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公開日:2005年11月20日
最終更新日:2013年9月9日


メーターの上がたれてきた

メーター上のたれ下がり
(メンテナンス)

Y31シーマに適用

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赤線部分がたれてきてしまうのだ

概要

1999年10月、走行距離7万8千キロの頃、メーター上のカバーみたいなものが段々と垂れ下がってきてメーターが見えにくくなったので、補修しました。

それまでに接着剤でなんとか補修しようと試みましたがダメでした。
最終的には、このページで紹介しているように、金属板とタッピングビスを使って無理矢理直しました。

なお、GLORIA CIMAさんもまったく同じ方法で補修しております。
管理人が教えたわけではありませんが、考えることは一緒なんですね。
GLORIA CIMAさんもこの方法でしか対処できないとお考えの上での補修だったのでしょう。
このことから有効な手段であると言えます。


症状

メーター上のカバーが剥がれて垂れ下がってきた。


原因

接着不良による剥がれ。熱や経年変化による変形。




メーターの周りに剥がれやすいツヤ消し塗装してあるのも原因かもしれない。
これだからいくら接着剤で補修しても剥がれてしまうのだ



費用

620円(金属板とタッピングビス代)


用意するもの

金属板(長さ300mm)1枚、タッピングビス(M4×20)数本、プラスドライバー(短いものや横向きになるドライバーが良い)、ドリル、キリ、塗料(ツヤ消し黒)、この他に抑え具としてカセットテープのケース2個

金属板は、「STRONG NO.55 黒 I-300B 421」を使用。ホームセンターやカー用品店で取り付けステーとして売られている物です。



トラスタッピングビス ステンレス M4*20
頭径:9.4mm  下穴径:2.7〜3.2o
株式会社八幡ねじ 約40本入で300円

長さは20mm

頭の大きいビスを使うと目立ってしまうばかりでなく、
コンビネーションメーターの脱着の際に邪魔になります。




修理手順

1.
あらかじめ取り付ける金属板とタッピングビスをツヤ消しブラックで塗装しておくと、取り付け後に目立たなくなります。

2.取り付ける位置に金属板を当て、タッピングビスを差し込む位置にキリなどでしるしを付けます。

垂れ下がってきているカバーの反りが強くてうまく金属板を当てられないときは、カセットテープのケースを立てにして当てがうと楽にできます。



カセットテープのケースで抑えるとちょうど良い
(接着剤で補修する場合にも有効)



3.しるししたところに下穴を開けます。
タッピングビスでのパッケージには「下穴径は2.7〜3.2o」と書いてありました。
ビスを揉む相手は金属ではないので小さい穴でも構わないと思います。
ドリルや刃がない場合は、キリをグリグリやって穴を広げても構いません。
充電式のドライバードリルやインパクトドライバーを使用する場合には、下穴を開けなくてもビスが入っていきます。
この際には、狭いので、ドライバーが横向きになるアダプターが必要になります。

4.
タッピングビスを入れていきます。
短いドライバーか横向きになるドライバーがあると便利です。





取り付ける金属板は写真の位置とし、メーター枠に重ならないように注意してください。
重なるとメーター枠が外せなくなります。

下から見上げると写真のように見えてしまいますが、普段はまったく気になりません。

 

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