公開日:2007年9月11日
最終更新日:2013年12月8日

新品のようによみがえらせよう

BBS RSホイールのレストア(12)

How to Restore BBS RS Wheels

カテゴリー : メンテナンス

Y31シーマに限らずBBS RSホイール装着車に適用

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※このレストアではディスクの古い塗装を剥がさずに塗装しましたが、レストア後に古い塗装から剥がれてくることがあったので、古い塗装を剥離してから塗装することをオススメします。

ディスクの塗装

ふつうのクリア塗装後(思っていたほどツヤがない)

ディスクのシルバー塗装とクリア塗装をします。後の工程でウレタンクリア塗装するので普通のクリア塗装は必要ありませんが、塗っても差し支えありません。

ディスクを塗装しない場合は次の工程へスキップしてください。

養生後、シルバーを2回スプレー、普通のクリアを2回スプレーしました。


ディスクの塗装のやり方

1.缶スプレーの噴射パターンをタテにし、メッシュ側面の狭くて塗りにくい部分を外側と内側を別々に円に沿ってスプレーします(往復しない)。

赤矢印部分に目掛けて黄色線方向に移動しながらスプレーする
(※管理人は左利きなのでこのように移動した)

2.噴射パターンをヨコにして、缶スプレーを引きながらメッシュの側面の広い部分をスプレーします(往復しない)。

赤矢印部分に目掛けて黄色線方向に移動しながらスプレーする

3.噴射パターンをタテに戻して、ディスクの中心部をスプレーします(往復しない)。

赤矢印部分に目掛けて黄色線方向に移動しながらスプレーする
(※管理人は左利きなのでこのように移動した)

4.噴射パターンはタテのままで、ディスク表面を素早くスプレーします(往復しない)。

赤矢印部分に目掛けて黄色線方向に移動しながらスプレーする
(※管理人は左利きなのでこのように移動した)

これが1回の工程です。この1回は素早く行います。ちゃんと塗れているかどうかチェックしている暇はありません。ちゃんと塗れていなくても下地が同色なのと、2回スプレーするので大丈夫です。

2回目の塗装間隔は約10分です。

シルバーカラー塗装後
(逆さにしたバケツに載せて塗装した)
ホコリの付着を防ぐため、塗装後すぐに物置に入れた

自分が塗装した日は気温30℃で小雨が降って湿度55~60%でしたが、かぶらずに上手く塗れたと思います。

缶スプレーは残り少なくなってくると拭きムラや色むらが起きやすいので、残りの少ない缶スプレーは1回目に使い、2回目の仕上げ拭きは残りの多い缶スプレーを使うようにします。

ホイール裏側の養生はそのままに、リムの養生だけはがしてリムの塗装に移ります。

ディスクの中心部も塗装

下の画像は色の確認のため、センターキャップをわざとひっくり返しています。センターキャップの裏は塗装していないので元々の色です。この画像から、塗装した色とほとんど違わないことがわかります。これが「新品みたい」と言われるゆえんです。

BBS RSの元々の色と今回塗装した色とではほとんど違いが見られない
(イメージ確認のためピアスボルトは差し込んであるだけ)

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