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公開日:2011年8月5日
最終更新日:2014年1月22日

ASCD用のキャンセルスイッチです

ブレーキ スイッチ
Brake Switch
(基本資料)

Y31シーマおよびY31セドリック・グロリアに適用





ブレーキペダルを踏むとブレーキスイッチがOFFになる

ストップランプスイッチも併せてご覧ください

このスイッチはASCD(オートクルーズ)専用です。
 

概要

ブレーキスイッチは、通常はONで、ブレーキペダルを踏むとOFFになります。

このスイッチはASCD(オート スピード コントロール デバイス = オートクルーズ)専用のスイッチです。ASCDのキャンセル用に使われます。

このスイッチは、ASCDキャンセルスイッチという言い方をすることもあります。

ストップランプスイッチとON/OFFの作用が逆のため互換性はありません。
 


(ブレーキペダルの上を見上げたところ)
 


ブレーキスイッチ
(ブレーキペダルの左側から見上げたところ)
(ロックナットは14mmのスパナ)
フリーのとき(車両に取り付けていないとき)はスイッチがOFFになっている
部品番号: 25300-V5000
後対応部品番号: 25300-62J0E(1,610円 - 2011年現在)
 

※ステーからブレーキスイッチを取り外すと、スイッチはOFFの状態になります。この状態ではASCDはセットできなくなります。



取り付け方法

ブレーキペダル上方左側の所定の穴にねじ込んでいき、ストッパーラバーとボルトのネジ部先端のすき間が0.3〜1.0mmのところで止めます。
コネクタをつなぎ、両電極間の抵抗が0Ω、ブレーキペダルを踏んで∞になることを確認します(テスターが必要です)。
ロックナットで固定して完了です。締め付けトルクは1.2〜1.5kg-mです。



コネクタ表

 
2 1

コネクタ色:青
コード側からみたところ
コネクタNo.B-26

端子
No.
名称 コード 電圧 内容
太さ
1 ブレーキスイッチ(電源側) 12V/0V ASCDメインリレーからN・Pリレーのb接点を通ってくるIG電源。

ASCDスイッチがOFFのときは0V。
A/Tセレクトレバーが「P」か「N」のときは0V。
2 ブレーキスイッチ(出力側) - 12V/0V ASCDコントローラの端子No.5につながっている。

この端子が12VのときのみSET操作できる。

オートクルーズ中にOFFになるとCANCEL操作と見なされる。

ブレーキペダルを踏んでいるときは0V。
ブレーキペダルを踏んでいないときは12V(端子No.1とつながる)。



コネクタを抜くとどうなるか

コネクタを抜くと通電しなくなる(スイッチOFFと同じになる)ため、ブレーキペダルを踏んでいる時と同じ状態になります。
このため、ASCDコントローラの端子No.5に「ブレーキペダルを踏んでいる」という信号が入り、ASCDはセットできなくなります。


スイッチが壊れたらどうなるか

●スイッチONのまま変化しなくなったら

スイッチONは「ブレーキペダルを踏んでいない」という状態ですから、ASCDは普通にセットできます。
またブレーキペダルによるASCDのキャンセルは、ストップランプスイッチでも可能ですので、ASCDは普通に使えます。
したがってどこにも不具合は生じません。
2011年8月、愛車にて確認。


●スイッチOFFのまま変化しなくなったら

スイッチOFFは「ブレーキペダルを踏んでいる」という状態ですから、ASCDはセットできません。
したがってASCDは使えなくなります(ASCD以外は正常に作動します)。
2011年8月、愛車にて確認。




関連ページ

基本資料 〜 ストップランプスイッチ
メンテナンス 〜 ストップランプスイッチの故障
メンテナンス 〜 ブレーキスイッチの故障

 

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