ガシャンと不快な音がする
ドアの締まり異音事例
(メンテナンス)
Y31シーマおよびY31セドリック・グロリアに適用
概要
2009年8月のオフ会の時、Y31グロリアのお友達からドアを閉めたときにガシャンと音がするというので簡単な方法で直しました。
(Y31グロリア ハードトップ 2000 ブロアム)
症状
・ ドアを閉めたときにガシャンと金属的な不快な音がする(左後席ドア)。
原因
・ ドアアウターウェストレインフォースの接着剤が剥がれており、ドアを閉めたときにレインフォースがドアアウターパネルに当たるため。
故障探求
この症状は愛車で経験したことがあるので原因はわかっています。
しかし、しっかりと特定するために調べてみました。
1. ドアの外側と内側から軽く叩いてみて音の出方を探ります。
ドアの内部から異音が聞こえたので、内部の鉄板(レインフォース)がブラブラしているからだと断定しました。
続けて修理に移ります。
修理
ドアの内張をはがしてドア内部のレインフォースの状態を観察しました(手で触っただけで動くので見なくてもわかります)。



レインフォースを留めている接着剤が剥がれ、ドアの外側(アウターパネル)に当たって音がしていたのです。剥がれた接着剤はドア内の下に落ちていました(接着剤は愛車とは違ってスポット的に4〜5点留めでした)。
接着剤は手で折るとボロボロになるほど硬化していて、再接着することはありませんでした。


ナイトオフということもあり適当な接着剤や充填剤が無かったので、クッション材(水を吸わないもの)をもらってたたんでアウターパネルとレインフォースのすき間に押し込みました(2箇所)。

詰め物は水を吸わないものが良い

これでドアを閉めたときの不快な異音は解消しました。
ドアの内張を元に戻して修理完了です。
関連ページ
メンテナンス 〜 ドアがロックしない
メンテナンス 〜 ドアの建付調整 パート1
メンテナンス 〜 ドアの建付調整 パート2
オフ会レポート 〜 ドア落ち直しオフ |