ホイール内側の掃除
ホイール内側とは、インナーリムとディスク裏面(メッシュ裏側)のことです。
インナーリムとは、クルマに装着すると見えなくなる車両内側のリムのことです。
後々の作業は室内で行うので、粉の出る汚れ落としは先に屋外で落としておきます。
ここの汚れは主にブレーキダストで、他には油汚れ、バランスウエイトを貼り付けていた両面テープです。
ブレーキダストの汚れはサビ同然なので、ラストリムーバーやアルミ復活洗浄剤などの薬品を使います。化学変化で(?)不思議なくらいキレイに落ちます。
しつこい汚れにはスポンジ研磨材 (マイクロファイン:#1200~1500)で水研ぎします。普通の耐水ペーパーよりも曲面に馴染むので作業がしやすいです。
油汚れは塗料用シンナーやレクトラクリーン、ピッチクリーナーなどの薬品で溶かして拭き取ります。固まっている油分はヘラで引っかいた後に薬品でキレイにします。
両面テープの糊跡ほどやっかいなものはありません。これもレクトラクリーンやテープはがし剤などを使います。すぐに乾いてしまう薬品は、ティッシュなどにしみこませてあてがうといいでしょう。
ホイール内側もカラー塗装する場合は、少し粗めの#400~800の耐水ペーパーで水研ぎしてもかまいません。
ピアスボルトのナットの周りも薬品でキレイになりますが、ここはピアスボルトを外してからでも遅くはありません。