 |
128 |
98 |
75 |
57 |
42 |
30 |
21 |
水温計のセンサー抵抗値
水温が上がってくると、抵抗値は小さくなります。表はY31セドリック・グロリアの資料から引用したものです。
セグメント番号(下から1として) |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
水温(℃) |
40以下 |
40以上 |
55以上 |
67以上 |
107以上 |
114以上 |
119以上 |
センサー抵抗値(Ω) |
205以上 |
205以下 |
111以下 |
64以下 |
19以下 |
16以下 |
13以下 |
セグメントチェック機能
トリップメーターのリセットスイッチを押しながらキースイッチを「ON」にすると、次の順序でメーター内のセグメントをチェックできます。
スピードメーター → 常時点灯部分 → オドメーター → トリップメーター →
タコメーター → 燃料計 → 水温計 → 車速警報チャイム → 通常表示(チェック終了)
※トリップメーターはリセットされません。
※セグメントチェック中にトリップメーターのリセットスイッチを2秒以上押すと、トリップメーターの表示がCHE.Cになります。この後トリップメーターのリセットスイッチを2秒以上押すか車速信号が入力されると通常表示になります。
※車速信号(端子No.d1-11、d1-12)が入力されているときはこの機能は利用できません。
システム図

分解図

ハーネス(黒いジーマさんから情報提供)
デジパネ用のハーネスは車種によっても異なります。
デジタル用 |
TYPE1 |
24013-71V15 |
TYPE2,TYPE2-L |
24013-71V20 |
TYPE2-S |
24013-71V24 |
アナログ用 |
TYPE2-S(前期) |
24013-71V10 |
TYPE2-S以外(前期) |
24013-71V05 |
シーマ前期と後期ではアナログ用のハーネスが異なりますので、前期に適用は無理かもしれません。
デジパネが停電すると・・
「車速」は車速センサーで検出して、メーター内で扱いやすい信号(2パルス)に変換してから各コントロールユニットに送り出しています。デジパネが何らかの原因で停電すると車速信号が送り出されないわけですから、例えば次のような不具合が発生します。
●パワーステアリングの操舵力が重くなる
Y31シーマ(後期)のパワステは全車が車速感応型ですので、車速信号に異常があるとパワステが重くなります。ではなぜ重くなるかというと、車速信号が無くなるとパワステのフェイルセーフ機能が作動し、走行時の重たい操舵力で固定されてしまからなのです。通常は車速が0に近いほど軽いのですが、操舵力が固定されると重く感じます。
●車速感応ドアロックが作動しなくなる
これもメーター内の車速信号を使っていますので、信号が途絶えると作動しなくなります。
コントロールユニットによっては、走りに必要な信号が欠如してもそれを補って走行可能にしてしまうフェイルセーフ機能があるため、ドライバーは異常が起きていることすら知らずに運転していることもあり得ます。
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