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公開日:2009年1月3日
最終更新日:2014年12月21日


イルミの電球をLEDに交換しました

エアコンのイルミLED化
(メンテナンス)

Y31シーマ全車および
Y31セドリック/グロリアのオートエアコン・ITエアコン搭載車に適用


これはマルチAVシステム車用のオートアンプ(エアコンパネル)(28525-69V00)


概要

2009年1月、走行距離24.7万キロの頃、エアコンパネルのイルミネーションが暗くなったので電球をLEDに交換しました。
電球が暗くなった原因は導光板の焦げでした。


焦げていた導光板
(導光板とは光源の光を照らしたいところまで導く板のこと。
これが焦げたり溶けたりすると光が届かなくなって暗くなる)



導光板を使わずにLED化

普通なら電球タイプのLEDに交換すれば簡単なのですが、導光板が焦げてしまって使えないので、光を照らしたい部分に一つ一つLEDを取り付けることにしました。

ここで問題なのが取り付けスペース。導光板が通っていた空間しかありません。ここは基板を巡らせてLEDを配置することにしました。


基板とLEDを入れる空間はこの程度しかない!!!




適当な大きさに切った基板を用意
(基板のカットにはマイクロソーを使い、ニッパーとカッターで形を整えた)




邪魔な部分を欠き取っていく




基板をはめてみたところ








基板の固定は導光板用のツメを利用する




7個のLEDを基板に取り付けたところ
(定電流ダイオードはLED2〜3個につき1本の割合で使う)




LEDをハンダ付けした基板の裏側




仮配線で点灯したところ




CDプレーヤースイッチのイルミ用基板





CDプレーヤースイッチのイルミ
("-ディスク+"のイルミ用LEDはオートアンプ基板に直付け)




後席エアコンスイッチのイルミ用基板




エアコン/ECONスイッチのイルミ用基板




LED光拡散キャップとカラーキャップの選定中




明るさと光の拡散と色で決めたLEDキャップ
(薄緑色キャップの下には白色キャップも被せる2重構造とした)




ボタン裏の白い樹脂をはめたところ
(この白い樹脂がスムーズに動かなければならない)




オートアンプ基板と合体してイルミ電源を配線する




LEDのイルミ電源は基板から直接取得した


使用部品

品名 仕様・補足・その他 単価 数量 合計
LED OSWT3166B オプトサプライ製
3φ広視野角高輝度白色LED
VF:3.2〜3.6V IV:1500〜2000mcd 20mA 60°
100個入り2000円

※このために買ったのではないが、大きさと光の広がり具合がちょうど良かったのでこれを使ってみた。
@20 20 400円
定電流ダイオード(CRD) E-153 石塚電子製
15mA
10本入り500円

※すべて15mA駆動。
@50 10 500円
基板 ICB-96G サンハヤト製
片面ガラスコンポジット 寸法:160mm×115mm×1.2mm

※紙フェノールより反りにくいガラスコンポジットにした。必要な大きさに切って使う。
@700 1 700円
LEDキャップ 白色 光拡散用 3φ 20個入り100円

※"-ディスク+"以外すべてに使った。
@5 19 95円
薄緑色 光拡散&色付用 3φ 20個入り100円

※"-ディスク+"、"CDプレーヤー"、"オート"、"後席エアコン"以外すべて に使った。
@5 16 80円
半透明 光拡散用 3φ  5個入り200円

※"-ディスク+"のところに使った。
@40 1 40円
抵抗 3.3kΩ  100本入り100円

※明るすぎるので追加した。
@1 5 5円

合計金額

1,820円



消費電力

※2009年1月5日訂正
明るすぎて回路に抵抗を追加したので訂正しました。

電源電圧Vが13.5Vのときの電流Iは130mA(0.13A)でしたので、消費電力PはP=V×Iで13.5×0.13=1.8Wです。すべて定電流駆動なのでバッテリー電圧が変動しても消費電力は一定です。
従来の電球に比べると約1/4です


電源電圧Vが13.5Vのときの電流Iは22.00mA(0.022A)でしたので、消費電力PはP=V×Iで13.5×0.022=0.3Wです。
電源電圧Vが12.05Vのときの電流Iは20.15mA(0.02015A)でしたので、消費電力PはP=V×Iで12.0×0.02015=0.24Wです。
従来の電球に比べると約1/25です

※オートアンプ28525-1H200に取り付けられていた電球1個(11.65Ω)の消費電流は13.5V時に97.2mA(12.0V時は91.0mA、14.0V時は99.0mA)。このときなんと5分で80℃まで温度が上昇した。このオートアンプの電球は5個だが、マルチAVシステム用のオートアンプは6個使う。サイズはT4.2型。


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コネクタ表 〜 オートアンプ
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