上のページへ

Y31シーマおよびY31セドリック/グロリアの
オートエアコン・ITエアコン搭載車に適用

（写真はありません）

　

概要

2009年10月、お友達のY31グロリアのエアコンが冷風しか出ないので、オートアンプを点検しました。
基板の一部のハンダを付け直ししました。

オートアンプはマルチAVシステム用の28525-69V00です。



症状

・ 冷風しか出ない。送風にしてもダメ。
・ 自己診断すると、26（PBR異常）が出る。
（だが点検直前に直ってしまった）



原因

オートアンプ内部のハンダ劣化（と思われる）。



基板の確認と修理

フタを開けて基板のハンダを点検しました。
特にエアミックスドアアクチュエーターを動かしているモータードライバーICのハンダを点検しました。目視ではわかりませんでしたが、ルーペで見るとハンダの表面が魚のうろこ状になっていました。

ハンダの劣化が原因と思われるのでハンダを補修することにしました。外は雨が降っていたため車内でハンダ付け作業しました。煙が出るのでハンダ付けは必要最小限にとどめました。今回ハンダを付け直ししたのはモータードライバーIC2個と大きめの抵抗2本だけです。

フタの内側の上にはススみたいなものが付いていました。オートアンプ内に熱がこもっていた証拠です。


※点検直前に症状が出なくなっていたので、今回直したところが原因だったとは断言できません。自己診断で26（PBR異常）は出なくなりました。


　

エアコン点検した場所の様子

上のページへ

関連ページ

基本資料 〜 エアコンの自己診断機能
基本資料 〜 ブロアHiリレー
コネクタ表 〜 オートアンプ
コネクタ表 〜 エアミックスドアアクチュエーター
メンテナンス 〜 クラスターリッドCの外し方