ピアスボルトの装着
ピアスボルトを装着するときはねじゆるみ止め用接着剤(青)を使います。
作業上、ねじゆるみ止め用接着剤はナットに塗りました。
ナットに1滴塗って装着していきます。水っぽいので1滴で十分伸びます。
すべて手で仮締めしておいて、後で本締めを行います。本締めはホイールの脱着と同様に対角線上の順序で行うのが正しいと思いますが、ある程度対角線上で本締めしてから、締め忘れを防ぐため順番に締めました。
ナットには先の工程でラストップオイル(防錆スプレー)を施してあり、ねじゆるみ止め用接着剤とでナットが滑りやすいくらいに回りますが、この滑りが止まるまで締め付けます。
締め付けトルクはわかりません。わかっていてもトルクレンチは持っていないし信用できないので使いません。一番信用できるのは自分の腕です。自分の腕は最初にピアスボルトを外したときの重みを覚えています。その重み+αで締め付ければ完璧です。あとは接着剤とサビで固着します。
ピアスボルト34本とエアバルブ装着でホイール1本あたり30分です。
これでレストア完了です。