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公開日:2008年5月30日
最終更新日:2013年9月9日

クルマの向きを調べます

方位センサー
Gyro Sensor
(コネクタ表)

Y31シーマおよびY31セドリック・グロリアのマルチAVシステム装着車に適用

方位センサー


方位センサー

方位センサー 部品番号:25978-69V00

※2003年11月、方位センサーを愛車から撤去しました(45g)。
※2008年6月、方位センサーのハーネスを
愛車から撤去しました。



方位センサーとは

地磁気の向きからクルマの進行方向を検出するセンサーで、地磁気センサーともいいます。マルチAVシステムのドライブガイド(純正ナビ)の構成部品です。

方位センサーは、ルーフ中央のルームランプの後方に隠れています。

ハーネスは、方位センサーから右Bピラー→右Cピラー→右リアフェンダー→トランク右側を通ってドライブガイドコントロールユニットにつながっています。

ハーネスに含まれているシールド線(黒/赤2/銀1)は、方位センサーの近くでボディーにアースされています。

 

ルーフ中央
ルーフ中央のルームランプを取り外したところ
(左が方位センサーコネクタ。右はルームランプコネクタ)





コネクタ表

方位センサー コネクタ

      5 7
2 3 4 6 8
コネクタ色:白

このコネクタは、方位センサーからの出力用で、すべてのコードがドライブガイドコントロールユニットにつながっています。

このコネクタを抜いても停車中も走行中もドライブガイドは一応作動します。

表中の「電圧」および「内容」は、当コネクタが方位センサー関連のものだとわかっていないときに調べたのでこのような結果になってしまいました。ドライブガイドを使って走行しながら確認すれば、電圧の変化などが読み取れたと思います。


端子
No.
名称 コード 電圧 内容
太さ
2 VCC(ECON-
ACC電源)
-/銀1 12V/0V キースイッチが「Acc」以上で12V。

キースイッチが「START」位置で一時OFF。
3 X方向 -/銀 2.5V/0V X軸方向の方位信号。

キースイッチが「Acc」以上で電圧発生。走行中でも電圧発生。

アースしても変化なし。

マルチAVシステム、ドライブガイドのスイッチに無関係。
4 COM -/銀 2.5V/0V キースイッチが「Acc」以上で電圧発生。走行中でも電圧発生。

アースしても変化なし。キースイッチが「ON」の位置でも変化なし。

マルチAVシステム、ドライブガイドのスイッチに無関係。
5 DR(+) -/銀 AC1.9V おそらく検出コイルに印加するための交流電圧(プラス側)。

キースイッチが「Acc」以上で動作。アースしても変化なし。

マルチAVシステム、ドライブガイドのスイッチに無関係。

ブザーをつなげると「ピー」と鳴る。
6 Y方向 -/銀 2.5V/0V Y軸方向の方位信号。

キースイッチが「Acc」以上で電圧発生。走行中でも電圧発生。

アースしても変化なし。 キースイッチが「ON」の位置でも変化なし。

マルチAVシステム、ドライブガイドのスイッチに無関係。
7 DR(-) 白2/銀1 0V おそらく検出コイルに印加するための交流電圧(マイナス側)。

常に0V。キースイッチが「ON」の位置でもOFF。走行中もOFF。

マルチAVシステム、ドライブガイドのON/OFFに無関係。交流計でもOFF。
8 アース -/銀1 0V 常に0V。

作動原理

方位センサーは、環状のコアに交流電圧を印加するコイルと、その外周に直角に交差する2本の磁気検出コイルで構成されています。

コアに交流電圧をかけて交流磁界が発生すると、磁気検出コイルに誘導電圧が発生します。この磁気検出コイルに地磁気が作用すると、交流磁界に変化が生じ、X方向、Y方向の検出コイルの電圧が変化します。この2つのコイルの電圧を方位信号として、ドライブガイドコントロールユニットへ送ります。

方位センサー 原理図


方位センサーの基板(表)
方位センサーの基板(表)


方位センサーの基板(裏)
方位センサーの基板(裏)


方位補正

方位センサー交換時や誤差が大きい時にはドライブガイドのオプション機能で補正できます。



関連ページ

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基本資料 〜 ドライブガイドのオプション機能
コネクタ表 〜 ドライブガイドコントロールユニットNAVI-CN1

 

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