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最終更新日:2013年10月17日

画面の色を変更できます

AVコントロールユニット

CRT,TEL(R)
(コネクタ表)

Y31シーマおよびY31セドリック・グロリアの
マルチAVシステム装着車に適用

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AVコントロールユニットとCRT,TELコネクタ


CRT,TEL(R)コネクタはAVコントロールユニットの向かって下段左にあります。
CRT,TELコネクタは2つありますので、左側を(L)、右側を(R)としてページを分けました。

CRT,TEL(L)コネクタはこちら

55 53 51 49 47 45 43 41 39 37
56 54 52 50 48 46 44 42 40 38

※ロックは下側
20P、コネクタ色:黒
(これはデジタルメーターのd1コネクタと同形状)


このコネクタを抜くと、システム(ナビ含む)の電源がONにならなくなります。

コネクタ名称にある「TEL」に関するピンは確認していません。


 

端子
No.
名称 入出力 コード 電圧 内容
太さ
37 シールドアース - 白2/銀1 0V 端子No.38のシールドコード。
CRTディスプレイの端子No.35(シールド)につながっている。

常に0V。キースイッチが「ON」でも常に0V。
38 YS+
スーパーインポーズ切換信号
出力 -/銀1 1V(スーパーインポーズ時)、実測では2.1V/アンテナが伸び終わった時は0.25V/0V スーパーインポーズとはTV画面中に字を表示すること。

CRTディスプレイの端子No.36(YS+)につながっている。
キーを抜いても約15秒間は電圧発生。

マルチAVシステム(ナビ含む)の電源がOFFの時は0V。
テレビ以外はラジオでも常に2.1V(実測)。

不良時は地図、ラジオ画面が出ない。
39 G+
RGB画面の信号
出力 -/銀1 0〜2.2V(地図表示時)、
実測では0.3V(交流計で0.45V)
CRTディスプレイの端子No.32(G+)につながっている。

テレビ・ラジオ・カセットデッキ・CD・ナビのRGB画面(グラフィック画像)のG(緑色)信号。

テレビ・ビデオの映像とは別。

アースしたりコードを抜くと、グラフィック画像の白い部分が赤紫色に変わる。
40 R+
RGB画面の信号
出力 -/銀1 0〜2.2V(地図表示時)、
実測では0.25V〜0.5V(エン停止時)
CRTディスプレイの端子No.34(R+)につながっている。

テレビ・ラジオ・カセットデッキ・CD・ナビのRGB画面(グラフィック画像)のR(赤色)信号。

テレビ・ビデオの映像とは別。

アースしたりコードを抜くと、グラフィック画像が青緑色に変わる。
41 シールドアース - 白/銀1 0V
(交流計でも0V)
端子No.39(G+)、No.40(R+)、No.42(B+)のシールドコード。

CRTディスプレイの端子No.31(シールド)につながっている。

常に0V。キースイッチが「ON」でも常に0V。
42 B+
RGB画面の信号
出力

-/銀1

0〜0.2V(地図表示時)、
実測では0.25V〜1.0V(エン停止時)/0V
CRTディスプレイの端子No.30(B+)につながっている。

テレビ(0.3V)・ラジオ(1.0V)・カセットデッキ(0.5V)・CD(0.5V)・ナビ(0V)のRGB画面(グラフィック画像)のB(青色)信号(どれも実測)。

テレビ・ビデオの映像とは別。

アースしたりやコードを抜くと、グラフィック画像が黄色に変わる。
43 シールドアース - 白/銀1 0V
(交流計でも0V)
端子No.44のシールドコード。

CRTディスプレイの端子No.27(シールド)とつながっている。

常に0V。キースイッチが「ON」でも常に0V。
走行中でも常に0V。
44 SYNC+
RGB画面のグラフィック同期信号
(テレビ以外)
出力 ピンク

-/銀1

0.4〜1.0V(地図表示時)、
実測では0.65V(エン停止)/
テレビON時:0.4V
CRTディスプレイの端子No.28(SYNC+)につながっている。

ラジオ・カセットデッキ・CD・ナビが電源ONの時に電圧発生。TV画面を表示しているときは0.4V(実測)。

アースすると、テレビ以外のRGB画面が斜めに横に乱れる。テレビのグラフィック画像は乱れない。

不良時は地図、ラジオ画面の同期が取れない。
45 BLK
ブランキング信号
出力 -/橙2 4.0V/0V(ブランキング画面以外) ブランキング画面電源(画像消去電源)。

CRTディスプレイの端子No.24(BLK)とつながっている。

ブランキング画面とは、AVコントロールユニットからの信号で、CRTディスプレイ自信が作り出す真っ黒な画面のこと
「画面消」ボタン等によって、CRTディスプレイに何も表示していない時に電圧発生。

CD→カセットデッキカセットデッキ→CD、テレビ→ナビなど、一瞬でも画像が消えるときに電圧発生(これは画像の消去、描画の時の乱れを隠すために消している)。
テレビとナビが両方とも電源OFFの時も電圧発生。

端子をアースすると、ブランキング画面が表示されなくなり、CRTディスプレイの上から下へ消去している様子が確認できるようになる。この場合、「画面消」ボタンが効かなくなる可能性ある。

不良時は地図画面とラジオ画面の切り換え時に異常表示をする。
46 BRT
明るさ調節信号
出力

橙2/橙2

1.2V(明るい)〜
10.0V(暗い)
CRTディスプレイの明るさ調節信号。

CRTディスプレイの端子No.10(BRT)とつながっている。
明るさによって電圧が変化。

キースイッチが「Acc」以上で電圧発生。

端子をアースすると、テレビ・ビデオ画像の明るさが最大より少しだけ明るくなる。
端子No.48ほどではないが、横じま模様が出て画像が乱れる。明るさ調整は不可能。

不良時は明るさが最大になる(調節不可能)。
47 COL
色の濃さ調節信号
出力 -/橙2 0.5V(濃い)〜
10.0V(淡い)
(エン回転)
テレビ・ビデオ画像の色の濃さ制御電圧。

CRTディスプレイの端子No.6(COL)とつながっている。
色の濃さによって電圧が変化。
キースイッチが「Acc」以上で電圧発生。
キースイッチを「Acc」以下にしてもC成分で約5秒間は電圧が発生。

端子をアースすると、テレビ・ビデオ画像が赤っぽくなる。その他の画像には影響なし。

不良時は色の濃さが最大になる(調節不可能)。
48 PIC
コントラスト調節信号
出力 -/橙2 1.0V(暗い)〜
7.4V(明るい)
CRTディスプレイのコントラスト制御電圧。

CRTディスプレイの端子No.9(PIC)とつながっている。
明るさによって電圧が変化。
キースイッチが「Acc」以上で電圧発生。
キースイッチを「Acc」以下にしてもC成分で約10秒間は電圧が発生。

端子をアースすると、テレビ・ビデオ画像が約25%暗くなり、端子No.46以上に横じま模様が出て画像が乱れる。明るさ調整は通常通り可能。

不良時はコントラストが最小になる(調節不可能)。
49 ACC電源 入力 -/橙1 12V/0V 車室内のヒューズ#26(電子部品.ACC)につながっている。
キースイッチが「Acc」以上で12V。
ECON-ACC電源ではないので、マルチAVシステムが電圧降下でシャットダウンしても12Vのまま。
テレビ・ラジオ・カセットデッキ・CD・ナビの電源ON/OFFに関係なし。
走行中は常に12V。

アース不可(火花が散る)。
CRTディスプレイ裏のヒューズが切れてもこの電源は生きている。

不良時はマルチAVシステムが作動しない。
50 HUE
色合い調節信号
出力 茶/橙2 0.5V(緑)〜
10.0V(赤)
CRTディスプレイの色合い制御電圧。

CRTディスプレイの端子No.4(HUE)とつながっている。
色合いによって電圧が変化。
キースイッチが「Acc」以上で電圧発生。
キースイッチを「Acc」以下にしてもC成分で約10秒間は電圧が発生。

端子をアースすると、テレビ・ビデオ画像が緑っぽくなる。その他の画像には影響なし。

不良時は緑色がきつくなる(調節不可能)。
51 GND-AV
(アース)
- -/橙2 0V
(交流計でも0V)
CRTディスプレイの端子No.13(GND-AV)につながっている。
常に0V。
テレビ・ラジオ・カセットデッキ・CD・ナビの電源がONでも常に0V。
走行中やステアリングを回転しても0V。
ナビのVIDEO-OUTを接続しても変化なし。
基板にてアースであることを確認。
52 12V-AV
PIC、BRT用基準電圧
入力 白/橙2 12V/0V/0.5V コントラスト調節信号および明るさ調節信号用の基準電圧。

CRTディスプレイの端子No.11(12V-AV)とつながっている。
キースイッチが「Acc」以上で12V。
おそらくECON-ACC電源。
マルチAVシステムが電圧低下でシャットダウンした時は0.5V。

アース不可(火花が散る)。

不良時は画面が出ない。
53 VHD/RGB
ビデオ、RGB入力切換信号
出力 白/橙2 12V
(テレビ、ビデオ画面表示時)/0V(地図、ラジオ画面表示時)
CRTディスプレイの端子No.21(VHD/RGB)につながっている。
テレビ、ビデオを表示している時のみ12V。
「画面消」ボタンで消しているときは0V。
ラジオモードは0V。
テレビモードでも、ナビ画面を表示しているときは0V。

端子をアースしたり負荷を与えると、TV画面は消えるが、テレビ音声は変化しない。これはやらない方が良い。

断線時は地図、ラジオ画面表示に切り換わらない。
ボディとの短絡時はテレビ、ビデオ画面表示に切り換わらない。
54 TV/VTR
テレビ、ビデオの切換信号
出力 黒/橙2 12V(テレビ画面表示時)/0V(ビデオ画面表示時) テレビ→ビデオ移行制御電源。

CRTディスプレイの端子No.23(TV/VTR)につながっている。
キースイッチが「Acc」以上で12Vになるが、ビデオモードになっている時のみ0V。
テレビ・ラジオ・カセットデッキ・CD・ナビが電源ONの時は12V。

端子をアースすると、テレビ画像が消えるが、テレビ音声はそのまま。

断線時はビデオ画面表示に切り換わらない。
ボディとの短絡時はテレビ画面表示に切り換わらない。
55 シールドアース - 白/銀1 0V
(交流計でも0V)
端子No.56のシールドコード。
CRTディスプレイの端子No.18(シールド)につながっている。
常に0V。
キースイッチが「ON」位置、テレビ・CD・ラジオ・ナビの電源がONでも常に0V。
走行中も0V。
基板にてアースであることを確認。
56 TV+
テレビ信号
出力 -/銀1 約0.5V(テレビ画面表示時)、実測ではほぼ0V
(交流計で0.1V〜0.2V)
TV画面のビデオ信号。

CRTディスプレイの端子No.16(TV+)につながっている。
コンポジット信号?
テレビを表示しているときに電圧発生。
ブザーを接続するとジリジリ音がする。
端子をアースすると、テレビ画像(グラフィックを除く)が消える。

不良時はテレビ画面が出ない。


 

RGB画面のカラー変更について

CRTディスプレイはRGB信号入力系とビデオ信号入力系の2系統の入力を持っていて、文字・枠線・地図などの情報はRGB信号系で入力されます。
このRGB信号系で入力された画面をRGB画面と呼びます。


R、G、Bはそれぞれ端子No.40(黒コード)、No.39(白コード)、No.42(赤コード)に対応していますので、コードの色などをよく確認の上、コードをコネクタから抜いたり、コードをアースしてみたり、または、コードを入れ替えることでカラーを変更できます。

AV画面のカラー変更はこちら
地図画面のカラー変更はこちら


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