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公開日:2010年3月12日
最終更新日:2014年1月4日

キーを抜くと電源が入ります

キー抜き電源アダプタ
(追加装備)

Y31シーマ全車および
Y31セドリック・グロリア(後期型のみ?)に適用


キー抜き電源アダプタ
(ケースはSW-40、基板はTPC-25-35、リレーはOMRON G5V-1 12DC 1.0A30VDC、1S1588)
製作日:2007年1月23日

 


キー抜き電源とは

エンジンキーを抜いたときに12Vになる電源のことです。普通はキーを差し込んだときに12Vになりますが、キー抜き電源はその逆の作用をします。
電源電圧はバッテリー電圧です。



どんなときに必要か

クルマを駐車させているときに、簡易セキュリティーシステムなどの電装品を作動させたい場合にキー抜き電源が必要です。この電源にミニパトスキャナーなどつなげておけば、キーを抜いたときに光り始めます。



キーを抜いたときに12Vを取得するには

車両既存の回路ではそのような電源はありませんので、キー差込スイッチの電源を変換して取得します。

キー差込スイッチのコネクタの端子No.7「キー差込検知」では、キーを差し込むと12Vが取得できますが、その逆にキーを抜いた時に12Vを取得するには下記のような変換回路が必要です。



回路図

※12VリレーはNC(ノーマルクローズ=通常時に接点が閉じているスイッチ)を使います。リレーの接点電流容量は出力につなげる電装品の電力によって決めます。
 

キーの状態 出力
キーを差していない 12V
キーを差している 0V(OPEN)


これを利用すれば、キーを抜いた時に電源が入るので、セキュリティシステムやリモコンドアロックなどに活用できます。

Y31シーマでなくても、キー抜き忘れ防止アラーム機能やランプ消し忘れ防止アラーム機能が付いている車種なら取得できるはずです。



補助バッテリーとの併用

変換回路の電源入力に補助バッテリーをつなげると、キーを抜いてから出力される電源は補助バッテリーが使われます。
駐車中に必要な電源は補助バッテリーから取ることになるので、メインバッテリーの上がりにも安心です。



関連ページ

コネクタ表 〜 キー差込スイッチ
コネクタ表 〜 キースイッチ
追加装備 〜 リモコンドアロック
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