初代シーマに乗ろう サイトマップ

ホーム > カタログ > Y31シーマ後期 > エンジン&トランスミッション

公開日:2009年4月1日

Y31シーマ 後期
カタログ

トップ | コクピット | インテリア | 品質 | エンジン&トランスミッション | サスペンションセーフティグレード
装備 | ボディカラー&シート地 | 2面図 | 主要装備 | 主要諸元 | セレクションパック | オプショナルパーツ


<<前へ  次へ>>

エンジン&トランスミッション


 

高い走行性能と、ゆとりある操作性。
シーマを悠々たる走りに導く高度なメカニズム。



■悠然とした走りのためのVG30DET。

高級車にふさわしいエンジンとはいったいどのようなものでしょうか。
ハンドルを握る方の思いが瞬時に伝わり、素直に反応する。
高い能力を、静かに余裕を持って発揮する。
そんなエンジンこそが、大人の走りにふさわしいものと言えましょう。
シーマは高級パーソナル・カーとして走る喜びを限りなく追求しました。
そのため、ハイパワー&ハイクオリティなエンジン、VG30DETを原動力として据えています。
発進加速、中間加速、そして追い越し加速。どの領域においても優れたレスポンスを発揮して、一気にその力が引き出せるため、常に伸びやかな走行感覚が味わえます。
どんな道でもゆとりをもって、悠然と走るためのVG30DET。



■日産の技術を集大成したVG30DETの構造

V型という合理的な設計で、小型ながら高出が生み出せる6気筒、VG型をベースに開発された4カムシャフト、24バルブのVG30DE。
このDOHCエンジンに、日産の先進技術の粋を集めた高精度なターボチャージャーを装着しました。小型化すれば応答性はアップするが出力が低下し、大型化すれば出力は向上するがレスポンスは鈍くなるというターボ特有の難点を、ファインセラミック製のハイフローターボで解決。さらに、軸受部の改良により飛躍的にその性能を高めた新しいターボチャージャーを採用して、最高出力255PS/6000rpm(ネット値)、最大トルク35.0kgm/3200rpmという驚異的なパワーをもたらします。



■ハイレスポンス&ハイパワー VG30DE

シーマは、そのビッグボディを静かに、力強く走らせるために、V6、3リッターのDOHC、VG30DEエンジンを搭載しました。
アクセルを踏み込めばドライバーの意に素直に反応し、軽快なツインカムサウンドを発しながら瞬時に強力なパワーを発揮します。
最高出力200PS/6000rpm(ネット値)、最大トルク26.5kgm/4400rpm。
低回転域ではネバリのある太いトルクを、高回転域では軽やかなハイパワーを期待通りに提供し、高級パーソナル・カーとしての痛快な走りが堪能できます。
どの領域でも一気に加速して思い通りの操縦が楽しめるVG30DE。感度のよい高性能エンジンです。



■高性能を支える最新のテクノロジー

基本構造に優れたVG30DETエンジンにはターボチャージャーの他にもその高出力を十二分に発揮させるために数多くの機能やテクノロジーが採用されています。
例えば、可変吸気コントロールシステム(NICS)。全域で効率のよい吸気が行えるようブランチ内に可変バルブを設定し、低回転時には閉じ、高回転時には開くことによって燃焼効率を高めると同時に、心地よい加速フィーリングを実現します。
また、電子制御により吸気バルブの開閉タイミングを最適に制御し、出力、トルクに加え燃費向上もはかる可変バルブタイミングコントロールシステム(NVCS)や、高回転時にも着実な点火を促すダイレクトイグニッションシステム(NDIS)。
さらに、無鉛プレミアムガソリンに対応してターボの過給圧を最適に電子制御するシステムも採用。
最新のテクノロジーで、全域にわたる高出力化や、確かな静粛性などを高いレベルで実現しています。



■扱いやすいフルレンジ電子制御オートマチック


ドライバーの感性にきわめて近いところで反応し、なめらかなシフトフィーリングを実現する高性能オートマチック<フルレンジE-AT>をシーマはそのトランスミッションに採用しています。
車速をはじめ温度やスロットル開度、エンジン回転数などを各種センサーから入手し、コントロールユニットで解析して、きめ細かく変速クラッチの油圧を切換えます。このため、加速時も減速時も最適なギアを瞬時に選択し、期待にたがわない、気持ちいい変速を行います。
また、ギアレシオも超ワイドに設定されているため、どの領域でも小気味のいい加速フィーリングが味わえます。
さらに、パワーモードやDレンジのままで、2速発進できるスノーモードを備えていますから、雪道などのすべりやすい路面からの発進もきわめてスムーズです。
走行条件に応じて最適なモードが選べる<フルレンジE-AT>は、さらに、オートマチック単独でなく、エンジンとの総合制御を行う新しいシステム<DUET-EA>を採用。
その時々で、エンジン出力の制御と変速制御を同時に行うことで変速ショックをやわらげ、常になめらかな走行性能を発揮します。



■デュアルモードマフラー


性能をさらに高めるために、。マフラーに長短2本のチューブを有するデュアルモードマフラーを採用しました。
低回転時にはショートチューブを閉じてロングチューブのみで排気。
中高回転時には2本のチューブを使用し排気抵抗を抑制。中高回転域でのツインカム本来の性能を存分に引き出します。
静粛性にも優れた効果を発揮するシーマにふさわしい排気システムです。



 


PLASMA
-VG30DET


■VG30DET型
総排気量  2960cc
最高出力  255PS/6000rpm(ネット値)
最大トルク 35.0kgm/3200rpm
   

PLASMA
-VG30DE


■VG30DE型
総排気量  2960cc
最高出力  200PS/6000rpm(ネット値)
最大トルク 26.5kgm/4400rpm


バルブ(valve) 燃焼室上部の吸気孔、排気孔を開閉する弁。ツインカムエンジンは、吸排性能向上のため計4つの弁をもつ。

ツインカム(twincam) 吸排気弁を開閉させるカム軸を2本(ツイン)備えたもの。吸排を別個の軸で行うため高回転にも強い。

ターボチャージャー(turbocharger)
排気の力を利用して、燃焼室への過給(空気の充填)効率を向上させる装置。


 

<<前へ  次へ>>

トップ | コクピット | インテリア | 品質 | エンジン&トランスミッション | サスペンションセーフティグレード
装備 | ボディカラー&シート地 | 2面図 | 主要装備 | 主要諸元 | セレクションパック | オプショナルパーツ

 

ホーム | サイトマップ | このサイトについて | ご利用条件 | プライバシーポリシー
© 2004-2019 初代シーマに乗ろう実行委員会