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公開日:2007年8月1日
最終交換日: 2010年1月11日


ノブが押せない、ゼロに戻らない


トリップメーターの故障
(メンテナンス)

Y31シーマおよびY31セドリック・グロリアのアナログメーター装着車に適用

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右のリセットノブを押してもゼロに戻らない


概要


いつ頃からか覚えていませんが、トリップメーター(区間距離計)のリセットノブが固くなり、無理に押しているうちに何かが壊れ、一の位の桁がゼロに戻らなくなりました。

2007年1月、走行距離21.1万キロの時、中古メーターから抽出したカウンターギヤASSY(オドメーター・トリップメーター)ごと交換して直しました。


症状

1.トリップメーターのリセットノブが固くて奥まで押せない
2.トリップメーターのリセットノブを押してもゼロに戻らない(積算はする)


修理費用

0円 (かずぼうさんから頂いた中古メーターからカウンターギヤASSYごと移植しました)


メーターの脱着

コンビネーションメーターの外し方はこちらをご覧ください。


故障原因を発見!

メーターユニットを揺すったらプラスチックのかけらが出てきました。
トリップメーターを見たらゼロにリセットする樹脂が欠けていました。


矢印のところが欠けていた


プラスチックが変形して横にそれると、リセット棒を押したときに数字の輪に引っかかるため、奥まで押せなくなります。そして無理矢理押し込むと、プラスチックが破損するようです。

写真の赤矢印の位置が欠けると一の位がゼロに戻らなくなりますが、積算はできます。


距離計の脱着


トリップメーターだけの交換もできると思いますが、カウンターギヤASSYごと交換しました。この方が簡単だと思います。

カウンターギヤASSYはメーターユニットの裏側から2本のビスで固定されています。
カウンターギヤASSY裏の白い6Pコネクタを抜き、ビス2本を外します。


コネクタとビスを抜くと距離計を外せる



積算距離計を合わせる

ドナーから抽出したカウンターギヤASSYを、愛車の積算距離と合わせました。
ちなみに、このときの愛車の積算距離計は211,772kmでした。
各桁ごと左右に拡げるようにして回転させました。回転軸は取り外していません。
合わせ終わったら、数字が横一列に並んでいるか確認してからメーターユニットに戻しました。一応、シリコーンスプレーをしておきました。



カウンターギヤASSY。
上はドナーから抽出したもの。下は
愛車で使っていたもの

交換後

これで、いままでリセットするたびに悩まされていた症状は一掃しました。



カウンターギヤASSY交換後


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関連ページ

基本資料 〜 コンビネーションメーター
メンテナンス 〜 コンビネーションメーターの外し方
メンテナンス 〜 スピードメーターの故障

 

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