名称 |
購入価格 |
補足説明 |
PICマイコン  マイクロチップテクノロジー社
PIC12F675 |
130円 (秋月電子) |
8ピンフラッシュ 8ビットCMOSマイクロコントローラ。
通称PIC(ピック)と呼ばれるワンチップマイクロコンピュータである。
PICとはPeripheral Interface Controllerの頭文字で、周辺装置の制御用に開発されたIC。
主に組み込み制御システム用に使われるマイコンで、小型、少量、多品種生産、短期開発に適している。5Vで作動する。
開発環境MPLAB-IDE(無償)において制御プログラムをC言語(やアセンブラ)で記述し、Cコンパイラー(有償)でコンパイル後にROMライター(有償)でマイコンに書き込む。フラッシュタイプのマイコンなら何度も書き直しができるのでとっても便利。
開発にはCコンパイラーの他に、C言語についての知識、プログラミング技術が必要。 |
ICソケット 
KEL 8ピン |
20円(秋月電子) |
PICマイコン用に使用。
PICマイコンを直接基板にハンダすると、交換が面倒になるため、このようなソケットを利用する。
ピン数が同じなら何でもよい。 |
DCモータドライバ 2個  TOSHIBA TA7257P |
340円×2個 (千石電商) |
DCモータ用フルブリッジドライバ(正・逆転切り替えドライバ)。
出力電流は1.5A(標準)、4.5A(ピーク)と大容量。逆起電力吸収用ダイオードが内蔵されている。熱遮断、過電流保護回路も内蔵。1.88g。
リニアモーターカーテンレールも一種のモーターなのでこのドライバを使ってみた。ケースに収まるように上の部分をニッパーなどでカットした。
リニアモーターカーテンは、プラスとマイナスを切り換えることでカーテンを開いたり閉じたりする。このドライバにはその切り換える機能が入っている。
カーテンレール1本に付き1個使用。カーテン作動時もストップ時も1個あたり約2.5A〜3.0A。1個でカーテンレール2本を作動させると保護回路が働いてしまう。保護回路が働いているときはブツブツというような発振音がレールから聞こえる。
この他電流容量の小さいTA7291Pというのがあるが、1個あたり約2.0Aくらいで作動はするものの力は弱い。当然カーテンレール2本では保護回路が働いてしまう。保護回路が働いているときは約1.2Aの電流が流れ、ピェイーというような発振音がレールから聞こえる。 |
3端子レギュレータ

NEC μPC78L05J |
20円(秋月電子) |
12Vを入力すると5Vが出力される部品。
5V100mA出力の3端子正出力電圧安定化電源回路。
過熱保護回路内蔵、過電流制限回路内蔵、安定動作領域制限回路内蔵。
PICマイコンには欠かせない電源用部品。
端子は捺印面に向かって左から1(出力)、2(アース)、3(入力)。 |
電解コンデンサー 2個  16V 47μF、16V 10μF |
在庫 (中古品) |
電源部に使用。極性あり。
PICマイコンを安定動作させるために必要。
カーテンレールから発生する強烈なノイズを吸収し、PICマイコンが誤作動しないような役目をする。
耐圧は16V〜25Vが最適。 |
コンデンサー 6個  0.1μF(104) |
在庫(新品) |
電解コンデンサー同様、PICマイコンを安定動作させるために必要。
極性なし。
カーテンレールから発生する強烈なノイズを吸収し、PICマイコンが誤作動しないような役目をする。
電源部とPICマイコンの電源端子の近くに取り付けるのが一般的だが、念のためにカーテンレールへの出力部にも取り付けた。
これは何かのキットに入っていた残り物。 |
抵抗器 2本  10kΩ |
在庫 (新品約1円×2本) |
12Vから5V付近に電圧を降下させるために使用。極性あり。
リバース電源はバッテリー電圧の12Vだが、それを直接PICマイコンにつなげると壊れてしまうため、抵抗を使っておよそ5Vまで下げている。
一般的にはフォトカプラなどを使うようだが、面倒なので使っていない。 |
定電圧ダイオード  RD5R1E (5.1V) |
26円(マルツパーツ館) |
PICマイコンに12Vをつなぐために使用。極性あり。
抵抗器2本によって電圧を5V付近まで落とし、この定電圧ダイオードで5.1Vに安定させている。 |
ブザー 
TMB-05 |
230円(千石電商) |
DC5V用。極性あり。
小型のケースに収まるのでこれにした。
ブザーを基板に組み込んでおくと、動作確認用に使えたりして便利である。 |
ケース  TAKACHI
SW-55B |
在庫 (新品100円) |
サイズはW40×H20×D55。
特に小さく収めたかったので、このケースを選定してから基板のサイズ、部品のサイズを考えて製作した。
ブザーの音が聞こえるようにフタに細かい穴を空けた。表にラベルを貼るので穴は見えなくなる。 |
基板 
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在庫 (新品) |
生基板を34mm×49mmにカットして使用。
銅箔面にレタリングシートと油性ペンでパターンを描いてエッチングした。
ずいぶん昔に買った物なので色が古めかしい気がしたので表面にゴールドのシートを貼ってみた。
穴の開いているTAKACHI TPC34-49などを利用するとエッチングする必要はないが配線が面倒。

パターン図(実寸は34mm×49mm) |
ゴムブッシュ 2個  TAKACHI NG-79-A2 |
14円(千石電商) |
ケースに穴を空けてそこにコードを通すのだが、そのコードが傷つかないように、というか、見栄えをよくするために使用。
ケースに空ける穴は直径8mm。 |
コード、接続端子類
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在庫 |
コードはすべて愛車のマルチAVシステムなどに使われていたものを再利用。
接続にはキボシを使用。このためカーテンレールの既存のコネクタは使用できなくなる。 |
スイッチ  3P (ON)-OFF-(ON)
NKK M-2018J |
578円(鈴蘭堂) |
純正のOPEN/CLOSEスイッチを持っている場合には必要ない。
定格6A125VAC。ほとんど電流は流れないので小型のもでも良い。
スイッチレバー中央でOFF。レバーを倒すとONになり、手を離すと跳ね返ってOFFになるタイプ。
このスイッチを使うことになるかどうかわからないが一応用意した。 |
ベゼル(スイッチ用) 
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84円(鈴蘭堂) |
純正のOPEN/CLOSEスイッチを持っている場合には必要ない。
スイッチM-2018Jをキレイに魅せるためのカバー。
これもスイッチ同様、使うことになるかどうかわからないが一応用意した。 |
その他 ヒューズ、配線コード、ハンダ、フラックス、ドリルなど
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用意はしていないが、安全のため、IG電源入力側に7A程度のヒューズ、リバース電源入力側に0.1A程度のヒューズを挿入するのが望ましい。 |