リムのプライマー塗装
リムはアルミがむき出しなので、このままではクリアを塗ってもがはがれやすくなります。アルミと塗装の密着性を高めるために下塗りを行います。
普通の塗装なら下塗りにプラサフ(プライマーサフェーサー)を使いますが、生リムのアルミ素地色を生かすためには透明な下塗り剤を選ばなければなりません。
使ったプライマー
- ソフト99 「メタルプライマー」 メッキやアルミ素材の部品用の下塗りクリア
ディスクをマスキングしてリムの部分のみプライマーをスプレーします。2回塗ります。1回で厚く塗ると白くなりますが乾けば透明になります。かならず10分程度あけて透明になってから2回目を塗ります。
ソフト99「メタルプライマー」は塗料の性質なのかゆず肌になりやすいです。
天候が悪かったせいか塗料の固まりみたいなものが吹き出して付着してしまいました。どうやらこの「メタルプライマー」は小さな部品用でアルミホイールのような大きな部品の塗装には向いていないようです。乾燥してもやや弾力がある塗料なのでペーパーはかけにくいですし、かけると曇りの原因になります。
別の下塗りとしてはソフト99の「ホイールカラー」のクリアを使うと噴射パターンも選べるのでキレイにスプレーできると思います。「ホイールカラー」はメッキやアルミ用に開発されたスプレーなのでアルミ素地に直接スプレーしてもはがれにくいはずです。
注意
- プライマー塗装前に必ず塗料用シンナーかシリコンオフで脱脂しておきます。リムの腐食が激しくて研磨しきれなかった深みに汚れが入り込んでいることもあるので、そこもキレイにします。