ゴーという異音がした
パワステ ポンプの故障 (メンテナンス)
Y31シーマおよびY31セドリック/グロリアに適用
上のページへ
交換後のパワステポンプ(リビルト)
概要
2007年9月、走行距離22万キロの頃、エンジンルームからのゴーという異音が大きくなり、パワステポンプの交換で直りました。
症状
【初期症状】
1. エンジンルームからカサカサ音、シャリシャリ音がする。
2. バッテリーを新品に交換しても勢いよく始動しない。
【中期症状】
1.
エンジンを切ったときにいつもよりも早くスパッと回転が止まる。
2. 燃費が7km/Lから5km/Lにガタ落ちした。
【末期症状】
1.
エンジンルームからものすごいゴー音がした。
原因
パワステポンプの故障。回転部分の不良で、オイル漏れはなし。
解説
入院の約1週間ほど前からシャリシャリ音に気づきましたが、主治医にはそれがそれがどこだか判断できませんでした。
車内ではエアコンをONしていないのにONしている時のような風の音に聞こえていました。
エンジン回転を上げても異音はあまり変化しないので、パワステ系統かなと、でもハンドル切っても異常ないのでわかりませんでした。
余っているホースを聴診器代わりにすれば、すぐに異音発生箇所が特定できると思います。
急な下り坂で、2速でエンジンブレーキを効かせたときに症状が劇的に悪化がしたようです。
ゴーという大きな異音は、何かが摩擦しているような音です。
エンジンにとてつもなく大きな負荷がかかっているようだったので、30km以上も離れた整備工場まで自走するのは無理と判断し、レッカーを頼んで入庫させました。
積載車で運んだ
費用
請求金額:43,000円(税込み) |
民間整備工場 |
費目 |
コード |
作業内容および部品名称 |
記号 |
数量 |
部品代 |
技術料 |
|
|
エンジン異音 |
|
|
|
|
技 |
|
故障探求一式 |
|
|
|
4,900円 |
技 |
|
各部点検・ロードテスト |
|
|
|
|
|
パワステポンプ不良 |
|
|
|
22,400円 |
部 |
GR492-71V15? |
パワステポンプ(リビルト) |
交換 |
1 |
12,000円 |
部 |
49717-71V15? |
パワステホース |
交換 |
1 |
1,990円 |
技 |
|
エアーダクト |
脱着 |
|
|
技 |
|
エンジンフロントカバー |
脱着 |
|
|
|
|
税込み請求金額から端数値引 |
|
|
△354円 |
※パワステポンプはリビルト品。JRCジャパンリビルト(株)JRC製造番号:8219826。出品者は同一市内だった。
※パワステポンプの純正部品番号は49110-71V15(Y31シーマ後期VG30DET)。約63,300円。
※パワステホースはコントロールバルブホースアッセンブリー。パワステポンプとリザーバタンクにつながっているホース。
※部品の入荷はパワステホースの方が時間かかった(約1週間)。このため入院期間は約1週間。
※エンジン異音として入庫したため技術料が余計にかかっている。ディーラーなら無料でやってくれるはず。
※レッカーは積載車で移動距離約34km。自動車保険のロードサービス適用で無料。 |
パワステポンプはリビルト品ですので、いままで使っていたものは送り返されてしまいました。
主治医がパワステポンプを手で回したら、回ることは回るが、やはりジャリジャリと引っかかるような音がしたそうです。
退院後
パワステホースが折れ曲がっているのを発見しました。整備後も各部点検して欲しいです。
新品に交換したホース
パワステホースが急カーブで折れ曲がっていた→自分で直した
上のページへ
関連ページ
メンテナンス 〜 パワステの故障
|