車高インジケータが点いたまま
車高が上がらない (メンテナンス)
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Y31シーマおよびY31セドリック/グロリアの
電子制御エアサスペンション搭載車に適用
概要
2008年2月、走行距離22.8万キロの頃、車高が上がらなくなりました。
点検しただけで原因不明のまま直りました。
症状
1.
走っていて気付かない程度に車高が少しずつ落ちていた。そして乗り心地がボコボコになっていった。
2. 車高インジケータが点いていても、エアサスのコンプレッサーが作動していない。よってフロントもリアも車高が上がらない。
原因
不明。関係ありそうなところを点検した後、エンジンかけたら直っていました。
点検内容
症状が出だしたのが暗くなってからでしたので、夕食を済ませて21時から点検作業をしました。駐車場は暗闇ですので補助バッテリーに作業灯をつないで明かさを確保しました。
一番怪しいのはショックを与えても動かなかったコンプレッサーですが、点検するコネクタはバッテリーを外さないと手が届かないので、まずは簡単な圧力スイッチから点検しました。圧力スイッチはオイルフィルター付近にあります。
以下に点検内容を示します。最初のコンプレッサー点検結果以外はすべてOKでした。
1. 車高インジケーターが点灯しているときに、コンプレッサーを叩いてみて作動するか確認→NG
2. エンジンルーム内のヒューズの内、エアサスに関係ありそうな物を確認した→OK
3. 車室内のヒューズの内、エアサスに関係しそうな物を確認した→OK
4. 圧力スイッチのコネクタを外し、スイッチの接点が閉じているか確認した→OK

圧力スイッチはオイルフィルター付近にある
(コネクタはコードをたどるとある)
5. コンプレッサーのコネクタを外し、モーターの抵抗を確認→OK(バッテリーを外す必要がある)
6. コンプレッサーのコネクタのマイナス側とアース間で導通があるか確認→OK
7. エアサスコンプレッサーリレーを取り外し、コイルの抵抗を確認→OK(リザーバータンクとカバーを外す必要がある)


コンプレッサーリレー
8.
エアサスコンプレッサーリレーのコイルに直接バッテリーをつないで作動を確認、接点が閉じるかも確認→OK
9. エアサスコンプレッサーリレーの端子No.3(BAT電源)とバッテリープラス端子間で導通があるか確認→OK
10. エアサスコンプレッサーリレーの端子No.1(IG電源)とバッテリープラス端子間でキースイッチを「ON」にしたときに導通があるか確認→OK
11. エアサスコンプレッサーリレーの端子No.2(マイナスコントロール入力)と圧力スイッチのプラス側間で導通があるか確認→OK
12. コンプレッサーのコネクタに直接バッテリーをつないで作動を確認→OK
ここまで1時間かかりました。だんだん体が冷えてきました(笑)。
あと疑わしいのはエアサスコントロールユニットか、そこから圧力スイッチまでの配線です。ただその点検は時間がかかるのでやりません。エアサスの自己診断機能も面倒ですし原因が特定できるわけでもないのでやりませんでした。
コンプレッサー、リレー、圧力スイッチなどの末端の部品は正常だということがわかったので、強制的にコンプレッサーを作動させて車高を上げることができます。圧力スイッチのコネクタのところで強制的にアースとつなげれば、エアサスコンプレッサーリレーを作動できます。こうすれば車高が上がって一応走れるようになります。
・・・と応急処置の方法まで考えて、いざエンジンをかけ直すと、コンプレッサーが作動して車高が上がりました。何が原因だったのか不明です。
当日は昼過ぎと夕方にエンジンをかけましたが、そのときもコンプレッサーは動いていませんでした。
一つ考えられることは、点検中にバッテリーを約1時間ほど外したので、それで何かがリセットされたのかもしれません。
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関連ページ
基本資料 〜 電子制御エアサスペンション
基本資料 〜 エアサスの自己診断機能
基本資料 〜 車高の点検・調整
コネクタ表 〜 エアサスコントロールユニット
ヒューズ表 〜 エンジンルーム内のヒューズ
ヒューズ表 〜 車室内のヒューズ
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