初代シーマに乗ろう サイトマップ

ホーム > 字光式ナンバーの光源変更(蛍光灯編)

公開日:2008年6月19日
最終更新日:2009年7月18日

ムラなくキレイに光るナンバーを目指して

字光式ナンバーの光源変更
(蛍光灯編)
(追加装備)


字光式ナンバー(奥行きのあるもの)装着車に適用


フロント字光式ナンバー

※この仕様は下記期間に適用しています。

 

適用期間

フロント 2004年10月〜2009年3月(約4年半)
リア 2002年6月〜2009年7月(約7年間)

車検・点検で指摘されたことは一度もありません。



これは、「明るい!」
の一言に尽きます。



概要

2002年6月、走行距離12.1万キロの頃、リア字光式ナンバーの光源を、これまでのEL式から蛍光灯式に変更しました。

フロント字光式ナンバーも2004年10月、走行距離16.8万キロの頃に変更しました。

 


仕様と目的(前回のEL式からどうしたいか)

●字光式ナンバーをもっと明るく均一に発光させる。
●視認性の向上と、字光式の美しさをアピールする。
●低消費電力化。
●寿命の延長。
●簡単に手に入る蛍光灯を使い、交換も簡単にできる。


キレイにムラなく光らせたい!

光源に採用したのは普通の蛍光灯。電器屋さんやホームセンターで売っている100V 8Wの直管蛍光灯(FL:Fluorescent Lamp)です。

光源に冷陰極管を使っている人がいますが、蛍光灯なら入手しやすく交換も簡単です。

蛍光灯の電源は、12Vで点灯できるユニットを使いました。


点灯ユニットについて

蛍光灯を使うに当たって一番気にかけなければならないことは、蛍光灯をどうやって点灯させるかです。市販のキットか既製品を使うことになるのですが、もちろん入力はバッテリー電圧の12V〜15Vでなければなりません。それから蛍光灯に3本線でつなげるか4本線でつなげるかで蛍光灯の寿命が変わってくるようです(店頭で見たキットの説明書きに書いてあった)ので、4本線で点灯させる既製品を選びました。
 


蛍光ランプユニット502332 12V 8W 最大入力:15V 購入価格:5,780円



購入した点灯ユニットは、蛍光ランプユニット502332です。トラックの行燈(あんどん)用です。トラック用品店に行ったときに見つけました。

8Wの直管蛍光灯が付いています。

少々お値段が高いと思いましたが、4線式で基板が小型なのでこれしかないと思いました。

この蛍光ランプユニットの蛍光灯と基板だけを愛車に移植しました。フレームは使いません。



ナンバーへの設置

ナンバー1つにつき蛍光灯1本で十分な明るさが得られます。奥に反射板を置くと明るさが増し、ムラも目立たなくなります。

蛍光ランプユニットから基板を外してナンバープレート内に取り付けました。
トランジスタは発熱するので放熱させるためにナンバープレート内の奥の板にビス留めしました。
 


蛍光ランプユニット502332の基板

 


蛍光灯用ソケットは小さいものを買いました。コードはハンダ付けし、ソケットは両面テープとビスで固定しました。

ソケットに蛍光灯を差し込んだときの長さは、ナンバープレート内の幅にピッタリです。

 


蛍光灯用ソケット 4〜8W用 ▽41-18143TE 1A-250V




8W蛍光灯設置例(フロント字光式ナンバー)




蛍光灯の種類と発色について

下表のように蛍光灯によって色に違いがありますので、変えてみて楽しむことが出来ます。発色については緑色のナンバーを透かしたときの色の見え方を書いています。

 

種類 メーカー 型番 説明
一般照明用 SATELLITE F8T5D 蛍光ランプユニットに付いていた蛍光灯
ライフ:7500時間。330ルーメン。
デイライト6500k

→電球と同じような発色。

消費電流は350mA。
National FL8W 白色 約300円

→電球と同じような発色

消費電流は約620mA(フロントにて実測)。
National FL8D 昼光色 200円〜340円

→電球と比べるとやや青っぽく発色
海水魚・無脊椎動物専用ランプ 「カリビアンブルー」 SUDO S-3408 「海底の青い世界を演出」
青い光は数万ケルビン

約800円

→ものすごく青っぽくなった。表現としては、青信号には青っぽいものと緑っぽいものがあるが、その青っぽい方よりも青い。
海水魚・熱帯魚・水草の観賞用ランプ 「オーシャンクリアー」 SUDO S-3508 「さわやかに澄んだ光」
快晴の天空光を再現したオーシャンクリアーは7800Kの涼しげでさわやかな光。
一般的な白色ランプにくらべはるかに澄んだ透明感のある青白い光は飼育水の清涼感をひときわ増大させる。
平均演色評価数(Ra)は80なので色の再現性を犠牲にはしていない。

約800円

→電球と比べるとやや青っぽく発色。色的にはこれが一番オススメ。

消費電流は約560mA(リアにて実測)。
ブラックライト 記録なし →暗くてわからない。




カラーフィルターで色を変えてみる

蛍光灯とナンバープレートの文字盤の間に、カラーフィルターを入れることで、"色"を演出できます。

色つき半透明のクリアファイルなどをカラーフィルターとして使います。

緑色のカラーフィルターを入れると、より一層緑色が濃くなります。
青色のカラーフィルターを入れると、青白っぽくなります。


光量アップに

蛍光灯の後ろに反射板を入れてみました。
 

■塩ビミラー シルバー 325×360×0.5 販売元:SAWADA PLATEC
 


反射板の取り付け。緑色に見えるのは路面が映り込んでいるから



これでナンバーの上も左右の端もムラなくそしてかなり明るくなりました。

鏡面側の表面には金属が蒸着してあるのだろうか、電気を通します。裏は通しません。この反射板は熱に弱いようで、長期間使用するとヒビ割れや表面の剥離が起こりました。


消費電力

フロントもリアも蛍光灯1本、合計2本分の消費電力です。EL式よりも多くなってしまいましたが、ノーマルの約1/5になりました。

同じ8Wでも蛍光灯のメーカー・種類によっても消費電力は変わるようです。データは、蛍光ランプユニットに付いていた蛍光灯(SATELLITE F8T5D)を使った場合です。
 

方式 消費電流 消費電力
蛍光灯式(2プレート) 0.7A 8.4W
EL式 (2プレート) 0.4A 4.8W
ノーマル (10W電球×2個×2プレート) 3.3A 40.0W



※2009年1月追記

消費電流を測定しました。テスター:サンワPC510
・フロントFL式字光式ナンバー(National 白 FL8W蛍光灯): 619mA(0.619A)
・リアFL式字光式ナンバー(SUDO S-3508 オーシャンクリアー 8W): 564mA(0.564A)
 

方式 消費電流 消費電力
蛍光灯式(2プレート) 1.2A 14.4W



※2009年3月追記
電源電圧ごとに消費電流を測定しました。
・蛍光灯: National 白 FL8W
・計器: 電圧計:METEX、電流計:サンワPC510
 

電源電圧(V) 12.0 12.5 13.0 13.5 14.0 14.5 15.0

消費電流(mA)

685 715 727 747 753 760 755

消費電力(W)

8.22 8.94 9.45 10.08 10.54 11.02 11.33




 


水槽用の蛍光灯(カリビアンブルー)を入れてみたら青すぎた



関連ページ

追加装備 〜 字光式ナンバーの光源変更(EL編)

 

ホーム | サイトマップ | このサイトについて | ご利用条件 | プライバシーポリシー
© 2004-2019 初代シーマに乗ろう実行委員会