リムの水研ぎ(塗装後の平面出し)
塗装後の表面のゴミ取りと凹凸を平滑にするためにペーパーをかけ、コンパウンドで仕上げます。 これは、ウレタンクリア塗装後、約1週間乾燥させてから行います。
庭で塗装したため表面にはゴミがたくさん付いてしまいました。また下地に使ったメタルプライマーの塗料の粒で凸凹しています。
ウレタンクリア塗装したので表面のザラ付きはありませんでした。
一度スポンジ研磨材(マイクロファイン)でリム全体を水研ぎします。すると、スポンジが当たったところだけ白く曇りますので、その曇り加減で表面の状態を見極めます。指先の感覚も頼りに、表面の凸凹を確認しながら#2000の耐水ペーパーに水を含ませながら平らにしていきます。表面の状態にもよりますが1ホイールあたり20分です。
スポンジ研磨材もペーパーも適度にちぎって使います。
ウレタンクリアが固いのかどうかわかりませんが、スポンジ研磨材(マイクロファイン)は1ホイールあたりスポンジ半分使ってしまいます。
ウレタンクリアは4回スプレーしたので、ペーパーがけしても問題ありませんが、アルミ表面が均一でない(アルミの一部分だけが盛り上がっている)場合は、塗膜が削れすぎてアルミの素地が出てしまいます。
研磨は必ず水をつけながら行います。水をつけるとペーパーの目づまりがありませんので作業がはかどります。水をつけないでやると研磨して出た粉が飛散して鼻や口から吸い込んでしまいます。
研磨すると表面が白く曇りますが、コンパウンドで仕上げればキレイになります。
リムのペーパーがけ後にコンパウンドで仕上げます。
ペーパーがけは#2000を使ったので表面の曇りがすごく、一度ピカールでコンパウンドがけしてから超ミクロンコンパウンドで仕上げました。
最後に塗料用シンナーで拭き取ればキレイになります。
1ホイールあたり15分です。