HID装着について
(追加装備)
Y31シーマおよびY31セドリック・グロリアに適用
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Y31シーマへのHID装着について
ほとんどすべてのHIDメーカーの車種別適合表には、Y31シーマは球切れ警告灯が点灯するため装着不可と書いてあります。
カー用品店で店員に聞いても、車種別適合表で調べて「装着できません」と言う返事が返ってくるだけです。
しかしそれは大した問題ではありません。
球切れ警告灯が点いてしまうのなら点かなくすれば装着は可能だと言うことなのです(点いたままでも気にしなければいいのですが・・・)。
この手のクルマに「HIDを装着したい!」と思っているオーナーは多いはずです。
それなのに「装着不可です」と言って対処方法も知らない店員がいるのも事実で、そんなことではせっかくの客が逃げてしまいます。
球切れ警告灯を点かなくする一番簡単な方法は警告灯の豆球を外すことですが、ブレーキランプが切れても警告灯が点かなくなってしまいます。
もう一つの方法は球切れセンサーを無効にすることです。
こちらはそのような心配はいりませんのでお薦めです。
センサーが球切れと勘違いして警告灯が点灯してしまう場合の処置はヘッドランプセンサーコネクタのページをご覧ください
愛車にはすでにHIDを装着していますが、何ら問題なく使用しております。
強いて問題点をあげるとすれば、エンジンルームがあまりにもびっしり詰まっているので、取付時にバラストなどをどこに設置したらいいか考えてしまうことくらいです(取付を頼む場合は工賃も問題になりますけど・・・)。
なお、フォグランプをHIDにする場合、H3CタイプのHIDバルブの長さが長いと、ヘッドランプユニットに装着されているイエローガラスキャップに当たる可能性があります。もしも当たってしまう場合は、HIDバルブを加工する方法と、イエローガラスキャップを外してクリアフォグ化する方法があります。
HIDは点灯時に莫大な電流が流れますので、車両に装着されているヒューズをワンランク大きい容量のものに替える必要があります。そうしないと何回か点灯したときに切れてしまいます。
Y31シーマに限ったことではありませんが、自分でHIDを装着する場合はアースの接続する場所や取り方に十分留意し、確実に取り付けてください。
ちゃんと点灯するかどうかはアースの取り方次第で決まるほど重要です。
またHIDバルブはデリケートなパーツですので取り扱いには十分すぎるほど注意しましょう。
ではみなさんもガンバって取付に挑戦してみましょう。
オートライトでHIDを点灯させたくないときは…
オートライトリレーユニットのコネクタを抜くだけです。こうすることでオートで点灯するのはスモールランプ類のみで、HID(ヘッドランプ)は点灯しなくなります。
これは、ライトスイッチ操作で「AUTO」位置を通過したときに、ヘッドランプが勝手に点灯してしまうのを防ぎたいときに有効な手段です。
色温度についての見解
色温度は、数値が大きくなるほど白色から青白っぽくなります。
管理人が4300k〜4600kを選んでいるワケは、
1.古いクルマに青白っぽい光は似合わないと感じている
2.色温度の低い方が明るい
3.安い
4.視認性が良い
この中で注目して欲しいのは視認性の良さです。青白い光はハロゲンバルブで経験したのですが、周囲のクルマのライトや街灯などと色の調和が取れず、たとえ高効率バルブであっても逆に暗さが強調され、孤独を感じてしまうことがありました。
とは言っても何ケルビンが良いかは個人の趣味の問題です。
ファッション性で選ぶなら断然5000k〜6000kくらいでしょう。

オリジナルステッカー 御自由にどうぞ
HID化の副作用
(2012年追記)
HID化すると、純正ライトユニット内のレフなどに蒸着剥がれ(メッキ剥がれ)などが起こる可能性があります。

ヘッドライトユニット内のメッキが剥がれている様子
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