公開日:2017年11月19日

ストップ/テールランプ用です

PHILIPS X-treme Ultinon LED 12899RX2
S25ダブル P21/5 12V Red 115lm

カテゴリー : その他

ストップ・テールランプにS25ダブル(P21/5)を使っている国産車に適用

PHILIPS(フィリップス)ストップ・テールランプ用LED 12899RX2を2セット購入

概要

愛車に装着しているストップ・テールランプ用LEDの紹介です。
従来の電球は電流が多く、それ故にランプソケットや球切れセンサーに不具合が生じていました。
バッテリーやオルタネーターへの負担を軽くするためにもLED化を考えて装着しました。
電球よりも明るく、消費電力の少ないPHILIPS(フィリップス)のLEDを選びました。

PHILIPS(フィリップス)ストップ・テールランプ用LED 12899RX2は、2個で1セット

仕様

タイプ : S25ダブル(P21/5)
定格 : 12V 2W(ストップ)/0.3W(テール)
色 : 赤
光束 : 115lm(ストップ)/15lm(テール)
品番 : 12899RX2
JANコード : 8727900384093
個数 : 2個入り
車検対応
3年保証

※従来品12899x2の後続商品

PHILIPS(フィリップス)ストップ・テールランプ用LED 12899RX2の発光部

装着してみて

●従来の電球(21W/5W)よりも明るい。

●光り方は電球そっくり。

●球切れ警告灯が点く。
LEDは消費電力が少ないためストップ・テールランプセンサーが球切れと勘違いします。センサーの出力をカットすることで点かなくなります。

●消え方が旧車に合わない。
LEDなのでパッと消えるのは今風で問題ないのですが、旧車乗りからすると安っぽく、つまらない感じがします。電球のような消え方になるように途中の回路を変更する予定です。

●テールレンズの明暗がよくわかってしまう。
これは愛車だけの問題なのですが、リアコンビネーションランプ(レンズのユニット)は右側だけ交換しているので、左右の明るさが違って見えてしまいます。

電圧ー電流特性

電圧を0.5Vずつ変化させて電流がどのように変わるか調べてみました。4灯まとめて点けたときに測りました。電流は実測値で、電力は計算で求めました。
1灯の場合は値を4で割ってください。公称の定格電力は1灯あたり2Wです。

電圧(V) 電流(A) 電力(W)
8.0 0.85 6.8
8.5 0.80 6.8
9.0 0.72 6.5
9.5 0.73 6.6
10.0 0.69 6.9
10.5 0.66 6.9
11.0 0.62 6.8
11.5 0.60 6.9
12.0 0.60 7.2
12.5 0.56 7.0
13.0 0.53 6.9
13.5 0.53 7.2
14.0 0.51 7.1
14.5 0.51 7.4
15.0 0.50 7.5
15.5 0.47 7.3
16.0 0.46 7.4
16.5 0.45 7.4

4灯点灯時の電流は約0.6Aとかなり少なめです。電球の約10分の1で済みます。電球より明るくてこの省電力なら買った甲斐がありました。
面白いのは、電圧が変化しても明るさが変化しないように制御していること。普通は電圧が下がると電流が減って暗くなるのですが、それがありません。電圧が低いほど電流が多く、電圧が高いほど電流が少ないです。電力をほぼ一定に保つ制御がされているようです。
各々の電流にばらつきがあっても明るさに違いはありません。

電圧が13.5Vのときの各々の電流値
テール(上)、ストップ(下)