公開日:2018年7月31日

壊れたので交換しました

リア車高センサーの交換

Rear height sensor change

カテゴリー : メンテナンス

E-FPAY31シーマ、E-PAY31セドリック・グロリア
電子制御エアサスペンション装着車)に適用

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アセンブリー(センサー、ブラケット)とコネクティングロッドを車両から取り外したところ。
この画像に写っているものを交換した。
ただしコネクタの黒い部分のみ再使用(赤丸印)(入手した中古部品が破損していたため)

概要

2018年3月、走行距離39.9万kmの頃、エアサスのリア車高センサーの故障のため中古部品に交換しました。

交換

リア車高センサーの交換は初めてです。40万キロ近く頑張ってくれました(笑)。
中古部品が入手できたので利用することにしました。新品部品が現在でも入手できるかどうかはわかりません。
中古部品が正常に作動するかどうかテスターで確認。テスターの抵抗計で抵抗が滑らかに変化したので正常としました。

今回交換した部品は、センサーアッセンブリー(53820-17V01)とコネクティングロッド(センサーロッド)(54372-17V00)です。センサーアッセンブリーにはセンサーとブラケットが含まれています。リアスタビライザーに固定するブラケットも中古部品に含まれていましたが交換はしていません。

コネクタを抜き、コネクティングロッドの片方のナット(8mm)を外し、ブラケットのナット(12mm)2個を外して全体を取り出しました(リアスタビライザーのところも取り外す場合はロッドはそのままでナット(13mm)2個を外します)。
中古部品側のコネクタの一部が破損していてブラケットに固定できなくなっていたため、そこの部品のみ移植して再使用することにしました。
車両への取付は逆の手順で。
これらの作業には安全のためジャッキの他にウマを用いました。

交換前のリア車高センサー
いろいろなサイズのボルト、ナットが使われている
入手した中古部品が破損していたため移植することにした
移植した
(左:中古部品、右:取り外した部品)
コネクティングロッドの見比べ
(左:中古部品、右:取り外した部品)
亀裂(赤丸印)があったのでコネクティングロッドも交換することに
センサーアッセンブリーの見比べ
(左:中古部品、右:取り外した部品)
ここは12mmソケットを使った
コネクティングロッドは8mmレンチを使った

車高の調整

若干の車高の調整が必要だったので、コネクティングロッドの長さを変えて調整しました。
交換前から右の車高が高めだったため、フロント右の車高センサーを回して調整しました。

車高データ(覚え書き)

交換前 : フロント左:665、フロント右:674、リア左649、リア右:669
交換後 : フロント左:660、フロント右:660、リア左:650、リア右:650

コネクティングロッドの8mmネジ(正ネジ、逆ネジ)を緩めて、中央部分のネジ8mmを回して調整。
正方向に回すと間隔が縮まりロッドが短くなる→車高が変化する

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