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公開日:2007年10月1日
最終更新日:2013年9月9日

風に敏感です

エアフロー メーター コネクタ
Air Flow Meter Connector
(コネクタ表)

Y31シーマおよびY31セドリック/グロリアに適用


エアフローメーター 22680-16V00


出力電圧測定などは、愛車Y31シーマから取り外したエアフローメーター(部番:22680-16V00)を使いました。ECCSの自己診断システムでエアフロの故障と診断されたため取り外したのですが、特に異常はありませんでした。
 

コネクタ表


エアフローメーターのコネクタ
(ホットワイヤコーティングタイプは4端子)

A B C D E F
× 2 3 4 5 6

コネクタ色:黒

端子記号 端子
No.
名称 コード 電圧 内容
太さ
A 1           端子なし
B 2 吸入空気量信号(出力) - 0V/0.25V〜約3V エアフローメーターの筒を流れる空気の量に応じて直流電圧が増減する。
 
車種 キー「ON」時 アイドリング時 約2500rpm時
Y31シーマ
(前期・後期)
VG30DE、VG30DET 約0.8V 約1.2V 1.8V〜1.9V
Y31セド/グロ
(前期)
VG30E、VG30ET、VG20E 約1.5V 約2.4V 約3V
VG20DET 約0.3V 約1.2V 1.8V〜1.9V
Y31セド/グロ
(後期)
VG30E、VG30ET 約1.5V 約2.4V 約3V
VG20DET、VG20E 約0.3V 約1.2V 1.8V〜1.9V

ECCSコントロールユニットの端子No.31(前期)、端子No.27(後期)につながっている。

Y31シーマのエアフローメーターの単体点検では、無風時は0.25V。口で思いっきり息を吹き込んだ時は約3Vになった。約50cm離れたところから軽く息を吹きかけても敏感に出力信号が変化する(0.75Vくらいまで上がる)。電源投入時は一瞬だけ約3Vまで上がる。マイナスイオンを吸わせたら0.25Vから1.00V付近まで上昇した。

C 3 電源アース - 0V 常に0V。エンジンアース。
エアフローメーター内部で端子No,4(信号アース)とつながっている。
D 4 信号アース - 0V 常に0V。
ECCSコントロールユニットの端子No.26(前期・後期)につながっている。
エアフローメーター内部で端子No,3(電源アース)とつながっている。
E 5 電源(入力) 12V/0V バッテリーからECCSリレーを通ってくる電源。

Y31シーマのエアフローメーターの単体点検では、無風時の消費電流は90mA(0.09A)。口で思いっきり息を吹きかけたときの消費電流は130mA(0.13A)。電源電圧を12.0V〜14.0Vで変化させても消費電流は変化しない。電源投入時は一瞬だけ160mA(0.16A)流れる。
F 6 付着物燃焼信号(自己洗浄信号)(入力) - 6V以上/0V 端子はホットワイヤ自己洗浄タイプのエアフローメーターのみ存在する。
Y31シーマは端子なし。Y31セドリック/グロリアの一部車種のみ存在する。

ホットワイヤを加熱して付着物を燃焼するときに6V以上の電圧を印加する。
付着物燃焼信号や自己洗浄信号の他に焼切信号と呼ぶこともある。

ECCSコントロールユニットの端子No.12(前期)、端子No.25(後期)につながっている。

 


エアフローメーターの単体点検中
(故障で取り外したエアフローメーターだが異常はなかった)



エアフローメーター 22680-16V00


関連ページ

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基本資料 〜 ECCSの自己診断システム
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メンテナンス 〜 エアフローメーターの故障

 

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