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公開日:2008年9月10日
最終更新日:2009年11月19日

純正ミラーにウインカーを組み込みました

ウインカー スルー ミラー(3)
Winker Through Mirror
(追加装備)

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ミラー鏡面を加工する

ミラー裏面から表側にウインカーの光を透過させるにはミラーを加工しなければなりません。

市販のウインカースルーミラーのLEDの配置に合わせて純正ミラーも加工します。

純正ミラーはそのままでは裏から光を当ててもまったく透けません。純正ミラーの裏には黒い保護膜が塗ってあるためです。ウインカーの光を透過させるには、この保護膜をはがす必要があります。

この保護膜は塗膜剥離剤やラッカーシンナーで溶かしてはがします。塗膜剥離剤は塩素系でも非塩素系でも大丈夫です。

はがす大きさは、市販のウインカースルーミラーと同じにします。LED1個あたりの穴の大きさは約7mmです。

マスキングテープに丸い穴を空けてミラー裏側に貼り、その穴に塗膜剥離剤やラッカーシンナーを垂らして保護膜を溶かします。

マスキングテープに丸い穴を空けるには、レザークラフト用の穴空けポンチが便利です。ホームセンターで6.5mmのものを買いました。



ウインカーユニットのカバーを利用して透明粘着シートに穴の位置を書き写した




透明粘着シートにポンチで6.5mmの穴を開けた




透明粘着シートをミラー裏側に貼って準備完了。
このシートがマスキングテープの役目をする




綿棒に塗膜剥離剤をたっぷりしみ込ませて黒色塗膜をはがす
(マスキングも溶けてくるので慎重に)



塗膜剥離剤やラッカーシンナーをミラーに付ける時は綿棒を使いました。

塩素系の塗膜剥離剤、特にHoltsの強力な「塗装はがし液」では、マスキングの下に液が浸透してしまいます。

また、塗膜剥離剤でキレイに丸くはがれないときは、ラッカーシンナーで穴の形を整えます。

マスキングの糊が溶けて伸びてしまったら塗料用シンナーで拭けばキレイになります。塗料用シンナーなら黒色塗膜は侵しません。

塗膜剥離剤は塗ってゴシゴシこするよりも、何もせずに数十秒置いておいた方が後でペロッとはがせます。ただ時間がかかりすぎるとマスキングが侵されます。

新品のミラーは黒色塗膜が強く、ラッカーシンナーだけでは大変でした。

塗膜剥離剤(塩素系、非塩素系)やラッカーシンナーは、どれを使えばよいかというのはなく、その時々(こすり方や浸している時間、塗膜の固さなど)によって使い分けが必要です。

丸の輪郭がガタガタになっても、プラスチックのヘラなどで削るようにしながら形を整えれば見栄えが良くなります。

 




加工が終わったところ(ミラー裏面)




ミラー表側から見たところ(裏側が透ける)


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