※画像はイメージ(愛車に装着していたものではない)
概要
1999年8月、走行距離7.6万キロの頃、朝の通勤中に路上でエンストしました。日産でオルタネータを修理してもらいました。
症状
走行中にANTI-LOCK警告灯が時々点灯した。そして間もなくエンストした
走行中にバッテリーが弱っているような感じがしたので、エアコンやオーディオの電源を切ったり、信号待ちではパーキングブレーキを使ってストップランプを点けないなどの処置をとりましたが、やむなくエンストしてしまいました。
朝一のエンジン始動時は異常ありませんでした。エンジンをかけてからエンストするまでは20~30分経過しています。その間は朝の通勤渋滞に巻き込まれています。
充電警告灯は一切点きませんでした。ヘッドランプのロー側が左右とも切れた
これは後で日産から知らされたのですが、切れていたそうです。
オルタネータ内のICレギュレータが故障するとこのようなことが起きるようです。
エンスト時
信号待ちから発進する時にアクセル踏んですぐにエンストしました。
後続車の運転手に助けを求め、すぐ近くのスーパーの駐車場まで押してもらいました(感謝!!)。
バッテリーはエンストするくらい電圧低下しても時間がたてば回復するので(工業高校の授業で習いました)、10~30分後にエンジンを始動してみて掛かかることを確認しました。エンジンかけたままでいるとまたエンストすることも確認しました。
エンジンが掛かかるということはエンジンの故障ではなく、バッテリー電圧の低下、それも充電系統の異常でエンストしたということがわかります。
再びバッテリーの回復を待ってからエンジンを始動し、駐車場にきちんと駐め直し、下がり気味だった車高を上げました。
<備考> このとき搭載していたバッテリーは、「国内最強の始動力」の出光スーパーダイハード SDH-D26R (26,800円)です。1996年9月に買ったので、ちょうど3年たっています(走行距離の記録なし)。

日産で修理
いつもの日産に電話し、レッカーに来てもらいました。積載車には自走で載るのが理想なので、回復したバッテリーでエンジンを掛けて車高を上げてから乗り込みました。
日産に着き、駐車場からピットまでの移動もやはり回復したバッテリーでエンジンを掛けて自走しました。
検査の結果オルタネータの故障であることがわかり、オーバーホールしてもらいました(詳しく憶えていませんが、たしかオーバーホールを勧められました)。
費用
請求金額:52,500円(税込み) | 日産プリンスM営業所 | |||||
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費目 | コード | 作業内容および部品名称 | 記号 | 数量 | 部品代 | 技術料 |
用 | 走行中バッテリー上がり | |||||
技 | オルタネータ | OH | 50,000円 | |||
技 | *ICレギュレータ | 交換 | ||||
技 | *ダイオード | 交換 | ||||
技 | *スリップリング | 交換 | ||||
技 | *ベアリング | 交換 | ||||
技 | *ブラシ | 交換 | ||||
技 | バッテリー | 充電 | ||||
※入院日数の記録なし |
修理後
搭載していたバッテリーは充電を行い正常に戻ったそうです。さすがスーパーダイハード。始動力もすごいですが回復力もすごいです。
それから、ヘッドランプのロー側が左右とも切れていたそうで、日産でノーマルバルブに無償で交換していてくれました。
充電警告灯が点かなかったことについては、「充電系統に異常があってもオルタネータのL端子が正常ならば充電警告灯は点灯しない」そうです。
ANTI-LOCK警告灯が点灯したことについて自分は、「バッテリー電圧が低くて4WASが正常に作動しないという警告」と判断しました。
搭載していたバッテリーは2000年2月にメインバッテリーの座を退き、以後補助バッテリーとして利用しました。