公開日:2007年9月11日
最終更新日:2017年11月13日

新品のようによみがえらせよう

BBS RSホイールのレストア(1)

How to Restore BBS RS Wheels

カテゴリー : メンテナンス

Y31シーマに限らずBBS RSホイール装着車に適用

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ホイール内側の掃除

ホイール内側の汚れは主にブレーキダスト

ホイール内側とは、インナーリムとディスク裏面(メッシュ裏側)のことです。
インナーリムとは、クルマに装着すると見えなくなる車両内側のリムのことです。

後々の作業は室内で行うので、粉の出る汚れ落としは先に屋外で落としておきます。

ここの汚れは主にブレーキダストで、他には油汚れ、バランスウエイトを貼り付けていた両面テープです。

バランスウエイトは両面テープで止まっているのでマイナスドライバーなどではがす

ブレーキダストの汚れはサビ同然なので、ラストリムーバーやアルミ復活洗浄剤などの薬品を使います。化学変化で(?)不思議なくらいキレイに落ちます。

しつこい汚れにはスポンジ研磨材 (マイクロファイン:#1200~1500)で水研ぎします。普通の耐水ペーパーよりも曲面に馴染むので作業がしやすいです。

油汚れは塗料用シンナーやレクトラクリーン、ピッチクリーナーなどの薬品で溶かして拭き取ります。固まっている油分はヘラで引っかいた後に薬品でキレイにします。

両面テープの糊跡ほどやっかいなものはありません。これもレクトラクリーンやテープはがし剤などを使います。すぐに乾いてしまう薬品は、ティッシュなどにしみこませてあてがうといいでしょう。

ホイール内側もカラー塗装する場合は、少し粗めの#400~800の耐水ペーパーで水研ぎしてもかまいません。

ピアスボルトのナットの周りも薬品でキレイになりますが、ここはピアスボルトを外してからでも遅くはありません。

右半分だけスポンジ研磨材(マイクロファイン)で水研ぎしてみたところ
中古ホイール屋さんで売られているホイールならこのくらいまで掃除してあるはず。
ピアスボルトのナットの周りはピアスボルトを外してから掃除する

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