公開日:2007年8月14日
最終更新日:2016年5月3日

使わなくなったスイッチを活用する仕組みです

オートアンプのCDオートチェンジャーコントロールスイッチの活用

Take advantage of the Autoamp of CD autochanger control switch

カテゴリー : 追加装備

Y31シーマ全車および
Y31セドリック/グロリアのオートエアコン・ITエアコン搭載車に適用

活用するための改造


マルチAVシステム搭載車のオートアンプにはCDチェンジャー用のコントロールスイッチが付いていますが、マルチAVシステムを撤去すると使わずに余ってしまいます。このスイッチを何か他のスイッチの代わりに使えるように改造してみました。

CDオートチェンジャー用のコントロールスイッチが押されたかどうかはオートアンプ内のマイコンが検出しています。そのマイコンで処理され、おそらくデジタル信号でCDオートチェンジャーコントロールコネクタにつながれたCDオートチェンジャーと通信しています。

今回の改造は、回路図の赤×のところでデジタル信号をカットして、青コードと黄コードでコネクタに直結しました。
スイッチの活用の仕方によっては、マイコンの直前でカットしてそこからコネクタに直結したほうがいい場合もあります。

マルチ用オートアンプ内部のCDオートチェンジャーコントロールスイッチ回路(関係外は省略)
マルチ用オートアンプ(28525-69V00)の内部。
CDオートチェンジャーコントロールスイッチとコネクタを青コードと黄コードで直結した。
(黄コード:CDSW1=ディスク+スイッチ=端子No.47、青コード:CDSW2=ディスク-スイッチ=端子No.48)

これは使わなくなったCDオートチェンジャーコントロールスイッチを活用できるようにした仕組み(準備段階)です。実際に活用した例ではありません。 他の電装品と接続しやすくなり、CDオートチェンジャーコントロールスイッチで他の電装品のコントロールが可能となります。
上記の改造をした場合、スイッチCDSW1を押したときに端子No.47がアース電位になります。スイッチCDSW2を押したときは端子No.48がアース電位になります。それらの端子につなげた電装品が、アース電位になったときに作動します。端子に何をつなげて作動させるかは応用次第です。