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公開日:2007年11月24日
最終更新日:2010年2月21日

こんな風に作ってます

電動カーテンコントローラ(4号機) 〜
製作の進め方(2)
(追加装備)

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製作の進め方(つづき)

次は基板裏(銅箔面)のお掃除。細かいサンドペーパーなどで汚れを落として石鹸水で洗い流します。これを怠るとパターンがキレイに描けなかったりエッチングに時間がかかってしまいます。


掃除した生基板


基板裏に印刷したパターンを貼り付けます。左右反転印刷していない場合は、ここで用紙を裏返して貼り付けます。

先の尖ったもので穴をあける位置に差して下の基板に印を付けていきます。カーボン紙で基板に転写する方法もあります。


基板にパターン図を重ねて印をつける


印をつけた基板


用紙をはがしたら、印のついている位置に丸いレタリングシートを貼り付けてます。そして回路(線)を描いていきます。いつも油性ペンで描いているのですが、今回は線の部分もレタリングでやってみました。これは初めてだったので、コツがつかめないまま終わってしまいました。出来上がりはイマイチです。


先にランドマークを描いていく(レタリングシート使用)


慣れない作業だ


基板にパターンを描いたところ


次にエッチングです。エッチング液(塩化第二鉄水溶液)で不要な部分を溶かします。電気アンカで暖めながら行ったのですが、思うように暖まらず、銅箔が完全に溶けるまでに1時間もかかりました。エッチング液が古いことも原因としてあるのかもしれません。


エッチングしているところ


エッチング後はレタリングをはがして塗料用シンナーや石鹸水などで洗浄します。レタリングがはがれにくいときは爪で引っかいたり、テープを貼ってはがせばテープにくっついてきます。
銅箔面にハンダが乗りやすくするためにフラックスを塗ります。


エッチングして洗浄した後

 
基板に部品をハンダ付けするところは0.8〜1mmの穴を、コードを差し込んでハンダ付けするところは1.2〜1.5mmくらいのドリル刃で穴をあけます。ドリルはSunhayatoのミニドリルD-3Bを使いました。
プリントパターンの転写の時にランドマークのセンターに印をつけたので、センターポンチする必要なく穴あけができました。


部品やコードを差すところに穴をあける


基板の表からパターンを透かしてみたところ


次に部品をハンダ付けします。最後にコードをハンダ付けします。今回もコードはマルチAVシステムから取り外したものを再利用しました。

ここでPICマイコンは差し込まずに電源をつないでみて、回路に適切に電源が供給されているかチェックします。


部品を基板に実装したところ


次にケースの穴あけです。穴にブッシュをはめ込むので、8mmの穴をあけます。いきなり8mmの穴をあけるのは難しいので、センターポンチを打ってから3mm、6mm程度の小さい穴をあけてから8mmをあけるようにします。穴の周りがめくれたときはカッターなどでバリとりします。


ケースにコードを通す穴をあける


ゴムブッシュをはめ込んだところ


ゴムブッシュをはめてコードをケースの内側から通します。そしてコードを引っ張っても引きちぎれないようにコードを少したるませてタイラップで留めます。


ケースの内側からのコードを通して基板を収める


コードを適当な長さに切り、末端をキボシ加工します。電源やリバースなどの入力はオス端子、出力やアース、スイッチ入力はメス端子にします。


コードを適当な長さに切ってキボシ加工する
 

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