ブレーキペダルを踏んでいるのに…
ストップランプが点かない -
ストップランプスイッチの接触不良だった
(メンテナンス)}
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Y31シーマおよびY31セドリック・グロリアに適用

ブレーキペダルの上を見上げるとストップランプスイッチがある
概要
2009年9月、走行距離25.9万キロの頃、ストップランプ(ブレーキランプ)が点かなくなりました。
ストップランプスイッチを分解し、掃除したら直りました。
症状
・ ブレーキペダルを踏んでもブレーキランプが点灯しない。
・ エンジンをかけてブレーキペダルを踏んでもA/Tセレクトレバーが「P」から動かない(シフトロックが解除しない)。
原因
・ ストップランプスイッチ内部の接触不良。
故障探求
・シフトロックが壊れたのか?
始めはA/Tセレクトレバーが「P」から動かなくなりました。シフトロックの機構が壊れたのか?と思いましたが、ブレーキペダルを何度か踏み直すと動いたので、もしかしたらストップランプスイッチが悪いのか?と疑いました。
・ストップランプスイッチが悪いのか?
ブレーキペダルを踏んでうしろをふり返ると、ブレーキランプが点いていませんでした。何度か踏み直すと点きました(ブレーキランプが点いているかどうかはハイマウントストップランプの赤い光りがリアガラスや電動カーテンに当たるのでわかります)。
・ヒューズか?
シフトロックはブレーキランプが点灯したときに解除されるので、ブレーキランプ(ストップランプ)のヒューズ#3が切れていると(切れかかっていると)解除されないのですが、ブレーキランプは時々点くのでヒューズ#3ではないようです。
・スイッチの配線が悪いのか?
ブレーキペダルを踏んでもブレーキランプが点灯しないときに、ブレーキペダルを踏んだままストップランプスイッチの配線をいじると点灯することがありました。配線かコネクタのところの接触不良か?と疑いました。
配線に後付の分岐コネクタが取り付けてあるので確認しましたが、断線はありませんでした。純正のコネクタも接触は良さそうです。
・スイッチ内部か?
ストップランプスイッチを取り外して確認することにしました。コネクタをストップランプスイッチから外し、留めてあるナットを緩めてスイッチを反時計方向に回しながら抜きました。このとき何回回したか覚えておきました(愛車は8回転で抜けました)。
取り外したストップランプスイッチの導通をテスターの抵抗計で確認してみました。抵抗値はおよそ15〜35Ω間を絶えず変化して、安定していませんでした。どうやらスイッチ内部の接触が悪いようです。
これで悪い部分が見つかりましたので修理にかかります。
修理
・スイッチの分解
ストップランプスイッチを分解して中を調べてみました(ロックを壊さないように注意)。
内部には接点の他に黒い棒とバネが入っていました(分解時にバネが飛ぶことがあるので注意)。
・接点の掃除
青いコネクタから端子を抜いて接点の状態を観察してみました。

ストップランプスイッチの接点
接点は黒く凸凹していて、あまり良い状態とは言えるものではなかったので、接点表面の汚れをマイナスドライバーで落としました。
さらにスイッチON時の接触を良くするため、接点をやや曲げて接点の当たりを強くしました。
また接点の酸化・腐食防止にWAKO'SのVGグリースを塗布しました。
再びテスターの抵抗計で測ってみたらおよそ0.8Ωで安定しました(アナログテスターではほぼ0Ωと表示されます)。
元どおりにスイッチを組み直してステーに取り付け、ブレーキランプの点灯とブレーキペダルの踏みしろを確認して終わりです。
※組み付けをしっかりやらないとあとでストップランプスイッチが分解状態になってしまいます(分解時にロックを壊してしまった場合は要注意)。勝手に分解状態になるとブレーキランプが点きっぱなしになり、そのまま放置するとバッテリーが上がってしまいます。
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