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公開日:2009年2月28日
最終更新日:2012年6月18日

左前輪の車高が下がったまま上がらない

供給バルブの故障
(メンテナンス)
 

E-FPAY31シーマ、E-PAY31セドリック・グロリア
電子制御エアサスペンション装着車)に適用

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▲フロントサスペンションのバルブアッセンブリー



概要


1999年12月、走行距離8.1万kmの頃、左フロントの車高が下がったままでまったく上がらなくなり、左フロントのエア供給バルブを交換しました。
供給バルブの交換はこれが初めてです。

アッセンブリー交換なのでカットバルブも同時交換しました。

※供給バルブは、車高調整時にエアの通り道を開閉するバルブで、各輪のサブタンクに取り付けられています。

 


フロントサブタンク&バルブASSY
(小さい方が供給バルブで、大きい方がカットバルブ)
 




症状

・ 左フロントの車高が下がる(クルマが左に傾く)。
・ コンプレッサーが動いても左フロントのみ車高が上がらない。
エアサスキットの車高インジケータが点灯したまま。


原因

左フロントの供給バルブのソレノイドの断線。
供給バルブが壊れると、サブタンクや空気室にエアが供給されず、車高が上がらなくなります。


修理費用

約10,000円(税込み)


日産で点検

馴染みの日産ディーラーで主治医に診てもらいました。
初めはエア漏れと思ったのか石鹸水で確認していましたが、漏れはありませんでした。主治医はコンサルトを持ってきて、診断していたらすぐにソレノイドの断線だとわかりました。コンサルトでエアサスの診断ができて原因がわかったのか、コンサルトを触っていてひらめいたのかは不明です。


日産にて交換

日産で交換してもらいました。


 
故障した供給バルブ
(カット&サプライ バルブアッセンブリー 53601-17V00)

 

 

請求金額:10,605円(税込み)

日産プリンス販売M営業所

費目 コード 作業内容および部品名称 記号 数量 技術料 部品代
  左フロント下がり        
  FR供給バルブ LH 交換   6,800円  

53601-17V00

 バルブ アッセンブリー   1   3,300円

※供給バルブとカットバルブのセットになっている。供給バルブのみやカットバルブのみの交換は不可。



 

供給バルブが故障した原因として考えられること

市販の車載用電気ポットをフロントシガライタソケットでスパークさせてしまい、そのときちょうど車高調整中だったため、ソレノイドのコイルが断線したと思われます。そのときからエアサスキットの車高インジケータが点灯したままになったので、このスパークが原因で間違いないでしょう。
 


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