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公開日:2006年10月29日
最終更新日:2008年10月16日

内気循環にしても外気が入ってくる

エアコンの内外気切換がおかしい
(メンテナンス)

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Y31シーマおよび
Y31セドリック/グロリアのオートエアコン・ITエアコン搭載車に適用

症状

1.エアコンを内気循環にしても外気が入ってくる。

空気の汚れた所を走るときに内気循環固定にすることがありますが、どうしても外気が入り込んできていました(温度調節のために外気を取り込むことはあるかと思いますが)。

2.内気循環/外気導入を切り替えると異音がする。

愛車では内外気切換しているときに一度だけ「ボコッ」と大きな異音がしました。


原因

エアコンのインテークドアアクチュエーター上部のシート材が破れて落下し、可動部に当たっていた。

※インテークドアアクチュエーターとは、インテークドアを開閉する装置です。アクチュエーターとドアはロッドとリンクでつながっています。エアコンのインテークユニットの手前に取り付けられてます。グローブボックスを外すと見えます。

※インテークドアとは、エアコンのエア吸い込み口を外気側か内気側かに切り替えるとびらのことです。


アスファルトシート(?)みたいな物がボロボロになっていて、何かの拍子に砕けて落下し、アクチュエーターのアーム/ロッド/リンクに触れていました。

切換時に「ボコッ」と異音がしたのは、その落下物とアクチュエーターのアーム/ロッド/リンクに当たって無理がかかったからだと思われます。


インテークドアアクチュエーター
(画像中央。黒いアクチュエーターカバーは外して撮影)


赤い矢印で示したのアスファルトシート(?)がボロボロになっていた
(この画像は無理に剥がした状態)

アクチュエーターを覆っている黒いアクチュエーターカバーは、ロッドの方まではカバーしていないためこのようなことが起こり得ます。


修理

アクチュエーター上部のシート材を剥がしました。落下していた物を撤去しました。

完全ではありませんが、これで内気循環のときに外気が混じることが無くなりました。

なお、修理しても直らなかった場合は、オートアンプの基板のハンダ割れもご覧ください。
 

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