| タンクのガス圧で開きます
フューエル チェック バルブ
Fuel Check Bulb
（基本資料）
Y31シーマとY31セドリック・グロリアに適用
フューエルチェックバルブ
(Y31シーマの車体下部)
説明
フューエルチェックバルブは燃料配管の途中に取り付けられています。
燃料タンクの燃料蒸発ガスの圧力（正圧）が高くなるとバルブが開きます。
燃料蒸発ガスはキャニスター（燃料蒸発ガス排出抑止装置)を通って吸気系に導かれます。
燃料蒸発ガスは人体に有害な物質なので排出規制されており、大気中に放出しないよう吸気空気に混ぜて燃焼されます。
取り付け場所
燃料タンクからの配管（ゴムホースやチューブ）をたどって行くとこの部品に着きます。デフの右上、右シャフトの上辺りです。
配管は燃料タンクの上部につながっています（フューエルポンプとは別のところです）。
他の配管と比べると一回り細いチューブが使われていて、簡素なクランプでゴムホースとつながっています。
取り付け状態では上側がIN、下側がOUTです。
フューエルチェックバルブはデフの右上付近にある
(Y31シーマエアサス車の車体下部)
フューエルチェックバルブまでの配管は燃料タンクの上部（空気室？）につながっている
（Y31シーマのトランク内）
フューエルチェックバルブまでの配管はやや細いチューブが使われている
（Y31シーマのトランク内）
交換しました
2000年3月、燃料系統の異音がひどかったのでディーラーに相談したら「チェックバルブを交換すれば直る」と言われたので交換してもらいました。しかし直りませんでした（汗）。程度の問題もあるかと思いますが、音が鳴るのはふつうらしいです。
エンジンを止めた後にリア右下あたりからグーグー異音がしたら、このバルブの音である可能性が高いです。
部品番号
17370-10V01です。
価格は2,110円（2000年3月現在）、2,210円（2005年3月現在）です。
代替部品の部番は17370-10V00。
関連ページ
基本資料 〜 プレッシャーレギュレーター
基本資料 〜 燃料系統
メンテナンス 〜 燃料系統の異音
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