ストッパーラバーが足元に落ちていた
ブレーキスイッチの故障
(メンテナンス)
Y31シーマおよびY31セドリック・グロリアに適用
ブレーキスイッチのストッパーが破損していた
概要
2013年5月、走行距離32.8万キロの頃、ブレーキスイッチのストッパーラバーが破損していたので、代用品で直しました。
症状
運転席の足元にストッパーラバーの欠片が落ちていました。
このラバーはストップランプスイッチの故障でも経験しているので、ブレーキスイッチのものだとすぐにわかりました。
見つけたのが早かったのと抜け落ちずに残っている部分もあるので、何も不具合は起きていません。
最初に見つけたのは足元に落ちていたストッパーラバー
仮にストッパーラバーが完全に抜け落ちると次の不具合が出ます。
●オートクルーズのセットができない。
●オートクルーズで走行中、不意に解除されてしまう。
ブレーキペダルから足を離すとストッパーラバーがブレーキスイッチを押してスイッチが入る仕組みですが、このラバーが破損して脱落するとスイッチが切れたままになり、オートクルーズがセットできなくなります。
また、例えセットできても、ブレーキスイッチの不安定さからスイッチが切れたりすると、オートクルーズが解除されてしまいます。
ちぎれてしまったストッパーラバー
代用品で本修理
新品部品に交換しても同じことが繰り返されるだろうと思って、ストップランプスイッチの故障のときと同じ方法で直しました。
代用したのはエーモンのITEM No.1925 プラスティリベット(2個入)です。
純正品のゴムのようなものより耐久性があります。
エーモン ITEM No.1925 プラスティリベット
(適合穴径:10mm、適合板厚:1.0〜1.5mm、材質:POM)
穴にはめ込むときはエンジンをかけてブレーキペダルを手で一杯に押しながら行いました。エンジンをかけないとペダルを奥まで押し込めないからです。
クリップの頭をパチッとロックしたらしっかり止まりました(これが固かった)。
スイッチの脱着はしていません。
クリップの頭の高さが1mm低くなりましたが調整はしませんでした。
代用品のクリップをはめたところ。がたつきはない
部品番号
日産純正のストッパーラバーは次のとおりです。
46512-H0101 RUB-PEDAL STOPP
SEC(FIG)No.E4103
390円(2011年)
2個買ってストップランプスイッチ側と同時交換をオススメします。
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