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公開日:2008年11月28日
最終更新日:2011年1月1日

発電します

オルタネータ
Alternator
(基本資料)

Y31シーマおよびY31セドリック/グロリアに適用


オルタネータ (23100-16V03 LR180-711E-MR)


オルタネータとは

発電機のことです。

オルタネータは交流を発電し、内蔵のダイオード(整流器)で直流に変換してから出力します。

直流を発電するダイナモとは異なります(ダイナモでも意味は通じますが)。

これが故障すると発電しなくなり、バッテリーに充電しなくなります。
そしてバッテリーの電圧が下がってエンストします。


型式と出力

■Y31シーマ(前期・後期)

エンジン仕様

オルタネータ型式(出力)

標準・寒冷地

日立 三菱
VG30DE LR190-707(12V-90A) -
VG30DET LR180-718(12V-80A) -


■Y31セドリック/グロリア(前期)

エンジン仕様

オルタネータ型式(出力)

標準・寒冷地

日立 三菱
VG20E LR180-714(12V-70A) A2T08395(12V-70A)
VG20DET LR180-711(12V-80A) -
VG30E LR180-712(12V-70A) A2T08394(12V-70A)
VG30ET
RD28 LR170-402(12V-70A) -


■Y31セドリック/グロリア(後期)

エンジン仕様

オルタネータ型式(出力)

標準・寒冷地

日立 三菱
VG20E LR180-714(12V-80A) -
VG20DET LR180-711(12V-80A) -
VG30E LR180-712(12V-80A) A2T08394(12V-80A)
VG30ET
RD28 LR170-402(12V-70A) -




日立型式×純正部品番号

日立型式 純正部品番号 代替部品番号 リビルト部品番号 日立モバイル型式
LR180-711B 23100-16V01 72,500円 23100-16V03 GR231-16V03 28,800円 LR180-711E-RR
LR180-711E 23100-16V03 60,400円  
LR180-712 23100-25V00 66,400円 23100-25V01 GR231-25V01 28,800円 LR180-712B-RR
LR180-712B 23100-25V01 60,400円  
LR180-714 23100-21V02 60,400円 23100-21V03 GR231-21V03 28,800円 LR180-714B-RR
LR180-714B 23100-21V03 60,400円  
LR180-718 23100-16V00 72,500円 23100-16V02 GR231-16V02 28,800円 LR180-718B-RR
LR180-718B 23100-16V02 60,400円  
※値段は2005年3月当時のもの。
※LR180-711と718ではプーリーの径がLR180-718の方が5mm大きい。
※LR180-711はY31シーマのVG30DET搭載車にも装着可能(
愛車で実証済み)。
※参考にした資料によっては、23100-16V00=LR180-711、23100-21V02=LR170-728となっているものもあった。



価格

・ リビルト製品は、25,000円〜30,000円
・新品は、60,000円〜75,000円



フィッティング

■Y31シーマ(VG30DETエンジン搭載車)


 



分解図

■VG20DETエンジン搭載車(1987年6月〜)
■VG30DE、VG30DETエンジン搭載車(1988年1月〜)



↑日立製オルタネータ



 

■VG20E、VG30E、VG30ETエンジン搭載車(1987年6月〜)



↑日立製オルタネータ







オルタネータ(23100-16V03 LR180-711E-MR)のカーボンブラシ


警報機能

エンジン回転中に充電系統に異常があるとチャージランプ(充電警告灯)が点灯します。こんなときの対処として取扱説明書には、「点灯した場合はファンベルトを点検して下さい」と書いてあります。つまりオルタネータが回転していないときに警報することがあるということです。

Y32シーマ(前期)の資料には、「従来のICレギュレータは、オルタネータが発電しない場合(ただしフィールド回路系のオープン時は除く)にのみ警報しましたが、今回の警報機能付ICレギュレータは、従来警報できなかった、B端子外れ警報、S端子外れ警報、フィールド回路系のオープン時を含む無発電警報、過電圧警報が可能です」と書いてあります。

つまりY31以前の場合は、端子の外れ検出、ローターコイルの断線やカーボンブラシの接触不良などによる無発電状態の検出、過電圧制御回路の異常による調整電圧超過の検出は行われないため、警報できないと言うことです。

事実、オルタネータの故障で発電・充電しなくなったり、過電圧制御回路の異常と思われる現象でランプの球切れなどが起きても、チャージランプ(充電警告灯)は一度も点灯したことがありません(2008年10月時点)。


関連ページ


メンテナンス 〜 オルタネータの故障
追加装備 〜 補助バッテリー

 

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