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公開日:2009年4月1日
最終更新日:2010年1月11日

Y31シーマ 後期
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セーフティ


 


乗り心地の快さと、優れた安全性。
安心感をも包み込む、シーマの先進のメカニズム。


日産では、「豊かさと楽しさ - それを支える安全・安心思想」をコンセプトにドライバーとクルマの危険回避能力を高め、事故を未然に防ぐアクティブセーフティ(予防安全性)と、万一の場合でも乗員への影響を最小限にとどめ保護性を高めるパッシブセーフティ(衝突安全性)の両面から、安全性の向上をはかっています。
高級車ならではのゆとりと快適性そして、様々な安全対策によってシーマにお乗りになる方、一人ひとりに安心できる走りを提供しています。

 

 アクティブセーフティ(予防安全性) 

■走りの性能と運転しやすさの追求

自由にクルマを操れることが、高い安全性につながっています。
シーマは、サスペンションをはじめとするメカニズムの基本性能を向上するとともに余裕をもって運転にのぞめるよう最適なドライビングポジションが得られる様々な調整機構付のシートや上下調整式のチルトステアリングを用意。
また、ドライバーに余計な負担をかけない視認性の高い計器盤、扱いやすいスイッチ類などを装備して、長時間の運転を安全なものにしています。


■強力な制動力を発揮する
4輪ベンチレーテッドディスクブレーキ


安全に確実に止まるために、シーマは高い制動能力を有する高性能ブレーキシステムを搭載しています。
前輪、後輪ともディスク盤に通気孔を設け、放熱効果を高めるベンチレーテッドディスク式。
耐フェード性に優れたブレーキパッドとともに、高速での連続使用にも、高ブレーキ性能を発揮します。
ハイポテンシャルなシーマにふさわしい強力なブレーキシステムです。


■急制動時にも安全に停止できる4WAS

滑りやすい路面などで急ブレーキを掛けると、車輪がロックしてステアリングが効かなくなったり尻振り現象を起こすことがあります。
こうした危険な状況を避けるにはポンピングブレーキが有効ですが、とっさの場合にはなかなか難しいものです。
シーマは、このポンピングを電子制御で行い安全に車両を停止する4WAS(4輪アンチスキッドブレーキシステム)を装備しました。
前2輪とリアデフに設けられたセンサーが車輪のスリップ状態を逐一検知。
ブレーキ液圧を適正にコントロールしてブレーキ性能を最大限に発揮します。
この4WASの場合、前輪がロックされることがないため通常走行と同等の旋回能力を維持したり、急制動を掛けながらの前方障害物の回避を可能にします。
また、後輪ロックも起こさないためタイヤの横滑りなども防止でき、車両を安全に停止できます。
ドライな路面からアイスバーンまで、常に確実なブレーキ力を発揮する4WAS。ブレーキペダルへのキックバックも小さく安心して違和感なく操作できます。
シーマの安全思想を体現したシステムです。
(タイプII系に標準。タイプLセレクション、タイプI系にメーカーオプション)


■急制動にも高い信頼性のあるABS(※)
※1991年2月、タイプLセレクション発売から4WASはABSに統一しました。

滑りやすい路面などで急ブレーキを掛けると、車輪がロックしてステアリングが効かなくなったり尻振り現象を起こすことがあります。
ABS(アンチロックブレーキシステム)はとっさの急制動にもコンピュータがきめ細かくブレーキの力をコントロールし、車輪のロックをぎりぎりで防ぐ高度な安全システムです。フルブレーキ状態でも、ステアリングの自由が確保できるため、障害物回避にも高い能力を発揮します。
シーマの安全思想を体現したシステムです。
(タイプII系に標準。タイプLセレクション、タイプI系にメーカーオプション)


■スムーズな走りのためのビスカスLSD

泥道などで、駆動輪の一方がスリップしても、デファレンシャルギアの差動を制限してもう一方の車輪に駆動をしっかり伝達し、安定した走りを促すシステムがLSD(リミテッドスリップデフ)です。
駆動力を有効に路面に伝えて、最大限の能力を発揮させるようこのLSDに、ビスカスカップリングを用いたビスカスLSDを、シーマは採用しています。
封入されているシリコーンオイルの粘性などで左右輪の駆動力をスムーズに調整。
高速コーナリング時や横風を受けた場合でも高い走行安定性を維持します。
どんな条件下でもゆとりの運転ができる安心の走行システムです。


■操作の楽なパーキングブレーキ

フットレスト上部にあるペダルを踏めば、簡単にパーキングブレーキが掛けられるシステムを採用しました。
解除はセンターコンソール部にあるノブを軽く引くだけで可能です。
ドライバーに余計な負担や無理な力を強いないイージーリリースパーキングブレーキです。



 

 パッシブセーフティ(衝突安全性) 

■乗員をしっかり守る衝撃吸収ボディ

万一、避けきれない事故に遭遇した場合にも乗員への影響を最小限に抑えるようシーマは衝撃吸収ボディを採用しています。
衝突の際に加わるエネルギーを、前後のクラッシャブルゾーン(衝撃吸収部分)で効果的に吸収し、キャビン部への影響が及ぶことを極力回避する設計。
キャビン部は、モノコックボディに加えて主要骨格部の強化や各結合部の補強などで万一の際にも変形しにくいボディーで安心を支えています。


■万一の際の命綱 - シートベルト

シートベルトを正しく装着することは、万一の場合のために大切なことです。
シーマは、引き出しやすく圧迫感の少ないテンションレスELR付3点式シートベルトを前席に採用しました。
しかも、上下調整機構付ですから、体型に合わせて肩部の位置が変えられます。
また、バックルがシート取り付けのためシートを前後にスライドさせても、適正位置での装着が可能です。
さらに、後席にも全車、ELR付3点式シートベルト(2名分、中央席は2点式)を装備。
お乗りの方の安全をしっかりと守ります。




フェード(fade) 過熱や水ぬれなどによって、ブレーキパッドとディスクとの摩擦力が減ること。これが高まると制動力が弱まる。

ポンピング(pumping) ブレーキペダルを激しく踏んだりゆるめたりして、制動力を保ちながら、車輪ロックを防ぐ運転技術。

ビスカスカップリング(viscous coupling) 交互に円板を配したケースに、粘性の高いシリコーンオイルを封入し、円板相互の回転差を利用して動力の伝達をはかる一種の自動クラッチ。回転差が大きくなると圧着状態となりデフの働きを制限する。

デファレンシャルギア(differential gear) カーブを曲がる時、駆動輪の内外回転差を作り、スムーズに曲がれるようにする差動機。

 

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